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ボールステイト大学留学体験記 - 2009.2

大学 ボールステイト大学
所属 国際文化コース
研修期間 2009年8月16日 ~ 2010年5月10日(愛教大2年次に留学)

派遣先の国・大学

この国・大学を選んで良かったと思ったこと

私は英語などの言語そのものよりも異文化を学ぶことに興味があったので,様々な文化背景を持つ人々が居るアメリカを選びました。
実際にアメリカ人だけでなく,世界中の国出身の人と出会うことが出来ましたし,人種差別などの歴史もあり,自分と違う人種や文化を持つ人とどのように向き合っていくかという考えや学問が発達しており,個々を尊重するという概念も強いので,いろいろな文化を知り,向き合っていくことができたことは良かったと思います。

また,日本語学部があり,日本語を勉強していたり,日本に興味のある学生がたくさんいるので,友達が作りやすいかも知れません。日本人の教授も,日本からの学生をとても親切にサポートしてくれます。

この国・大学で,残念だと思ったこと

しいて言えば,学食が割高で,おいしくないものもあることです。アパートに住めば自炊は出来ますが,寮で生活する場合はミールプランという者を必ず利用しなければ行けないので,基本は学内のカフェテリアやフードコートで食事をします。

留学前について

留学前の準備期間・内容,反省点

TOEFLを早めに受けておかなかったことです。名古屋での受験の予約がいっぱいで留学希望届けを提出するまでに結果を受け取るには東京で受けるしかなく,東京まで受験しに行きました。

日本から持参すれば良かったもの

だいたいのものは現地で買えるので特にはないです。
ただ,私は大学に到着したのが夜中で,買い物にすぐに行けなかったので,すぐ必要になりそうな物は持って行った方がイイと思います。(到着した夜,シーツが無くて困りました。シーツや枕などは寮のフロントで 到着したときに買えるので,仕方なく私はその場で買ったんですが,かわいいものやもっと安いのを自分で探したいなら他で買った方がイイと思います。)

化粧品も特に肌が敏感な人は慣れる(どれが自分に合うのか分かる)までは日本の物を持って行って使った方がイイと思います。現地ではQLINIQUEとかの基礎化粧品はモールなどで日本より安く買えますし,スーパーの化粧品コーナーやドラッグストアではもっと安い物が買えます。

ビザのアドバイス

名古屋に米国大使館がないので,近場で言うと東京か大阪に行く必要があります(他にも大使館はあります。) 聞いた話によると私の経験では,東京の大使館に行くより,大阪の大使館に行った方が早く手続きを済ませることが出来るみたいです(絶対とは言い切れないですが...)。
予約をネットでするんですが,結構面倒なので早めにしておいた方がイイです。 あと,面接?があると聞いて緊張していたんですが,学生ビザの申請は(特に派遣留学で留学先も提携大学なので)全然厳しくないです。 大使館職員もアメリカ人でしたが日本語もしゃべれると思います。ところどころは英語ですが難しいことは言われないので大丈夫です。

購入した航空券,お勧め経路等

往路はデトロイト経由でNorth Westを利用しました。復路は同じくデトロイト経由でデルタ航空です。
ボールステイトの日本人教授は,IACEという会社を通して航空券を購入することをお勧めしていました。

普段の生活について

言葉で困りましたか?どのくらいで慣れますか?

最初のカフェテリアなどで,食事をオーダーするときでさえ緊張していました。並んでいる料理の名前がまず分からなかったので...。 でも,頼み方を覚えれば大丈夫ですし,間違った英語を使ったとしても大体は伝わると思います。ボールステイトは国際交流がとても盛んで,留学生がたくさんいるので英語が下手なのは自分だけじゃないので大丈夫です。
分からないことが有ればそのままにしておかずにきちんと聞く習慣をつけることが大切だと思います。言葉は,3ヶ月くらい経った頃に,学内や寮で流れている音楽の歌詞が頑張らなくても自然に聞き取れるようになりました。留学最後までに,ネイティブレベルにはもちろん慣れなかったですが,生活に困ることはなくなりました。

