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2016年1月10日~18日 カンボジア教育実地研修および報告会を実施

2016年03月09日

1月10日(日)~18日(月),清水秀己国際交流センター長はじめ大学教職員,附属学校および県立高校の養護教諭ら10人,学部・大学院の学生14人がカンボジア教育実地研修に参加しました。

学生のグローバル化を目指すため,名古屋大学,三重大学と本学の3大学連携事業の一環で,カンボジア国立教育研究所(NIE)の協力のもと,「子どもの成長調査」と「子どもの成長測定普及のためのワークショップ」を実施しました。

小学校での身体測定の様子小学校での身体測定の様子

身体測定は,身長計(三角定規,メジャー等で手作りのもの)や体重計などを使って行われました。

プノンペンでの3日間は,NIEのソバンナ所長(本学大学院修了生)への表敬訪問およびワークショップ開催,NIE附属小学校とチャトモック小学校での身体測定,トゥールスレン博物館見学を行いました。

また,今回は初めて,NIEの高校教員を目指す55人を対象に,ワークショップを行い測定訓練が行われました。参加者からは,ぜひ学校で実践していきたいというコメントが寄せられました。

教育省長官との記念撮影教育省長官との記念撮影

カンボジア教育省では,清水国際交流センター長らがキム・セタニー長官を訪問し,昨年からの調査結果を報告すると,長官から学校給食を出している小学校との比較について要望がありました。プノンペンでの調査終了後,飛行機でシェムリアップに移動し,滞在中の4日間は,PTTC(初等教員養成校)訪問・学生との交流,アンコールクラウ小学校での身体測定,バイヨン中学校での開校記念式典の参加・カンボジア教育現状のレクチャー,バイヨン寺院・アンコールワットの遺跡見学など多くの研修が行われました。

アンコールワット遺跡の前でアンコールワット遺跡の前で

帰国後は,2月22日に研修報告会が開催され,参加学生から,今回の活動内容や学んだことなどについて,活発な報告がありました。この実地研修は平成28年度も実施される予定です。

(高度教員養成支援課長 伊藤純一)

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