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2015年3月2日 全学FD「デジタル化する学習支援とポートフォリオ」を開催

2015年04月14日

3月2日(月)13時30分から第一共通棟201教室において,大学教育研究センターFD・学習支援部門主催による全学FD「デジタル化する学習支援とポートフォリオ」を開催しました。

nt138_fd01_140409.jpgあいさつする後藤学長

水川敬章助教(大学教育研究センター,国語教育講座)の司会で,後藤ひとみ学長による開会あいさつの後,江島徹郎准教授(大学教育研究センター,情報教育講座)による趣旨説明がありました。第一部のシンポジウムでは,龍昌治氏(愛知大学短期大学部教授)が学習支援システムの現状と問題点に関する報告,江島准教授がそれをふまえて,本学における現状と問題点に関する報告を行いました。

第二部のワークショップでは,江島准教授の指導のもと,参加者にMoodleを使ったe-ラーニングシステム「Kakitsubata」を体験してもらいました。(Moodleは学習支援システムを構築する無料ソフトウェアで,この種のソフトウェアでは世界で最も多く利用されています。)江島准教授は2004年から10年以上,Kakitsubataを運用した実績を持っています。ワークショップでは参加者全員にタブレットPCが配布され,Moodleを使った学習支援を体験しました。

nt138_fd02_140409.jpg龍教授による報告の様子

第二部終了後,小谷健司大学教育研究センター長(数学教育講座教授)による総括コメント,野田敦敬副学長による閉会の辞がありました。終了後,参加者全員に配布されたクリッカーにより,アンケートを実施しました。(クリッカーは双方向の授業を実現する機器で,小テストやアンケートの回答結果をリアルタイムに表示することができます。教育創造開発機構が管理し,本学教職員に貸し出しています。)参加者は本学教職員30人,学生3人の合計33人でした。
第一部,第二部とも参加者から質問や意見が活発に出され,教育におけるICT機器の可能性を考察する良い機会となりました。

(大学教育研究センター長 小谷健司)

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