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東北師範大学研修体験記 - 2010.9

大学 東北師範大学
所属 国際交流センター職員
留学期間 2010年8月31日 ~ 2011年9月10日(11日間)

東北師範大学概要

概要

中国3大師範大学の一つ。

学生数 約2万人
留学生数 約500人
キャンパス 2つ(メインキャンパスと浄月キャンパス)
留学生専用宿舎 あり(交換留学生は1日25元)
秋学期 9月 ~ 1月
春学期 3月 ~ 7月
言語 授業は基本中国語。先生は英語を話せる。
日本語学科の学生も日本語が上手。
日本語が話せる事務職員がいる。
図書館 両キャンパスにある。
メインキャンパスの図書館には300万冊

正門

ロケーション

場所

中国吉林省長春市。昔,満州だったところ。
中国の北の方にあり,私が訪問した9月初旬は25度前後。昼間は半袖でも良いけど,夜は長袖を1枚はおるって感じでした。冬は-30度程度らしいですが,暖房がしっかりしているので,真冬にシャワーを浴びても,部屋の中でヒヤッとくることはないらしい。

大学の隣に,写真屋さん,銀行,鉄道の切符販売所があります。

道も道路も建物も,広い!!
広い道路に車が本当多い(そして運転が荒い)ので道を横切るのが怖い。車優先なので,青信号でも,安全地帯に居ても車突っ込んできます。慣れた人と一緒に渡ることをお勧めします。

買物

大学から歩いて10分のところに桂林路(商店街)があるので,便利。
雑貨,薬局,服屋,カラオケ,レストランからおしゃれなカフェまで,安くて結構可愛いです。カフェラテが10元~25元(カフェによって値段が違う)くらいでした。


桂林路

大学周辺

観光

大学近くに南湖公園があります。本当に大きな湖(たぶん人工)で,有料でボートに乗れます。デートに最適(笑)。
ちなみに,ボートも種類があって手こぎ,足こぎ,電動などがあります。料金前払いで,時間料金+デポジット(保証金)が必要です。乗るときは,料金値下げ交渉してくださいね。

南湖公園の近くに大きなスーパーマーケットがあって,本当楽しいです。
ちなみに,大学から桂林路に行く途中にスーパーマーケットがあるので,生活必需品はそこで買えます。バス(どこまで行っても一回1元)やタクシー(初乗り5元)で15分ほど行けば,重慶路や紅旗路に行けます。

重慶路はブランド品が売っている高級デパートの他に,普通に可愛い服を売っているデパートもあります。桂林路の服よりもちょっと高そうな印象。
紅旗路は行ってないですが,パソコン,カメラ,デパート等があるそうです。


南湖公園

重慶路

生活について

食事

基本的に美味しいです。塩分と油が多いです。
私は辛いものが苦手ですが,辛くない料理も多いので大丈夫でした。注文さえ間違えなければ問題無いと思います。日本よりも安いです。

大学の食堂は2つあり,メイン食堂は3階建て。1階が一番お手頃で,上層階に行くと値段が上がるそうです。
1階では,一食5元でラーメン?が食べれます。飲み物のペットボトルは,水が1元,ジュースが3元。プリペイドカードがあるので,お会計が簡単。

食堂も安くておいしいですが,私は桂林路によく行きました。桂林路でもだいたい10元~15元でご飯が食べれます。

他の日本人留学生に聞いたお勧めの食べ物

  • 餃子 6~7元
  • 火鍋 25元
  • 韓国焼き肉 40元(1人)
  • サムゲタン 40元
  • 北朝鮮料理 50元(1人)
  • りんごあめ(糖葫芦) 冬季限定
  • 肉まん
  • ハルビンに行ったら,ぜひボルシチとソーセージを!

ラーメン?

寮,住居はどうですか?

大学には留学生の寮が2つあります。交換留学生は師訓大楼(新しいほうの寮)に住ませてくれます。値段は,交換留学生は1日25元(一般学生は一日35元)。
最初に保証金300元が必要で,最後に領収書を見せると返金してくれるそうです。

部屋は4人で一部屋。個室の中には,クローゼット,たな,机,イス,ベッド,シャンプー(1日分)歯ブラシ(ヘッドが大きい)ハンガー2本などがあります。
キッチン,ベランダのある部屋と無い部屋があります。噂ではベランダがあると冬寒いらしいです。
ルームメイトは他国籍の留学生となることがほとんどだそうです。でも,部屋の交換は,学生同士で交渉が成立出来れば,寮の管理人さんに報告するだけでOKだそうです。

建物には暖房があるので,冬でも暖かいそうです。暖房は11月中旬からつくそう。


リビング

個室

部屋のトイレ
 

授業について

留学生は中国語の授業を取ることが出来ます。中国語の授業は毎日午前中にあります。授業の教室のほとんどは,寮の上の階にあるので,とても便利です。

中国語は,レベル別に7クラス:初級(A1,A2,B,C),中級(A1,B),高級(A)があり,入学時に行う中国語試験の結果で配置が決まります。私は研修だったので一番簡単な初級A1に混ぜてもらいました。その時の受講者は9名で,国籍はイタリア,ロシア,モンゴル,インド,スペイン,日本でした。
授業は基本中国語ですが,分からないと英語で説明してくれます。非漢字圏の留学生の方が多いので,初級A1クラスを最初1~2回でた感想ですが漢字の分かる日本人なら授業についていけるとおもいました。

午後は基本フリータイムです。任意で,HSK対策や二胡などの授業(一部有料)を取ることもできます。中国語の授業が結構宿題が多いので,フリーターイムで暇!ってことはないみたいです。

 
 

