フライブルク教育大学留学体験記-2026.8
| 所属 | 図画工作・美術 |
|---|---|
| 留学先大学名(国) | フライブルク教育大学(ドイツ) |
| 留学先での専攻 | 自由選択課程(教育・美術) |
| 留学期間 | 2026 年 4月~ 2026 年 8月 (4年次に留学) |
| 奨学金受給 | 有(愛知教育大学未来基金) |
【留学先大学について】
学生数
約 5000 人
留学生数
36 人
(留学生の主な国籍:カナダ、南アフリカ、ナミビア、タンザニア、スペイン、イタリア、 台湾、ウクライナ)
(うち日本人留学生数:1人程度)
学部
教員養成、教育学部
大学の特徴
教育学・教員養成を中心とした大学で、教育に関する理論だけでなく、実践との結びつきを重視している。また、教育学や心理学、社会学、芸術など幅広い分野を学ぶことができる。
大学の立地
ドイツ南西部のフライブルク市東部、リッテンヴァイラー地区に位置して いる。自然が豊かな地域にあり、大学の近くに鉄道駅や路面電車の駅があり、公共交通機 関でアクセスしやすい。
【授業について】
受講した授業科目
ドイツ語 A1、ドイツ文化、英語会話、英文法、版画、絵画
受講を薦める科目
英語会話、絵画(ドイツ語での授業だが、教授や周りの友達が英語で 教えてくれたりするなど、現地の学生との交流ができる。)
履修方法
あらかじめ受講したい講座を調べ、入学後に先生と相談をして決める。
外国語補講
無
勉強についてのアドバイス
英語とドイツ語どちらも英語での授業なので、日本である
(教職希望の学生の場合)
教員養成用の講座があるそうだが、前期は受けられなさそう。
【留学前準備について】
準備期間
留学の12ヶ月前から準備
準備内容
ドイツ語の勉強
留学先の情報収集方法
インターネットや留学相談会にて
語学準備
12 ヶ月前から,学習方法:ゲーテ公式の WEB 講座の受講、ゲーテ試験の受験
ビザ取得の有無
有(取得に要した時間:3 ヶ月程度)
ビザ申請時の注意事項
メールでの書類提出のやり取りになるので、かなり長く時間がかかる。申請の許可が降りた後もビザのカードがもらえるまで 2 ヶ月ほどかかる。
航空券
片道 値段 250,000~300,000 円
日本から持参した方がよいもの
カップラーメン、調味料、本、服
留学前にあると良かった情報
特にない
【留学先について】
都市(街)の名前
フライブルク
規模・雰囲気
中規模の都市で、学生が多く、落ち着いた雰囲気。旧市街には歴史的な建物が多く、自然も豊かで、街中でも緑を身近に感じられる。
気候
日本と比べて春や夏始めは比較的涼しく、朝晩は肌寒いことがある。真夏は 40° まで上がるが、エアコンがない部屋なので扇風機が必須。雨の日は少ない。
治安
フライブルクは比較的治安が良く、安心して生活することができました。夜間の一人歩きなど基本的な防犯には気を付けていましたが、生活していて特に危険を感じることはありませんでした。町の中では自転車を利用する人がほとんどで、落ち着いた雰囲気の街だと感じました。
【日常生活について】
滞在先
滞在形態
寮
部屋の種類
個室
家賃
月額 62,000 円(343€)程度,光熱費:家賃に含まれる
滞在先での問題
真夏のエアコンのない部屋ではシャッターを閉めたり、早朝や夜に窓
医療(日本から持参した方がいい薬,健康管理の注意点,利用病院名,費用など)
頭痛薬、塗り薬、保湿剤、ヘアオイル
乾燥や日焼けの影響で蕁麻疹になり、薬局で 600 円ほどの塗り薬を購入したが、効き目 は感じられなかった。
食事(学食・外食の値段など)
学食が 500 円ほどで食べられる。かなり量が多いが、とても美味しい。 カフェやレストランは高め 。
買い物(お店の名前など)
Aldi が 1 番安い定番スーパーであり、1 番近くにあったため頻繁に利用した。
REWE は Aldi よりも高めのスーパーだが、種類がかなり豊富で日本食も多々ある。
長期休暇の過ごし方
1 週間ほどの長期休みがあり、他国に行く人が多かった。 市内には美術館や博物館、教会が豊富にあり、午後から訪れることもできる。
