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2018年08月18日 川北 稔(学級づくり履修モデル 准教授)

「問題行動」をピラミッドで考える(再掲)

 教職大学院では題目に「問題行動」がつく授業が2つあります。実はこの題目は授業の内容をうまく表していないのかもしれません。「問題行動」と聞いて思い浮かぶような暴力や迷惑行為を起こす人も、最初からそうしたやり方を選んだわけではないのです。それは発達障害に関する特性が理解されずに自己否定感がたまった結果、あるいは家庭に恵まれない寂しさや疎外感が募った結果とも考えられます(もちろんこうした事情を持つ人が必ず「問題行動」に行きつくわけではありません)。  特別な事情を持つ人だけでなく、人は成長過程で「認められたい」「仲間に入りたい」という思いがうまく表現されないとき、「問題行動」という形を選ぶことがあります。  図のピラミッドでは、上に位置する問題ほど深刻化し、該当する子どもも少...

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2018年08月02日 高橋 美由紀(授業づくり履修モデル 教授)

諸外国の教師教育

 諸外国では、日本の教職大学院の役割として、教師教育へのカリキュラム開発が行なわれている。例えば、フィンランドの教師教育では「教師教育の開発」「教員の生涯にわたる職能開発に対する支援」、校長の関連では「リーダーシップ強化」などの内容である。また、シンガポールでは、教育省が教員の継続的な職能成長を促すために「教員成長モデル」 (TGM)を 2012 年に提示し、「21世紀に求められる教員の到達目標」①倫理的教育者(Ethical Educator)、②有能な専門家(Competent Professional)、③協働的学習者(Collaborative Learner)、④変革するリーダー(Transformational Leader)、⑤コミュニティの構築者(Comm...

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2018年06月19日 浅田 知恵(学校づくり履修モデル 准教授)

「子どもの命を守るために」・・・チームとしての学校

 大阪教育大学附属池田小学校で8名の児童の尊い命が奪われ、15名の児童と教員が負傷した痛ましい事件から17年が経ちました。学校の安全対策を大きく変えたといわれるこの事件は、今もなお、学校における危機管理について多くの課題を提起しています。  今、教職大学院に通う基礎の大学院生は、被害に遭った児童とほぼ同年代にあたり、その多くはこの事件を知りませんでした。6月8日(金)、授業科目「協働する学校づくり」の『学校における危機管理 "不審者対応" 』でこの事件を基に、危機管理について学修しました。グループワークのテーマは、「子どもの命を守るために、今、教師としてできること」とし、グループごとに"子どもたちが『自分の命を守る力』を育てる教育" "学校環境の整備" "教師の使命感" ...

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2018年05月25日 中山 弘之(学級づくり履修モデル 准教授)

道徳の教科化を迎えて

 4月から新入生51名を迎えて共通科目の授業が始まってから、一ヶ月半が経ちました。  共通科目の一つ「心の教育と道徳教育の推進」(鈴木健二教授と共同で担当)では、今年度から本格実施される道徳の教科化によって学校現場から不安が出されている中で、実践的にどのように向き合えばいいのかについて考えています。これまでの授業では、道徳授業の教材開発の方法、教材活用法や授業の方法を中心に、具体的な教材例をもとにしながら、理論的な背景も交えつつ検討してきました。  今回の授業では、道徳授業によく取り入れられている役割演技という手法について、実際に体験してみることを通して、その意義と課題について考えました。  まず、「話の聞き方」に関する役割演技を、グループ単位で受講生全員に体験して...

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2018年03月14日 山内 賢一(学校づくり履修モデル 特任教授)

思いを感じた修了報告書発表会

 平成30年2月16日、今年度もまた、修了報告書発表会がウインクあいち9階各会場において開催された。当日は、県や市町教育委員会の方々、そして連携協力校や現任校の校長先生方を始め、多くの来賓の方々のご臨席を賜り、盛大に開催することができた。  愛知教育大学大学院教育実践研究科として最大の行事である本会への出席は、昨年とは違った思いを感じながらの参加であった。なぜなら、今回本学入学から2年間、私が主査としてゼミ指導を受け持ち続けてきた基礎学生の方々の発表であり、本学での指導が最後となる学生の方である。また、副査として関わってきた応用学生の方々の発表でもある。さらに、私自身の私的な理由からではあるが、今年度が教職大学院勤務の最後の年となる。これまで38年間の小中学校や教育関係機...

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