海外への留学

海外への留学

協定校等との短期交流プログラム

愛知教育大学では、学部生、大学院生を問わず、在学中に海外の教育や文化を現地で学ぶ機会を提供しています。渡航先はアジアが中心ですが、ヨーロッパやアメリカのプログラムもあります。主な特徴としては、(1)愛教大の教員が企画者・引率者であること、(2)愛教大の協定教育機関と連携して実施されるプログラムであること、(3)条件をクリアした参加者には渡航支援金が支給されること、が挙げられます。渡航期間や渡航時期はプログラムにより様々です。どのプログラムでも現地の教育事情を肌で感じて自身の教育観を広げたり、それぞれの国の文化体験を通じて「異文化理解」についての見方が広がります。関心があれば、ぜひチャレンジしてください。

平成22(2010)年度~短期国際国際交流プログラムの集計(作成中)

教職大学院生の海外研修プログラム ➤参加者の体験談

実施の背景:外国にルーツを持つ児童生徒の増加

➤愛知県は、日本語指導が必要な外国にルーツを持つ児童生徒の数が全国でも突出し(11,924人。2023年5月文部科学省調査)、増加傾向が今も続く。

➤愛知県の特性として、グローバル化に伴い増加する外国にルーツを持つ児童生徒への対応が、学校現場の喫緊かつ恒常的な課題。

➤外国にルーツを持つ児童生徒の母語・母文化は非常に多様で、それぞれの背景に配慮した指導方法を考える必要がある。

➤教員がグローバルなものの見方や考え方などを身に付ける方策として、海外研修が官民様々から提供されているが、広域型教員養成大学として地域の教育課題対応に寄与すべく、本学もその機会の創出・提供に努めている。

特色:現職教員の国際感覚の育成支援

➤第4期中期計画において、「国際理解教育の先導的役割を担う教員の養成」を掲げ、教職大学院に入学した現職教員学生が、在学中の海外で研修できるプログラムの構築を目指している。

➤国際交流協定を締結している海外の大学等を基点として、2023年度から本格的に展開。活動の場は現地の各種学校園(幼、小、中、高、特支)や日本人学校も含め多種多様で、活動の期間は各国の訪問先の事情に合わせ、1~3週間程度で柔軟に設定。

➤活動内容は、授業観察や模擬授業などの教育実践以外にも、児童生徒との文化交流や教職員との意見交換などもある。

➤現職教員学生に限らず、本海外研修の意義を勘案して学部直進等学生も参加対象として拡大している。

効果:グローバル意識の深化と実践力の向上

➤現職教員の参加者の声

「海外で文化的・言語的マイノリティとして過ごす経験を通じ、外国人児童生徒の視点を体験できた。彼らへの理解が深まり、共感力(エンパシー)が向上した。」、「日本国内での外国人児童生徒への教育・支援に対する自信がついた。」 など

➤教育委員会の本取組への期待(アンケート調査)

「外国人児童生徒への意識や対応力の向上」、「国際理解・多様性への意識の深化」への期待度が高い。

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