大学紹介

HOME > 大学紹介 > 学長からのメッセージ : 学長室だより > 学長トピックス 2009年1月号

学長トピックス 2009年1月号

2009年の仕事始めで、年頭あいさつを事務職員に行いました。学長としての初体験でした

年頭あいさつ

南部、小林、益川、下村さんのノーベル賞受賞以外、あまりいい話のなかった2008年も終わり、2009年の年が明けました。2009年と言えば、ガリレオが手作りの望遠鏡で木星に衛星4個を観測したり、黒点の動きから太陽の自転を観測した、その年から400年にあたることから、世界天文年としての様々なイベントが予定されています。また、進化論で知られるチャールズ・ダーウィン(英)は、今から200年前の2月に生まれています。「ポアンカレ-予想」(1904年)をだした、アンリ・ポアンカレ(仏)が「科学と方法」を書いてから、100年目に当たります。こうした様々な記念の年になるわけですが、昨年の暮れには2009(平成21)年度予算の内示がありました。その中で、国立大学運営費交付金の効率化係数による削減が1%で済みましたが、それでも総額118億円が減額されており、その額は、愛知教育大学がいただいている運営費交付金の2倍に当たる額です。

新しい年に向けて、愛知教育大学としてどういう課題があり、学長として何に取り組むのかなどを職員の皆さんに訴えたつもりです。教授会が1月28日(水)に開催されましたが、そこでも同趣旨の話を最初に時間をいただいてお話ししました。

お時間があれば、ぜひ「2009年年頭挨拶」をご覧ください。

愛知教育大学と記者懇談会について

本学では、毎月一回、教育研究評議会(水)のあった翌日の木曜日に、大学のある地元刈谷市や豊田市の各新聞社の支局、あるいはケーブルTV、地元のホームニュースなどの記者の方々に、大学においでいただき、「記者懇談会」を開催しています。

愛知県は、大きく地域としては「尾張」と「三河」の二つに分けられます。この二つの地域の境界が、大学の近くを流れる境川で、衣浦湾に注ぎます。

愛知教育大学は、この境川の左岸、東側にあり、川を渡れば桶狭間の戦いで有名な豊明市です。したがって、愛知教育大学は三河に位置しています。織田信長や豊臣秀吉は、尾張の生まれ、徳川家康は三河の生まれです。この三河は、また西三河と東三河の二つに分かれます。矢作川(やはぎがわ)流域までが西三河に入ります。この西三河の刈谷市に愛知教育大学はあります。国立大学は、尾張には、名古屋大学と名古屋工業大学(いずれも名古屋市内)、西三河に愛知教育大学(刈谷市)、東三河に豊橋科学技術大学(豊橋市)があります。愛知県内の国立大学はこの4大学ですが、総合大学は名古屋大学、あとの3大学は、いずれも単科大学ということです。

話が脱線しましたが、現在来ていただいている報道各社は、朝日、中日、毎日、読売の新聞社、それに地元刈谷のホームニュース、それに地元ケーブルTVのKATCH―これは、刈谷・安城・高浜・知立・碧南の5市の頭文字をとったものと聞いています―です。

毎回、大学の行事や出来事、学生さんの活躍や教員の研究などをお伝えしています。こうした記者の方々も転勤がありますので、せっかくお近づきになっても、転勤で替わられるので、それが残念ですが、いろいろなお話もすることができ、大学にとっては本当にありがたいと思っています。

大学入試センター入試が無事終わりました

今年も入試の季節がやってきました。大学入試は、大学にとって最も重要なことの一つです。大学入試センター入試は、今年度の志願者は全国で約54万人でした。最大だったのは、2003年のセンター入試だったと記憶していますが、このときは、60万人の受験生でした。それから、6万人減少していることになります。利用大学は82国立、74公立、487私立の計643大学です。都道府県別受験生をみますと、愛知県では3.5万人、これは東京の7.5万人に次いで、全国2位の数です。愛知県では、343人志願者が昨年に比べ増えています。これに大阪の3万人を加えれば、東京・愛知・大阪で、約14万人となりますので、25%強がこの3都府県の志願者ということになります。本学の受験者数は、2930人(県内志願者の8.3%)で、名古屋大学の6660人に次いで2番目の規模となっています。お隣の三重大学の受験者が3290人ですので、ほぼ三重大学と同規模の志願者をお世話していることになります。県内国立4大学では、約1.3万人(県内志願者の約37%)の志願者に受験いただいていることになります。

大学の事務職員や入試委員の先生方は、試験会場の設置や試験本部の準備などで、2日間フル回転です。センター試験当日は、事務職員の方は7時集合、監督の先生は8時40分に集合して、試験開始に備えます。第1日目は英語のリスニング試験があって、再開テストが、大学会場で2人、附属高校会場で1人、刈谷高校会場で1人の計4人でした。全国では249人とのことです。2日目は、附属高校会場と刈谷高校会場は、月曜日から授業がありますので、すべて持ち込んだものを撤収しなくてはなりません。職員の人たちは、本当に大忙しです。会場の後片付けが終わるのは9時近くなります。

西三河地区には大学も少なく、受験生の便をはかることが最優先ですが、負担が大きい分何とかならないのかな、と工夫することも忘れてはならないと思っています。

とはいえ、何事もなく無事に終了したのが何よりでした。また、2月25-26日には、本学の個別試験のうち、前期試験が予定されています。また3月12-13日は後期試験です。しばらく、気を緩めることのできない緊張の日々が続きます。

免許状更新講習のe-learningで、4大学共同の記者会見

記者発表

かねてから、金沢大学、東京学芸大学、千歳科学技術大学と本学との間で、来年度から実施予定の免許状更新講習でのe-Learning版を検討してきましたが、正式に文部科学省の認可もおり、実施することになりました。そこで、4大学の学長と実施責任者が文部科学省に集まり、このことを1月22日に記者発表しました。会見は、基幹大学である金沢大学中村学長の挨拶に始まり、同大学樫見理事と鈴木教授が詳細について説明しました。この取り組みは、4大学の頭文字をとって「KAGAC」としました。取り組みの詳細は、KAGACホームページをご覧ください。2月6日から、受講者の募集を始めます。(写真は当日の記者会見の模様。右端が筆者)

会長挨拶では、梶田兵教大学長から、教職大学院学部直進者に対する様々な措置について、協会として都道府県教育長協議会と懇談の場を持ちたいこと、質保障としての評価機関(専門職大学院は、設置後5年間に一回認証評価を受けることが義務化されている)の立ち上げや、お互い協力し合いながら質を上げるためのシンポやFDの具体化を図るなどの抱負が述べられました。