海外への留学

海外への留学

ニューマン大学留学体験記-2013.1

 

所 属 現代学芸過程国際文化コース
留学先大学名(国) ニューマン大学(イギリス)
留学先での専攻 演劇 歴史 英語 イギリス文化
留学期間 2012年9月 ~ 2013年1月 (3年次に留学)
奨学金受給

【留学先大学について】

学生数

3000人程度

留学生数

約30人程度     

 (留学生の国籍:フランス・スペイン・ドイツ・ハンガリー・チェコ・イタリア・韓国)
 (うち日本人留学生数: 3人・愛教大からのみ)

学部

教育・歴史・演劇・音楽・ビジネス・神学・心理学etc

大学の特徴

教師と生徒の距離が近く,留学生に対するサポートも手厚い。

大学の立地

中心街からバスで30分 (大学周辺にはコンビニがひとつ)

【授業について】

受講した授業科目

<留学生用の授業・2つ> British History, English for speakers

<その他・3つ> Shakespeare & Society, Acting & Directing,

Approaching to local history,

※1コマ60分の授業もあるが,2コマ連続の授業が多い。

履修方法

開講されている授業表を見ながらとりたい授業を決め,

ニューマン大学の国際交流センター職員の方と話し合って履修登録。

授業は4,5個が良い。

外国語補講

 有

(詳細: 留学生専用の英語の授業<週2回・参加自由>・その時の留学生がどんなことを学びたいかによって教師が授業内容を決める。今回は,パワーポイントによるプレゼンが3回ほどあり,授業外で課題の作文5つに取り組んだ。)                          

勉強についてのアドバイス

授業は1日1授業程で空き時間が多くあるが,その時間に図書館で予習・復習などに取り組むことをおすすめする。特に現地の学生と共に受ける授業では必ず予習をして参加するべし。

【留学前準備について】

準備期間

留学の5ヶ月前から準備

準備内容

クレジットカード(VISA)用意,銀行口座(CITIBANK)の開設,海外保険の申し込み,必要書類の作成,身の回り品の購入

留学先の情報収集方法

ニューマン大学へ留学したことのある方々と連絡を取る。

語学準備

入学時から,学習方法:学内英会話教室PEACEを2年間・TOEIC&SWの勉強・英語サークルACEにて英語の学習

ビザ取得の有無

ビザ申請時の注意事項

空港でアライバルビザを取得

(英文の残高証明書・往復の航空券・英文の在学証明書・ニューマン大学からの招待状・海外保険のコピーなどが必要)

航空券

種類 往復 OPEN,大韓航空(LHR⇔NGO)値段15万4000円

日本から持参すると良いもの

軽量カップ&スプーン(イギリスでは買えない),箸,日本の調味料(醤油,ダシ,みりんなどはこちらでも手に入るが高価),インスタントみそしる,緑茶,パーティー用の服,おりがみ,筆ペン,浴衣など伝統的衣装

留学前にあると良かった情報

・国際交流センターの方が迎えに来てくださるのはバーミンガム空港又はバーミンガムの長距離バス乗り場であり,ロンドン空港からバーミンガムまでは自力で行かなければならないこと。(出発数週間前に判明)

・シェアハウスに住めば大学の寮より家賃が1/3~1/2ほど安いこと。

※その他,いろいろなことを感じましたが,知らなかったからこそ多くのことに驚き,多くのことを生活を通して学び,より楽しめたように思います。

【留学先について】

都市(街)の名前

バーミンガム

規模,雰囲気

イギリス第二の都市

気候

秋・冬の気温は日本と同じか少し寒いくらいで1月には雪も降る。いつも曇りばかりかと思っていましたがそうでもなく,青空が見える日も多い。

治安

大学周辺は夜一人でも歩いても大丈夫なくらい治安が良いが,中心街は夜は1人で出歩かないように注意。

【日常生活について】

滞在先 

滞在形態

部屋の種類

個室
        
家賃

1セメスターで約23万円(光熱費込)