インターネット,携帯電話の使用環境
寮や大学に Wi-Fi があるが、Google マップなどを頻繁に使っていたので、毎月 1000 円 程度のギガを購入していた。
服装,習慣・マナーの違いなど
かなりラフでシンプルな服装が多い。留学生との交流が多いので、ドイツの文化だけでな く他国の文化をより知ることができる。現地の学生たちはお風呂をあまり使用していなか ったので、毎日好きな時間に入ることができた。電車は必ず遅延しており、集合時間より 5 分遅れ程度での集合になるところが面白かった。
【1日のスケジュール例】
7:00 起床・朝食
8:00 大学へ移動
8:20 1限授業
12:00 寮に戻って昼食
13:00 3限
15:00 買い物・友人との交流・自由時間
18:00 夕食
19:00 課題・ドイツ語の勉強・自由時間
23:00 就寝
【留学中,特に苦労したこととその対処法】
ドイツ語や英語でのコミュニケーション、現地での新しい生活慣れることに苦労した。授 業や日常生活の中で、相手の話を十分に理解できないこともあったため、分からないことは聞き返したり、翻訳機能を利用したりしながら対応した。また慣れない環境で生活する 中で精神的に負担を感じることもあったが、友人と交流したり、家族や日本の友人と頻繁 に連絡を取ったりすることで気持ちを整理するようにした。
【留学を検討している学生にアドバイス】
留学前に、現地で使用する言語をできるだけ勉強して、その国の文化を知ることが大切だ と思う。特に、買い物や交通機関、大学でのコミュニケーションなど、日常生活で使う簡 単な表現を学ぶとその国についても知ることができる。現地では分からないことや困った ことがあっても、一人で抱え込まず、友人や大学のスタッフなどに相談することが大切だ。 事前にしっかり現地の生活や大学について調べておくことも、安心して生活することにつながると考える。
【留学先での成果等】
(語学力の面から)
留学前と比べて、英語を使ってコミュニケーションを取ることへの抵抗感が減った。特に完璧に理解したり話したりできなくても、知っている単語や表現を使って相手に伝えようとする姿勢が身についた。語学を学ぶという楽しさを知ることができ、英語はもちろん現在もドイツ語の学習を続けているだけでなく、仲良くなった台湾人の友達との会話を楽しみたいため、台湾語も勉強している。
(生活の面から)
日本とは異なる環境で生活することで、買い物や交通機関の利用、住居での生活など、日常生活を自分で管理する力が身についた。日本で当たり前だと思っていた生活環境や家族、友人の存在の大切さを改めて実感した。
(学生交流の面から)
現地の学生や他国から来た留学生と交流することで、ドイツだけではなく様々な国々の考え方や文化に触れることができた。友人と一緒に食事をしたり、イベントに参加したりする中で、言語が異なっていても共通の趣味や活動を通して交流できることを実感した。特にフライブルク教育大学とは協定校のため、日本に留学するドイツ現地の友達や留学していた友達などには大変お世話になり、イベントへの招待やドイツ語勉強会などでとても優しくしてもらった。
(その他,全般)
留学を通して、自分とは異なる文化や価値観を持つ人と関わることの大切さを学んだ。慣れない環境で生活した経験から、自分自身の得意なことや苦手なことについて改めて考える機会にもなった。予定より早く帰国することになったが、実際に海外で生活したことで得られた経験や気づきは大きく、今後の進路や生活について考えるきっかけとなった。
【留学経験や成果の活用について】
留学を通して身につけた異文化を理解する姿勢や、多様な価値観を尊重する力を、今後の大学生活や将来の教育活動に活かしていきたい。特に現地の学校を訪問して得た経験をもとに、日本と海外の教育の違いや、それぞれの良さについて考え続けたい。また外国語を学ぶことの難しさや言葉が十分に通じない環境でコミュニケーションを取る経験を活かし、将来は子どもたちが異なる文化や価値観に興味を持ち、広い視野を持てるような教育に携わりたい。
