海外への留学

海外への留学

ニューマン大学留学体験記-2012.3

所 属 初等教育教員養成課程 英語選修
留学先大学名(国) ニューマン大学(イギリス)
留学先での専攻 教育学,宗教学
留学期間 2011年9月~2012年1月 
奨学金受給 有 (愛知教育大学研究基金)

【留学先大学について】

学生数

約3000人弱

留学生数

約30人程度

留学生の主な国籍

フランス,オランダ,スペイン,ロシア,ポーランドなど
(うち日本人留学生数::5人)

学部

教育,幼児教育,演劇,近代芸術,音楽,歴史など多数

大学の特徴

生徒数,教授,スタッフの数と共にそれほど多いわけではありません。それ故かとてもアットホームな雰囲気です。教育学部をメインに,多種多様な学部があり,それにちなんだイベントがほぼ毎週開催されるため,わざわざ街に出かけなくとも楽しめます。

大学の立地

中心街からはバスで約三十分のところにあり,周りには貯水池と公園,住宅が並んでいます。ちょっとした買い物ならバスで十分ほどのところにあるので問題ありません。しかし,バスに乗らないと周りには遊ぶ場所はありませんので,不便と感じる人は多いかも。

【授業について】

受講した授業科目

教育,宗教,留学生向けの英語,留学生向けのイギリス文化,学校訪問

受講を薦める科目

学校訪問・・・週に一度,地元の学校に観察しに行くことができる授業です。

履修方法

国際交流のスタッフの方と話し合いながら授業を決めます。基本的に自由に選べるので,自分の専門,専門外を問わず興味のある科目を受講することができます。

外国語補講

 有

(詳細・・・週に二度,他の留学生と共に英語の授業を受講します。内容は文法,リスニング,ライティングなど様々ですが,基本的には留学生同士のための交流する時間とみてもいいかも。)

勉強についてのアドバイス

とにかく予習の量がたくさんあるので,時間があれば図書館に行って勉強するくらいのつもりでいましょう。分からないことがあれば,スタッフや教授にメールや直接聞きに行くのが一番いいです。また,留学生同士アドバイスや勉強するのも,コミュニケーションになっていいですよ。

(教職希望の学生の場合)実習時期の調整について

基本的には,主免実習前には行かないで,次の年(留学終了後)に主免実習に行く,というのがベストだと思います。もちろん,各家庭や学科の状況に合わせてください。四年になってから,でもいいですが教員を目指すのであれば採用試験の勉強を留学中に行うくらいの気持ちで。

【留学前準備について】

準備期間

留学の5ヶ月前から準備

準備内容

必要書類の収集,寮への申し込み,銀行口座の用意など

留学先の情報収集方法

インターネット,先生・先輩・友人からの情報

語学準備

12ヶ月から,学習方法:ラジオ英会話,本

ビザ取得の有無

有 (空港で取得できます)

ビザ申請時の注意事項

書類間違えが無いようにすること。また,英訳する場合は余裕をもつこと。

航空券

種類 一年間のオープンチケット,値段  18万円

日本から持参すると良いもの

日本食,自分の体に使うもの全般(化粧品,薬など),生理用品,フォーマルな服装一式

留学前にあると良かった情報

特になし・・・行ってみないと分からないので。

【留学先について】

都市(街)の名前

バーミンガム

規模,雰囲気

住宅街の中にあり,敷地はあまり広くありませんがアットホームな雰囲気でした。

気候

曇りか雨が多いです。フード付きの服を使って,傘はほとんど使いませんでした。

治安

治安:学校周辺は夜に歩いても問題ありませんが,中心街は一人では歩けません。昼夜関わらず,出来るだけ一人での行動を避けました。

【日常生活について】

滞在先

滞在形態

部屋の種類

個室

家賃

半年  約20万円(光熱費含む)

滞在先での問題

酔っ払った寮生の騒音,火災報知機が何度もなり,真夜中に起こされる。

医療(日本から持参した方が良い薬,健康管理の注意点,利用病院名,費用など)

・胃薬,整腸剤,痛み止め,解熱剤,風邪薬,不織布のマスク,絆創膏

・規則正しい生活,不摂生は控える。

食事(学食・外食の値段など)

・基本的には自炊で,空いた時間にお弁当を作っていました。

・学食はありますが,値段はそれほど安くありません。

・外食は近くにパブが1つありましたが,夜しか開店していませんし,わざわざ中心街に行くのもバスに乗らないといけないのであまり行きませんでした。

買い物(お店の名前など)

・Primarkというイギリスの激安ブランド(日本のユニクロみたいなところです)で,セーターや防寒具などを購入しました。

また中心街には日本でも名前の知れたブランドのお店が数多くあったので,セール品を買って自分へのお土産にしました。

長期休暇の過ごし方

ヨーロッパ各国,イギリス国内を旅行しました。

インターネット,携帯電話の使用環境

学内敷地ではWiFi環境が整っているので,ネットは使い放題でした。

携帯電話はプリペイド式携帯を使っていました。

服装,習慣・マナーの違いなど

・服装・・・カジュアルです。ただし,実習時は日本と同じくスーツでした。

・習慣・マナー・・・よくカードを送りあいます。また,イギリス英語にできるだけ慣れたほうが良いです。

【1日のスケジュール例】

7:30 起床

9:10~11:30 教育学

11:30 英語

~15:00 お昼ごはん,休憩

15:00~17:20 宗教学

17:20~夕飯準備,就寝準備

22:00 就寝

【留学中,特に苦労したこととその対処法】

精神的疲労・・・日本の友人と話す,運動でストレス解消する

クレジットカードの使用・・・JCBはあまり使えないので,VISAかMasterにしておくと良いです。

【留学を検討している学生にアドバイス】

・留学前に,親としっかり話をしておくこと。(経済面,支援の点で)

・TOEIC,TOEFLの勉強をして,十分な点数を取れるようにしておくこと。

・自分が留学に行きたいと思う「理由」を考えておくこと。

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