滞在先での問題

特に大きな問題はないが,夜2時頃まで騒がしい時がよくあったこと。

医療(日本から持参した方が良い薬,健康管理の注意点,利用病院名,費用など)

総合風邪薬・頭痛薬・胃腸薬

病院 学校から徒歩5分の距離に,ジギンズレーンメディカルセンターがある。
イギリスにはNHSという制度があり,ほとんどの治療は無料で受けられる。

食事(学食・外食の値段など)

学食は数回しか利用しなかったが,愛教大と比べると高めの値段設定のように感じた。

外食は日本と違ってサークルや部活など,何かの集まりの後にご飯に行くという習慣がないので外食費はそんなにかからなかった。友人何人かでご飯会を企画し時々,中心街のレストランやパブへ行った際は1回10ポンド弱であった。留学生同士で旅行に行った際は,家でサンドイッチを作ってくる又はファーストフード店で済ませるなどして皆節約を心がけていた。

買い物(お店の名前など)

<大学周辺>
ONE STOPというコンビニがあるが少し割高。
※徒歩5分

<中心街>※バス22で約30分

食料品  Sainsbury’s, TESCOが安い。

衣服   PRIMARKが安い,そしておしゃれでなんでもそろう。

デパート BULL RING SHOPPING CENTERという
日本でいうイオンのような大きなショッピングモールもある。

£1均一 pound land 日本ほどの品ぞろえではないが,だいたいのものが購入可。

マーケット 新鮮な野菜や果物などが低価格で購入できる。(週4回ほど)

<アジアンスーパー>

・中心街のBULL RINGの近くに中華街がありそこにスーパーが
※中国の食材がメインで日本のものは品薄

・Selly OakにKorean Plazaというスーパー有
※韓国の食材がメインだが,日本コーナーも充実(しかし値段は2,3倍

長期休暇の過ごし方

長距離バスを使って,イギリス国内旅行

kanamoritravel.jpg

 

 

 

 

 

インターネット,携帯電話の使用環境

・現地でプリペイド携帯を購入。 (本体10ポンド・月15ポンドほど。)

・大学・寮でfree wifiが使える (オリエンテーション後から)。

服装,習慣・マナーの違いなど

・いろいろな違いがあるが,実際イギリスへ行って肌で感じることが一番だと思う。

【1日のスケジュール例】

 7:00 起床&朝食
 9:10 授業開始 (~11:30)
12:00 昼食 寮のキッチンで自炊
13:00 予習&復習 at 図書館
17:00 夕食 自炊
18:40 サークル (ダンス・演劇・バスケ・バトミントンに参加)※すべて週1
21:00 シャワー
22:00 大学内のバー 英会話力UPを目指して!!
24:00 就寝

【留学中,特に苦労したこととその対処法】

・自分の母国語ではない英語を使って友達を作ること。はじめある程度一定の質問をした後,もっと仲良くなりたいがどんな質問をしたらよいか分からず悩んだ時期があった。
⇒留学経験のある友人に相談をしたところ,〝その時に話したい・聞いてみたいと思ったことを話せばいいということが分かりより気楽に留学生や現地学生と関われるようになった。

・現地学生と受ける授業で,バーミンガムなまりを理解すること。また,自分の意見を持ち発表すること。
⇒予習・復習をしっかりと行い,常に疑問や質問を考えながら授業に取り組んだことで,次第に自分が成長していくように感じた。

【留学を検討している学生にアドバイス】

イギリスにはヨーロッパ中から留学生が来るので,イギリスの文化だけではなくヨーロッパ各国の文化についても多くを学ぶことができます。語学学校もいいですが,海外の大学で英語を使って地元の生徒と一緒に授業を受けるという経験は大学生の今だからできることだと思います。様々な背景を持つ人々と関わり,生活を通して異国の文化に触れあうことで,自分を成長させたいと考える方にはイギリスニューマン大学への留学はとてもいい経験になると思います。

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