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2015年12月18日 愛知県ユネスコスクール指導者交流会を開催

2016年01月18日

12月18日(金),ウインクあいちにおいて,本学,文部科学省および中部大学の主催による「愛知県ユネスコスクール指導者交流会」を開催しました。

岩本氏の講演の様子岩本氏の講演の様子

本交流会は,文部科学省の「日本/ユネスコパートナーシップ事業」により,ユネスコスクール活動支援の一環として,県内の加盟校における情報共有および交流を深めることを目的に企画したものです。

後藤ひとみ学長から,「ESDは,子どもたちの将来を見通していく上で大事なテーマであり,未来を担うのは子どもたちです。先生方は,指導者として,今後もよりよい実践にご尽力いただけるとありがたい」とあいさつがあり,引き続き,千葉大学エグゼクティブ・アドバイザーの岩本 渉氏から,「これからのESDとユネスコスクール」をテーマに講演がありました。

休憩後,ユネスコスクール実践発表として,岡崎市立男川小学校 稲垣裕子教諭,名古屋市立愛知小学校吉村恵美教諭,本学附属名古屋小学校 祖父江恵栄養教諭,本学附属岡崎中学校 安藤雅也教諭,中部大学第一高等学校 村上哲也教諭より,教科学習,国際理解,食育など各学校のESD活動の発表がありました。

意見交換会の様子意見交換会の様子

続いて,中部大学 宮川秀俊教授がコーディネーターを担当し,5人の実践発表の先生方を交えて「魅力的な教材開発」をテーマに意見交換会を行い,「ESD活動のテーマ設定の背景」「ESD活動の実施上の課題等」「ESD活動の今後の進め方・発展」について,各学校の状況が紹介され,参加者との質疑応答も行われ,ユネスコスクール間の交流の場として有意義な会となりました。

最後に,白井正康理事(連携担当)が,「普段の授業の中で,どうやってESDの理念を子どもたちに伝えていくのか,その考え方をどう教材に生かしていくか,学校というシステムの中でどういったカリキュラムを作り上げていくかが大事であり,ESDの学びのネットワークを広げていくことが,さらなるESDの発展につながるものと思います」と総括され,交流会を終了しました。

(研究連携課 副課長 前川由光)

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