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学長トピックス 2008年7月号

7月12日(土)愛知学長懇話会に出席

第52回の表記の会が名古屋学院大学白鳥学舎で開催され、出席しました。白鳥学舎は2007年4月に開校したもので、敷地2.2万m2、延べ床面積2.5万m2、建築面積6,200m2、講義室や研究室の入っている建物は8階建てのきれいな建物でした。名古屋市の国際会議場や白鳥公園を借景とし、東側には堀川が流れ、水辺の校舎の趣がありました。総工費は約60億円とのことです。

さて、懇話会加盟大学は、愛知県内の4年制大学で、その数はこの4月で丁度50大学に達したとのことでした。私学で理事長と学長が会員の大学もあり、会員数は58人、また特別会員として神田愛知県知事、松原名古屋市長の名前がありました(欠席)。組織の大要は十分理解できていませんが、世話人は名古屋大学総長以下、名工大、県立大、愛知学院などの私学9大学の12大学で構成されています。代表幹事は、名大・県大・日福大の3大学長です。事務局は、日福大です。この日の出席者は、約30人くらいだったでしょうか。

2008年度の教育交流・連携事業の報告があり、既存講義の開講では46大学387科目423コマで、多い大学は南山、名古屋、県立大、名市大、中部大です。また出願状況は、33大学221人で、多い大学は愛知、南山、椙山の各大学です。受け入れでは32大学347人で、これは名古屋、東海学園、南山が多い大学です。また、「なごや環境大学実行委員会連携事業」である「コーディネート科目」は「21世紀のデザインと人間教育」をテーマに、名市大で開催されています(毎週金曜日夕方)

今回、新会員(この4月に学長に就任)として紹介されたのは、私以外に、榊佳之豊技大学長(分子生物学)、内田高峰愛知工科大学長(有機合成化学・化学教育)、佐々木直修文大学長(法学)、野淵龍雄椙山女大学長(教育学)、M.カルマノ南山大学長(教育課程論)、渡邊英夫日赤豊田看護大学長(神経内科学)、小川侃人間環境大学長(哲学)、野村隆英藤田保健衛生大学長(薬理学)の9人でした。中でも、小川学長は、広島大学にも勤務されたことがあり、広島での思い出などを懐かしく語り合うことができました。この会の後、氏の著書である「環境と身の現象学-環境哲学入門-」(晃洋書房2004年刊)を贈っていただきました。

7月25日(金)晋州教育大学校(韓国)Jung学長らが本学を訪問

写真その1

本学の協定校の一つである、韓国晋州教育大学校のJung, Bo Joo(鄭寳柱)学長、Lee,Jae Inn大学院長、Lee,Jae-Hyeon(李宰賢)学生處長、何度もお目にかかっている孔先生の4人が本学を訪問され、学長、佐藤教育担当理事、村松学生担当理事、冨岡局長、山根教員(家政教育講座)、江島教員(情報教育講座)、稲吉交際交流室長、中島国際交流係長が会見しました。

韓国でも法人化の動きや大学の統合の話があり、46国立大学がこぞって法人化に反対していることなどの話がありました。それを受けて、本学からは、この4年間の法人化後の日本の国立大学の状況を説明し、活発な意見交換を行いました。結局、14時40分から16時まで議論が続きました。

写真その2

また、先方からは著名な陶芸家である金南珍さんの著書「千年の魂 高麗茶碗」とともに氏の作品の抹茶茶わんをいただきました。また、夕方には、本学に滞在中の金先生も加わり、懇談と夕食のひと時を過ごしました。通訳は、孔先生と山根教員に行っていただきました。

写真は、前列右から鄭学長、松田、李大学院長、後列右から冨岡事務局長、李学生處長、佐藤理事、孔先生、村松理事、山根教員。上の写真は、贈物の陶芸家金さんの九龍窯の作品。

7月28日(月)・29日(火)の両日、大学説明会を開催

写真その3

28日と29日の両日、2008年度大学説明会(オープンキャンパス)を開催しました。暑い中、たくさんの受験生、高校生や保護者の方に参加いただきました。午前中は、10時半に開会し、2階席までぎっしりの本学講堂で、間渕入試課長の司会のもと、私の挨拶の後、村松理事の概要説明がパワーポイントを使って、行われました。

