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平成30年度9月卒業式にて学長告示を行いました。

2018年9月28日(金)

本日,大学の卒業,大学院の修了を迎えた皆さん,おめでとうございます。
また,物心両面から,皆さんを支えてこられたご家族,並びに指導の先生方に心よりお祝いを申し上げます。

本日は,教育学部5名,大学院教育学研究科・修士課程1名,合計6名が学士や修士の称号を授与されることになりました。皆さんの新たな旅立ちにあたり,愛知教育大学を代表して心よりお祝い致します。

さて,大学卒業まで,あるいは大学院修了まで過ごした愛知教育大学での学生生活はいかがだったでしょうか。

この数年を振り返ると,様々な出来事がありました。制度面では,消費税8%の導入,マイナンバーの開始,18歳の選挙権の施行などが挙げられます。
喜ばしい話しでは,富士山や富岡製糸場が世界文化遺産になり,北海道新幹線が開通して日本列島がより速いレールでつながりました。
哀しい話しでは,御嶽山の噴火,豪雨による洪水や土砂崩れ,多発する地震など,自然の猛威に多くの命が失われました。

ところで,毎年,9月に卒業・修了する人は10名前後います。留学をしていた人,病気をしていた人,学費のために就労していた人,進路に悩んでいた人など,その背景は様々です。
皆さんにどんな背景があったとしても同じです。大事なことは,これまでに何を学び,その学びをどう生かしていくのかということです。
大学での学びや,それに対する評価は,ともすれば「知識の定着」や「記憶の再生」を重視したものだったかもしれません。しかし,明日からの実社会で求められるのは,第一に人と和する力であり,第二に考えたり,応用したりする,いわゆる「生きていくための力」です。

厚生労働省から出されている生命表によると,大学を卒業する22歳程度の人の余命(よめい)は,男性は平均61年余り,女性は平均67年余りです。時間はたっぷりあります。これからの60年以上をどう生きるのか,どんな人生を歩むのか,じっくりと考えてほしいと思います。

私が常に意識している言葉に,「子供叱るな,来た道だもの。年寄り笑うな,行く道だもの...」があります。これには続きがあって,最後は「通り直しのできぬ道」と結ばれています。子供時代には戻れないからこそ,自分の「来た道」を見つめつつ,今日という「行く道」を大切にしてほしいと願っています。
そして,時には愛知教育大学を思い出し,今日という出発点を確かめるためにも,是非訪ねてほしいと思います。

大学構内には,教育未来館,教育交流館,AUEスクウェア,リニューアルした図書館,セミナーハウスなどができ,入学時とは違った風景が広がりつつあると思います。まもなく,屋根付きの駐輪場が完成し,来年の春には,大学生協前にある白い煙突の建物「ボイラー室」も次世代型のホールに改修され,1年後には第一人文棟の工事も完了します。

本学は,「子どもたちの未来を拓く人」を一人でも多く育てるために,これからも,学習環境の改善,カリキュラムの改善などを積極的に進めていきます。そして,皆さんが帰って来ることのできる大学づくりを目指していきます。

本日は,卒業,修了,おめでとうございます。
皆さんの更なる飛躍を願って,お祝いの言葉と致します。

平成30年9月28日
愛知教育大学
学長 後藤ひとみ

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