友達

日本人留学生が毎年6名程度,2010年9月は多く20名ほど在籍してます。日本人はつながりがあるので,まず中国語授業でだれか日本人を見つければ,みんなとつながれると思います。
留学生は韓国,北朝鮮,ベトナムなどのアジア圏の学生からアメリカ,ロシア,パキスタン,オーストラリア,フランス等からも留学していて,みんな中国語の授業を受けるので,友達になるチャンスは多いと思います。

スポーツ設備

学内の施設はテニスコート,ローラースケート,バドミントン,卓球,ビリヤードなどいろいろあります。

イベント等

東北師範大学にはInternational Student associationという学生組織があって,平均して1か月に1回行事を企画してくれます。一年に2回,遠足があるそうです。

日本から持って行った方が良いもの

  • VISAのコピー,パスポートのコピー
  • パソコン
  • 日本での健康診断書
  • 体温計
  • 中国語の参考書(自分が使っていたもの+上級レベルのもの)
  • 洗濯ネット
  • ホッカイロ
  • 証明写真を十分に(12枚ほど)
  • 石鹸
  • 手袋
  • 爪切り
  • 辞書(日・中・英)
  • 歯ブラシ
    (中国で売っている物はヘッドが大きい)
  • 歯磨き粉
  • 洗顔
  • 旅行保険

シャンプーは現地で買うのがお勧め。水が違うのか,日本のは泡立ちが良くない。

必要経費

生活費

だいたい一カ月3万円程度あれば生活できると思う。
食費は,外食頻度によるけれど,贅沢をしなければ月500元~1000元くらい。

初期費用

※学食カードはプリペイド式。購買などでも使えます。

  • 学食カード 100元(カード代10元+内金90元)
  • 教科書 200元程度
  • 居留許可 手数料
  • 公安(在留期間更新)(再入国) 100元程度
  • 中国ビザ(出国前) Xビザ 6000円くらい
  • 携帯電話 機種代 200元~800元(機種による)
    • 通話料 0.3元/1分(プリペイド式)
    • SIMカード 50元

トイレ

トイレは,日本と同じでした。いろいろ噂で聞くような「中国のトイレ」は,私が生活していた限り困ることはありませんでした。トイレットペーパーが設置されていないので,ティッシュが必需品だったことくらい。
普通の洋式と和式でした。

本当に驚いたトイレを,ひとつだけ経験しました。
ハルビンに行くときに利用した長春の駅のトイレ。見た目は綺麗な個室だったので安心したら,噂に聞く「川」でした。長春から汽車にのって出かけるときには,是非見てみてください。

旅行について

おすすめ場所

鉄道で2~3時間行くとハルビンに行けます。
ハルビンは長春より北で,ロシア文化が入ったきれいな街です。冬は-40度にもなるそうですが,「氷祭り」が開催されます。これが,本当にきれいみたいで,寒さに耐える価値ありらしいです。東北師範大学でも遠足で行くそうです。
ハルビンに行ったら,是非ボルシチとアイスを食べて!ボルシチは,私が入ったお店は8元でした。有名なアイスがあるんですが,中央大街(メインストリートみたいな)に行くと,みんな食べてるので,すぐに分かります。

長春から北京まで鉄道で行けるそうです。夏の遠足では北京に行くそうです。

話によると,延吉という都市も長春から行ける観光地らしいです。聞いた話ですが,中国・北朝鮮・ロシアの国境線にとても美しい湖があるらしい。

写真はすべてハルビンの写真です。


ハルビン駅,レンタカーがたくさん

汽車

汽車を使うときは,現地の人と行く事を強くお勧めします。というより,日本人だけで利用するのは無理なのでは...駅まではバスで行きます。タクシーでもいけます。

駅の前のロータリーが何車線もある大きな道路ですが,横断歩道がない。目の前に見えている駅に行くのに,死にそうでした。やっと駅に着くと,駅に入る入口で空港のような荷物検査があり入口が狭いので,駅に入る人でもみくちゃになりながら頑張って入ります。
駅も広いです。待合室で待って電車のホームに行って電車に乗ります。日本語はまったく通じません。電車は,普通に予定到着時間を遅れます。私の時は40分ほど到着が遅くなりました。
私の乗った汽車は,南の方からすでに十何時間走ってきたようで,乗車したら疲れ切った人が目につき,最初はちょっと怖いなと思いました。

電車に乗ってると,普通に車掌さんが足元を掃除しに来たりして,しかもゴミの中にバナナの皮とか混じっているので,日本の新幹線と全然違って面白いです。

ちなみに,汽車にも種類があります。
汽車が早い順に

  • D:動車組
  • T:特快
  • K:快
  • 数字のみ:一番遅い

私は,行きは数字のみ,帰りは快で帰ってきました。行きは3時間,帰りは2時間でした。
ちなみに,各列車には寝台列車があります。
寝台列車は3段式のベッドになっていて,ランクは次の通り

  • 下:高さがあって,座れる
  • 中:せまい
  • 上:一番安い

もし料金のイメージですが,大体,例えば長春⇒ハルビンのKが36元だったら,寝台の下が約82元(イス席の2倍+10元),中が約77元(イス席の2倍+5元),上が約72元(イス席の2倍)くらい。Dのイス席は95元くらいだそうです。
ハルビンの2~3時間ならイス席で十分ですが,北京など10時間以上乗るときは,お金を惜しまず寝台の下がお勧めらしい。


駅。目の前の大きな道路を横断する

ハルビン駅の手荷物検査

電光掲示板

トンネルを通ってホームへ

ホーム

行きの切符

ハルビンのホーム

ハルビン駅の待合室

帰りの列車