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2015年11月12日 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課川﨑拓磨係長と意見交換会を実施

2015年12月18日

11月12日(木),文部科学省初等中等教育局特別支援教育課の川﨑拓磨発達障害企画係長(併)発達障害支援係長が来学され,愛知教育大学学校教育臨床専攻大学院生,特別支援教育特別専攻科学生,教員有志らと,今後の学校現場の変革を見据えての発達障害支援行政について意見交換会を行いました。

川﨑拓磨係長による話題提供川﨑拓磨係長による話題提供

昨年度に引き続き,発達障害教育支援行政の指針を学ぶ機会を得ることを目的とした講演が実現しました。

まず,菅沼教生理事(研究・附属学校担当)・副学長,白石薫二理事(総務・財務担当)・副学長・事務局長と特別支援教育の現状や本学の取り組みについて意見交換を行いました。「発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業」の本学採択プロジェクト3件とも,平成27年度最終年度を迎えており,今後の特別支援教育の在り方や本学の役割についても議論が及びました。

熱心に語る川﨑拓磨係長熱心に語る川﨑拓磨係長

その後,教育未来館での講演となり,はじめに,川﨑係長から「発達障害教育支援行政について」というテーマで,学校・教職員に関する基本データや発達障害支援をめぐる我が国の動向についてパワーポイントを用いながら説明がありました。次に,今後文部科学省行政としては,従来の学校組織の転換が図られ,教員以外の専門職の導入が進むこと,なかでもスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーほかの支援職の導入が一層進められることなどの見通しが解説されました。

その後,フロアからの質問タイムとなり,教育現場で役割を果たすために重要なことは何かといった活発な意見交換が行われました。

最後に,川﨑係長が「児童生徒の指導に直接かかわる教職員が,発達障害支援教育において重要な役割を担っています。将来スクールカウンセラー等として活躍されることを期待しています。そのためにも,教員との協働体制を築き,地域社会にも寄り添い,頑張ってください」と,激励の言葉で意見交換会を結ばれました。

(高度教員養成支援課 教育臨床係長 長谷川由香)

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