国立大学法人 愛知教育大学 大学案内2018
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私が担当している「視覚障害者心理・生理概論」では、眼の仕組みや視機能などについて学び、どのような教材・教具が見やすく使いやすいのか、また触覚や聴覚の感覚特性を学び、視覚に頼らない授業づくりについて考えます。本課程の特長は、五つの障害領域の特別支援学校教諭免許状が取得できることです。視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、病弱者(身体虚弱者を含む)のすべての障害領域を網羅することによって、子どもたちがどのような障害状況であっても、そのニーズに耳を傾け必要な環境整備や指導ができる教師の育成を目指しています。積極的に子どもたちと触れ合い、特別支援教育について理解を深めてください。障害のある子どもたちの個性を引き出せる教師になる。私の弟が障害者ということもあり、小さい頃から障害のある子どもたちとかかわってきました。特別支援学校の素晴らしい先生方との出会いをきっかけに「いつかこういう先生になりたい」と特別支援学校教員養成課程に入学しました。授業で印象に残っているのは、アイマスクを装着して物や点字に触り擬似的に視覚障害を体験し、視覚障害者に向けた模擬授業を考える授業です。自分で実際に体験することで、どのような授業を行うべきか具体的に考える機会になりました。また、動作法やプレイセラピーなどの発達支援活動、施設や学校で行うボランティアなどに参加し、実際に障害のある人たちとかかわることで将来に役立つ実践力を学んでいます。保護者の方や現場で働いている先生方からお話を伺うなど、授業では学べない知識を学ぶ機会も多くあります。同じ志の仲間とともに切磋琢磨し、将来は子どもたちの個性を引き出せるような教師になることが目標です。特別支援学校教員養成課程 3年五つの障害領域を網羅した学びで子どもたちの個性に応える。担当科目 / 視覚障害者心理・生理概論、視覚障害者のアセスメント、 特別支援教育基礎論 など  専門・研究分野 / 視覚障害心理学相羽 大輔助教多様性を理解し、子どもの個性を見つめる特別支援学校教員養成課程30名46

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