私の挨拶では、来春には本学が創立60周年を迎えること、本学が教育大学として歴史と伝統を有する大学であり、卒業生が4万人を超え、新課程の卒業生も1987年の総合科学課程創立以来5千人を超えることをお話ししました。また、本学の教育理念である「平和で豊かな世界の実現に寄与しうる人間の教育を目指す」ことと「かきつばた」を中心に置いた本学のロゴの象徴である「人の和」や「調和」について説明しました。そして、来春の入学式でぜひ再会したいことなどを訴えました。

写真その4

村松理事の説明はわかりやすく、コンパクトに本学の特徴を強く訴える内容でした。

あとはクラブ紹介のお話がありました。午後からは施設見学会、各課程、選修、専攻、コースなどに分かれ、その紹介のイヴェントが行われました。参加者には満足いただけたのではないかと思っています。

両日で2,828人の参加者があり、これまでで一番多かったと聞いています。

29日には、大学院教育学研究科、教育実践研究科(教職大学院)の説明会も行われ、現職教員17人、社会人18人、学部学生78人で計113人の参加者がありました。ここでは、教育学研究科の各専攻代表及び教職大学院の専攻代表から、専攻の特色等について説明がありました。

運営費交付金の効率化係数1%を3%に変更と本学の対応

7月23日夕方、国立大学協会の早田専務理事から、各国立大学長宛のメールが、本学にも届きました。「平成21年度概算要求基準において国立大学運営費交付金を3%削減するとの政府部内での動きに対し、別添の通り、緊急アピールを作成し、文科省、文部記者会等に手交しました」との知らせでした。迂闊にもこうした動きがあることを、まったく知りませんでしたし、国大協の機敏な対応に感謝もしました。1%の効率化係数で、毎年100億円超の基盤的経費に充当される運営費交付金が減額されています。これは、愛教大に交付される交付金の2倍強です。毎年愛教大の規模(職員640人、学生4,000人、附属学校生徒 3,500人)の大学が2大学程度潰れることになります。したがって、これまでの5年間で、日本から教員養成系11大学全体の運営費交付金が削減されることに相当します。

これが一挙に 3%になることは、もちろん努力はしていますが、外部資金が獲得しにくい大学にとっては大変なことです。本学でも他の大学と同様、基金を立ち上げて募金活動を行っていますが、なかなか思うようには集まりません。日本には、「寄付」という「文化」が根付いていないこともあるでしょうが、それにも増して、「教育」という「文化」を支えることや本学の必要性や重要性が広く市民の間に認識されていないことが、もっとも大きな理由と、自戒し、多くの方々から支持されるような大学にしていきたいと固く決意しています。

さて、運営費交付金の問題に戻りますと、上記の閣議決定が、声明を公表した翌日の29日にされました。これは平成21年度の予算策定のためのシーリング基準ですので、今後は、文部科学省の対応に移っていきますが、それにしても、国立大学にとっては、大変重要な決定がなされる1週間前になってわかるという状況でした。7月26日朝日新聞は「各省庁の裁量で予算要求する政策的な経費では、2008年度まで続けてきた公共事業費3%、防衛費1%、国立大運営費・私学助成1%などの削減幅に加え、2%を追加削減。この「深掘り分」を重点化枠の財源に充てる。」と報じています。これが概算要求基準との絡みで運営費交付金の削減に言及した最初の記事だと思います。今後とも、教育や教員養成には国の支援が欠かせないことを含め、愛知教育大学への支援を訴えていく決意です。ご支援お願いします。

総会では、教育振興基本計画で、高等教育への公財政支援を0.5%から1%(OECD平均は1%です。)にあげることなどを要望する緊急アピールを採択しました。これは、安西慶大総長、郷お茶大学長など4人の中教審大学分科会メンバーの方々の要請にも応える形になっています。

本学陸上部が愛知及び岐阜陸上競技選手権で活躍

陸上部顧問の筒井教員(保健体育講座)からの知らせによれば、7月19日(土)と20日(日)に瑞穂陸上競技場で行われた愛知岐阜陸上競技選手権で、本学陸上部学生が活躍しました。3位以内の入賞者は以下のとおりです。

  • 男子400H 西淳史(体育4年)優勝
  • 女子200m 木南洋子(体育4年)優勝
  • 女子三段跳 森あさか(体育4年)優勝
  • 男子三段跳 松藤真(体育1年)2位
  • 女子ヤリ投 東野麻衣(体育2年)2位

また、岐阜陸上競技会では、女子棒高跳びで、渡邊みなみさん(体育3年)が優勝しました。