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2016年6月22日 教育臨床カフェ「発達障害の世界 のぞいてみませんか?」を開催

2016年07月06日

「利き手と反対用のはさみを使う」課題について説明する三谷聖也准教授「利き手と反対用のはさみを使う」
課題について説明する
三谷聖也准教授

2016年4月に障害者差別解消法が施行され,障害のあるひとたちの社会参加を妨げている社会的障壁の除去の推進が求められるようになりました。発達障害は周りから見えにくい障害なので何が障壁になっているかなど,とても分かりにくいという問題があります。このような問題意識から,疑似体験によって発達障害を理解するための研修会が企画されました。

6月22日(水)午後2時から本学教育交流館にて,発達障害の疑似体験ワークショップ「発達障害の世界 のぞいてみませんか?」を開催しました。講師は本学大学院准教授の三谷聖也,参加者は学生23人,教職員3人,一般4人,報道関係4人の計34人。

利き手と反対用のはさみを使った後,利き手用はさみを使用,この違いを体感した利き手と反対用のはさみを使った
後,利き手用はさみを使用,
この違いを体感した

講師から発達障害支援に関する考え方が示されたのち,参加者は発達障害の疑似体験にチャレンジしました。具体的には,手先が不器用な子どもを想定した利き手用と反対用のはさみを使って複雑図形を切り取る課題,視力は問題ないが視界が狭い子どもを想定した筒を通して文字を読む課題,言葉からイメージを思い浮かべることが苦手な子どもへの支援を想定した「見える化」による支援などに取り組みました。参加者からは「図形の切り取りが思うように進まずに情けなかった」「分かりやすく伝わるよう,言葉をイメージに換えた見える化の大切さが分かった」などの感想が語られました。

「視野が狭い」という発達特性について体験「視野が狭い」という発達特性に
ついて体験

今回のような疑似体験は,発達障害児者のこころの世界に近づくための有用な学びです。今後も発達障害に関して当事者の側から理解するための研修会が増えていくことが望まれます。

(教育臨床学講座 准教授 三谷聖也)
(高度教員養成支援課 教育臨床係 長谷川由香)

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