日本と違う!と思ったこと,戸惑ったこと

食生活は違います。寮生はほとんど毎食学内のフードコートで食べるのでアメリカの食べ物が会わない人はアパートに住んで自炊した方がイイです。
ファッションはとてもカジュアルで,日本の学生はとてもおしゃれだと思います。
勉強面では,積極的に授業に参加することが問われていることと,宿題が日本の大学に比べて多分3倍くらいで,とても多いです。

寮,住居はどうですか?

私の住んでいた寮は,女子専用フロア(同じフロアに男女共同で済んでいる寮もあります。匡部屋はもちろん男女別です。)で,バス・トイレが1フロアで共有,ルームメイトが一人いました。
一人部屋は基本的にはありません。キッチンは各フロアに一ヶ所ずつ有りましたが,基本的には自炊をせず,ミールプランを利用して学内カフェテリアやフードコートで食事をします。 キャンパス内に寮があるので,授業に行くのはとても楽です。寮の良いところは,たくさん友達が出来,夜中も友達の部屋に遊びに行ったり出来ることです。

正直,料理は美味しいですか?留学中に太りそう?

これは人によると思います。日本人の中では食べ物に関して全然平気な人もいれば,合わなくてたいへんだと行っていた人も居ましたし,太った人もいれば逆に痩せた人も居ました。
ただ,アメリカ人と同じように,同じものを食べていたら確実に太ると思います。とりあえず,何でもチャレンジしてみて,好きなメニューを探していったらいいと思います。でも,ジムなど運動施設がかなり整っているので,運動してバランスを取るという手もあります。

自炊についてアドバイス,お勧めの食材

自炊はしていません。インディアナポリスに行けばアジアンマーケットなどで日本食を買えます。車が必要なので,車を持っている友達に頼んで連れて行ってもらったり,日本人の教授が定期的に連れて行ってくれたりしました。

困ったらこの人を訪ねるべき!場所・スタッフ・先生など

日本人教授の富沢先生は頼りになりますし,とても親切です。あとは愛知教育大学で言う国際交流係のようなスタッフさんが事務的なことは把握していると思います。

お気に入りのお店。安い・美味しいご飯,雑貨など

友達をたくさん作って,紹介してもらうのが一番だと思います。

留学中に行くべき,おすすめ観光スポット

シカゴはボールステイト大学のあるマンシーから車で3時間くらいで行けるので,お勧めです。
その他には,休みを利用してワシントンDC,ニューヨーク,ボストン,マイアミなどに行きました。テネシー州にキャンプに行ったりもしました。東海岸は航空券も安いので旅行に行く留学生が多かったように思います。

貯金等のアドバイス(奨学金・金銭状況)

物価は生活必需品は日本と比べて安いですが,教科書などの書籍はビックリするくらい高いです。 好みがなければ中古を買ったり,もう使わない教科書は売ったりするとイイと思います。
私の場合は食費も寮費に含まれていましたし,21歳に満たなかったのでお酒を飲みに行くと言うこともなく,買い物をしなければほとんどお金を使わなくても生活できました。 奨学金は,事前に調べて申し込める物はしておいて損はないと思います。

服装について,暑い・寒い・TPOなど

インディアナ州は北海道と同じくらいの緯度なので,寒いです。でも,暖房管理システムがかなり整っているので,室内にいれば寒いと感じることはあまりありませんでした。 コートなども現地で買った方が割安な気がしました。 ただ,夏は冷房が凄く寒いです。 授業中に凍えることもあったので,クーラー用の上着があるとイイと思います。
あと,国際交流イベントの時に,浴衣などがあるととても役に立ちます。留学生はほぼ全員持ってきていました。スーツなどのフォーマルな服装は 一度だけ着る機会がありましたが,持っていなかったので,ルームメイトや友達から借りました。パーティーなどのドレスは,ドレスコートのあるパーティはほとんど無いので,日本から持って行かなくてもイイと思いますし,必要であれば現地で安く買えます。

習慣の違い,マナー,対人関係,犯罪などのトラブルで注意すべきこと

特に気をつけることはないとは思います。基本的にキャンパス内であれば安全なので,夜中にむやみやたら外を出歩いたりしなければトラブルに巻き込まれることはないとは思います。

留学生活中はアルバイトをしましたか?

