国立大学法人 愛知教育大学 大学案内2018
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コミュニケーションツールとしての“日本語”の教授に挑む日本語教育選修[新設選修]NEWNEW日本語教育選修は、「日本語が母語でない人たちを対象とした教育」について学ぶところです。日本語教育といっても、実は広大な裾野を持っています。日本語教育学だけでなく、言語学、日本語学、コミュニケーション学をはじめとする多くの学問分野が含まれるのです。これらの学問が築いてきたことを基礎として、さらには分野の垣根を越えて、日本語だけでなく、ことば・コミュニケーション・日本・異文化など、現在の私たちを取り巻くさまざまな事柄、問題について考えていきます。授業だけでなく、ボランティア活動や、国内外での実習・研修を通じて、大学周辺の地域に根差した問題から、グローバル社会を取り巻く今日的な問題までを考える機会を提供したいと思っています。大学の教員は、教育の機会を与えるだけの存在ではなく、学生とともに謙虚に学び、考え、成長する存在でもありたいと思います。ともに学ぶ若い皆さんを待っています。コミュニケーションが広がる日本語の魅力を伝えられる人に。担当科目 / 言語科学研究、日本語教育研究、異文化コミュニケーション論、異文化理解教育論 など  専門・研究分野 / 言語学北野 浩章教授日本語教育って?QQQAAA&&&日本語の教員は何カ国語もの外国語をマスターしないといけませんか?多言語を学ぶ必要はありません。(共通科目として英語、英語コミュニケーション、初習外国語は受講します。)本選修では、日本語を用いて日本語を指導する技術や方法を学びます。なぜ今、日本語教員が必要と言われているのですか?現在、日本はグローバル化が進み、外国人の子どもの教育環境の整備が求められています。外国人の子どもは日本語が話せないことや、文化の違いによるトラブルに巻き込まれることも少なくありません。教員は他国の文化の違いを理解し、共生社会に向けた学級づくりを進めていくことが大切になります。本学では、日本語の教育方法だけではなく、習得における環境整備も行うことができる日本語教員の育成を行っています。外国にルーツを持つ子どもに対する日本語教育の重要性を教えてください。外国にルーツを持つ子どもは、日本語だけでなく、母国語も十分に話せないという事例は多く、それにより学校教育についていくことができない子どもも増えています。今後ますます増えるであろう在日外国人に対し日本語教育を行うことは、これからの日本の教育社会において最重要課題となるでしょう。本学はその社会を牽引できるリーダーとなる素質を備えた日本語教員を輩出する環境を備えています。初等教育教員養成課程20名52

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