海外への留学

海外への留学

フライブルク教育大学留学体験記-2015.9

所属 現代学芸課程 国際文化コース
留学先大学名(国) フライブルク教育大学(ドイツ)
留学先での専攻 ドイツ語,歴史学
留学期間 2014年10月~2015年9月(3年次に留学)
奨学金受給 有 (日本学生支援機構)

【留学先大学について】

学生数

4000人程

留学生数

50人程度

(留学生の主な国籍:デンマーク,ノルウェー,スウェーデン,イギリス,ラトビア,ポーランド,スペイン,クロアチア,フランス,オーストリア,コロンビア,カナダ,イタリア,スイス,ロシア,韓国,中国)

(うち日本人留学生数:WSは自分ひとり,SoSeは1人)

学部

教育学部

大学の特徴

女子学生が多めで,愛教大のように教員志望者がほとんど。

大学の立地

街の中心からStraßenbahnで15分弱,Hbfからは電車で2駅だが,自然に囲まれ,静かなところに位置している。

【授業について】

受講した授業科目

Sprachkurs, Landeskunde Deutschlands, Phonetik, 歴史系の講義とセミナー

受講を薦める科目

Sprachkurs, Landeskunde Deutschlands, Phonetik

履修方法

担当教授や講師に直接履修カードを提出またはメールで受講したい旨を伝え,初回の授業でも伝える。オリエンテーション期間に説明あり。

外国語補講

勉強についてのアドバイス

予め文法関連の用語については理解できるようにしておくほうがいいと思います。文法の説明をドイツ語でしてもらっても,まず文法用語が分からないとなかなか大変です。自主勉強では授業で勧められた参考書を使ったり,教えてもらったサイトでリスニングの練習をしました。また,ある学期とない学期がありますが,Tutorialに積極的に参加していました。映画やDVD鑑賞もリスニングにも話し言葉の理解にもいいと思います。

【留学前準備について】

準備期間

留学の3ヶ月前から準備

準備内容

航空券・ホテル・電車の手配,現地でのVISA取得方法の確認,保険加入等

留学先の情報収集方法

マイヤー先生,愛教大にドイツから交換留学で来ていた学生や,ドイツに留学していた先輩に詳しく教えていただきました。また,留学先大学のHP,留学体験記も参考にしました。

語学準備

(入学後から,学習方法:マイヤー先生の授業,ドイツ人留学生と話す)

ビザ取得の有無

ビザ申請時の注意事項

ドイツは現地で取得可能ですが予め申請場所,必要な書類,いつまでにVISAを取得しなければならないのか調べておくこと。

航空券

種類 往復 Lufthansa 直行便  値段 190.000円

日本から持参した方がよいもの

薬,洗濯ネット,日本食,日本文化を紹介できるもの

留学前にあると良かった情報

単位交換について

【留学先について】

都市(街)の名前

フライブルク

規模・雰囲気

そんなに大きい都市ではないが,学生の街として賑わっている。

気候

ドイツの中でも比較的暖かく,日照時間が最長。

治安

大学周辺は基本的に安全だが,中央駅周辺やStraßenbahn Linie1 Landwasser方面にある公園は夜になると危ないといわれています。  

【日常生活について】

滞在先

フライブルグ大学の寮

滞在形態

部屋の種類

共同(同居者は 現地学生3人)

家賃

月額 36.000円程度(全て込みで265€/月)

滞在先での問題

パーティーがあったりすると朝まで騒いでいたり寝られないときが時々にあった。ルームメイトがパーティー好きだと,課題やテスト前で忙しいときは特に困るが,私の帰国直前に図書館が新しくなったので,そこに行くのもいいと思います。洗濯機が2台しかなかったので,なかなか洗濯できないときがありました。

医療(日本から持参した方がいい薬,健康管理の注意点,利用病院名,費用など)

胃腸薬,風邪薬,痛み止めなど自分が必要だと思う薬と常備薬 

食事(学食・外食の値段など)

Mensaはそんなに高くなかったと思いますが,自炊した方が安く済むと思います。外食はTrinkgeld込みで10€あれば十分食べられます。時間帯によって安く食べられるところもあるので探してみるといいと思います。

買い物(お店の名前など)

食料品はREWEまたはALDIで,生活消耗品はdmで買うことが多く,どれも大学から比較的近い ZO(Haltestelle:Altermessplatz)というショッピングセンターに入っています。キッコーマンの醤油はREWEで購入可。他の ものはアジアショップに大概あるがかなり高いので2回しか行きませんでした。EDEKAというスーパーもありますが少し高めです。どのスーパーにも Bäckereiは入っています。PHの向かい側にもBäckereiがあり,そこは日曜でも開いています。

長期休暇の過ごし方

旅行をしたり,友人を訪ねたり,3月には一時帰国しました。

インターネット,携帯電話の使用環境

寮には大学からのWLANが届く部屋と届かない部屋があります。(Kunzenweg15の一部の部屋のみ届く。)月20€くらいでWiFiの契約ができるらしいですが,私は有線LANでインターネットを使っていました。スマホは日本から持参しましたが,Wifiでのみ使用し,現地で新しくスマホとSIMカードを購入しました。

服装,習慣・マナーの違いなど

服装は,みな基本的にシンプルで特に気にする必要がなく楽ですが,Münsterなど神聖な場所へ行くときには少し注意が必要だと思います。

【1日のスケジュール例】

起床・朝食

8.15-9.45 授業

帰宅・課題

12.00-13.30 授業

昼食・買い物

16.00-19.00 授業

夕食・入浴・宿題・就寝

【留学中,特に苦労したこととその対処法】

とにかくドイツ語の聞き取りです。フライブルクはそんなに方言はないと思いますが,省略形で話されたり,他の地方から来た人と話す場合はドイツ語に慣れてきても難しく感じました。渡独初期のオリエンテーションでは,言っていることが理解できず,とにかく質問し,自分よりドイツ語レベルが上の留学生に教えてもらうなどして解決しました。正規学生と一緒に受講する授業では,その分野の専門用語が出てきたりと,格段と難しく,その分野に関する書物を読んだり,ルームメイト正規学生に教えてもらったりして,授業についていけるようにしました。正規学生や教授に聞けば参考資料や文献や,検索して探すことができるサイトを教えてくれたので助かりました。困ったら何でも聞けば,みんな親切に教えてくれるので安心です。

【留学を検討している学生にアドバイス】

迷ったら挑戦してみるべきだと思います。不安や心配もあると思いますが,派遣留学は大学に在学している今しかできない貴重な機会なので,このチャンスを逃して欲しくないと思います。留学前後でいろんなことに対する意識がかなり変わりますし,絶対に留学して後悔することはありません。思っている以上のことを経験することができ,すべてが今後の人生に大きく影響してくると感じています。

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