Jビザホルダーなので,アルバイトは出来ません。

留学先の情報収拾方法(出版物,webサイト)

Ball State University Webサイト

大学生活について

留学先おすすめの授業・履修方法

生徒一人一人にアドバイザーが付くので,履修はそのアドバイザーと相談して決めることが出来ます。 基本的に全てインターネットを通して履修登録をしますが,親切に教えてもらえるので心配はないです。
Intercultural Communicationのクラスは異文化コミュニケーションに興味のある人は面白いと思いますし,実際に自分と違う文化を持った人とConversation Partnerとなり 実践を通してどのようにパートナーとコミュニケーションを取っていけばよいのか学ぶことが出来ます。
Japanese Cultureのクラスは,日本人教授である富沢先生の授業で,日本文化を英語で客観的に学ぶことが出来るので面白いです。

勉強についてのアドバイス

分からないことは教授やクラスメイトに積極的に質問したりすることが大切だと思います。クラスメイト友達になって,一緒に勉強したりするとがんばれます。 最初は宿題も多いし,英語での授業は大変だと思いますが,上手く勉強と遊びのバランスを取って,留学生活を楽しんで欲しいです。

コンピュータ,インターネット使用環境

キャンパス内ならドコにいてもインターネットが使えるので,とても便利です。コンピューターも学内のLabや図書館で自由に使えます。でも自分のノートパソコンを持って行くか,現地で購入する方がお勧めです。

留学先で,どのようにして現地の学生と交流を深めたか?

Club Japanというサークルは,日本に興味のある学生が集まっているので,友達をつくる良い場だと思います。 その他に,私は国際関係学に興味のある生徒が集まるInternational Studies Associationというサークルにも参加していました。サークルや部活に参加することは,現地の学生と関わるいい機会になると思います。 また,私は寮生活で,シャワーとトイレがフロアメンバーで共有だったので,自然とみんなと顔を合わせることが多く,同じ寮生と仲良くなれました。

健康・医療関係

留学時に必要とされた予防接種の種類・回数・費用

まず,オリエンテーションの時にツベルクリンのテストで注射をしました。 他には,私の場合はMMRとTwinrixが足りなかったので,現地で予防接種を受けました。 足りない予防接種がある場合はHealth Centerから通知が来ます。キャンパス外のクリニックに行けば無料で予防接種がしてもらえます。

健康管理あるいは衛生面について特に注意すべきこと

特にはないですが,ウォータークーラーの水や水道水はとてもまずいと感じたので,常にペットボトルの水を買っていました。 食生活に気をつけていれば大丈夫だと思います。

最後に

留学しようか迷っている,留学先を迷っている学生に一言

百聞は一見にしかずっていうのは本当です(笑)おそらく,今留学するかしないかで迷っている人にとっての大きな悩みの種はお金と卒業が伸びてしまうことではないでしょうか。
お金は,私費留学するより派遣留学の方がだいぶ安くすみますし,BSUの場合は,授業料が結構高いので(特に米国国民じゃないとさらに高いです)愛知教育大学の授業料で BSUが勉強できるって言うのはすごくお得です。私は派遣留学の奨学金はもらえなかったんですが,それでも授業料免除申請の利用と,民間企業からいただいている給付奨学金を利用してかなり安く留学できています。
卒業が伸びてしまうのは教育大学ならではの弱点ですが,きっと留学後に,この一年は無駄ではなかったと思えると思います。