コース紹介

学校マネジメントコース

学年・学校経営力、カリキュラムマネジメント力に長けたミドルリーダーの育成

本コースは現職教員を対象としたコースです。カリキュラムの特徴としては、法的背景を基礎に、「チーム学校」として学年・学校の中心となって活躍することができるミドルリーダー育成を目的としています。多様な理論に焦点をあてながら、学級・学年・学校経営、人的・財政的な組織マネジメントや、マスコミ対応を含めた危機管理、学校・人事評価、地域連携等の学修を行います。また、学級担任・学年主任・研究主任等、それぞれの立場におけるカリキュラムマネジメントを推進するために、学級・学年・学校マネジメント等を踏まえた組織開発、教師の職能育成のための授業研究の在り方等を中心に学修します。本コースでは、教科等の枠組みを超えて、学校教育を俯瞰的に分析し、これからの学年・学校づくりを探究する人材を求めます。

学校マネジメントコース

教科指導重点コース

教科の特性を活かした教材・授業開発力の育成

本コースでは、教科教育の本質である教授法・カリキュラム論及び教科内容学を反映させた教材開発論に基づき、教科指導に関する共通性を学びつつ、各教科の固有性・専門性を学びます。

言語・社会科学系、理数・自然科学系、造形・創造科学系の3つの系では、小・中学校における実践力の育成を目指す義務教育履修モデルと、高等学校における実践力の育成を目指す高校教育履修モデルを置き、児童・生徒の発達段階や、教科の特性に基づいた講義や研修を通して高い実践力を有する学生の育成を目指しています。

また、令和6年度入学生から、「小学校教育指導系」を新設しました。この系では、小学校における授業づくりの方法論、学級経営、幼小・小中連携や教科横断的な視点等について学びを深めていきます。

教科指導重点コース

児童生徒発達支援コース

発達段階に即した問題解決力の育成

このコースは、子どもの心身の発達を多面的に捉え、個に即した問題解決力を備え、学校組織内外の専門スタッフと連携・協働を進めることができる人材の育成を目的とします。

大学院の授業では、コース共通科目である「子どもの発達と援助ニーズの理解と実践」、「子どものことばの発達とその支援」、「協働のための社会資源の理解と活用」を通じて、子どもの発達過程や特別な支援を必要とする子どもについて学ぶとともに、「チーム学校」の理念のもと、子どもを取り巻く社会資源の理論と実践について学びます。そして、各系で展開される専門科目で専門内容についての学びを深めていきます。

児童生徒発達支援コース

地域・教育課題解決コース

地域との連携協働による教育諸課題への対応力の育成

このコースは現代の教育課題を、学校内外の関係者・関係諸機関との連携の中で解決していける人材の育成を目的とします。

外国人児童生徒支援系では、教員として外国人児童生徒や保護者の支援ができるだけでなく、多角的な視点から「多文化共生社会/学校」づくりを中心となって進めていける人材の育成を目指します。そのため、広く社会問題に関心を持ち、柔軟な発想ができる、自ら課題解決に動こうとする人を求めます。

ICT活用・科学ものづくり推進系においては、STEAM教育をはじめとして、社会の変化に柔軟に対応でき、新たな価値を創造できる人材の育成が目的です。教育現場でのICT利用を含む、様々な形でのICTの活用法を学び、実践力を身に付けます。また、科学ものづくりの面白さを理解したうえで、教材作りや授業構築に役に立つ力を学修します。

地域・教育課題解決コース
概要
挨拶
3つのポリシー
コース紹介
実践研究報告書題目一覧