愛知教育大学未来共創プラン

戦略
教職学協働
プロジェクト

戦略8

学生・院生・教員・事務職員が対話する場をつくり、学ぶ側(学生・院生)と供給する側(教員・事務職員)が互いの声を聴き合うことで相互理解を深め、教職学の協働・コミュニケーションをより活発にし、よりよい大学づくりにつなげます。

活動概要

  1. 教職学協働の FD/SD 研修や各種イベントの企画・運営を行い、参加を促す。
  2. 教育研究創成センター・FD 開発部門の活動と連携した研究を行う。

プロジェクトメンバー

太田 知啓 理事(総務・財務担当)・副学長・事務局長(全体統括)
小塚 良孝 カリキュラム改革・国際交流・未来共創担当/副学長(リーダー)
國府 華子 学生支援担当/副学長(サブリーダー)
真島 聖子 未来共創プラン担当/学長補佐(サブリーダー)
小倉 靖範 特別支援教育講座/准教授
石嶺 ちづる 学校教育講座/准教授
石川 雅章 数学教育講座/助教
西村 三郎 保健体育講座/助教
高嶋 香苗 保健体育講座/助教
村松 愛梨奈 保健体育講座/助教
神谷 知穂 企画課/係長
田中 大貴 企画課/係員
河尻 直 教務企画課/係長
中村 彩乃 教務企画課/係員
鬼頭 宏昭 学生支援課/課長
松尾 雄一 学生支援課/係長

2024年度

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2024.07.16掲載
2024年7月3日 未来共創プラン戦略8「IR・教職協働」でFD・SD研修会「学修者本位の大学づくり ―施設の利用方法の改善と学生・院生の居場所づくり―」を開催
sdgs17

愛知教育大学未来共創プランの戦略の取り組みとして、7月3日(水)にFD・SD研修会を開催しました。

本研修会は、学生・大学院生・教職員が集まり、学ぶ側(学生・大学院生)と供給する側(教職員)が互いの声を聴き合うことで相互理解を深め、「教・職・学」の協働・コミュニケーションを活発にし、より良い大学づくりにつなげることを目的としたもので、本学の学生・大学院生17人と教職員45人の計62人が参加しました。

研修会では、野田敦敬学長の開会あいさつの後、真島聖子学長補佐の趣旨説明があり、参加者が学生・大学院生・教職員混合の10グループに分かれて、グループ討議を行いました。会場の所々から明るい笑い声が聞こえる和やかな雰囲気の中、各テーブルでは活発な意見交換が行われ、まとめに各グループの代表者が話し合った内容を発表しました。

最後に、野田敦敬学長から総括コメントが述べられ、國府華子副学長の閉会のあいさつで研修会が締めくくられました。

趣旨説明をする真島聖子学長補佐趣旨説明をする真島聖子学長補佐

グループ討議の様子グループ討議の様子

総括コメントを述べる野田敦敬学長総括コメントを述べる野田敦敬学長

閉会のあいさつをする國府華子副学長閉会のあいさつをする國府華子副学長

研修会後のアンケートでは、グループディスカッションに参加したことについて9割以上の参加者が「とてもよかった」と回答し、「今回初めて参加したが、参加しなければきっとかかわることのなかった先生や職員の方の思いが聞けてうれしかった」(学生)、「全員が課題意識を持ち、解決したいと考えていることが分かり、心強く思った」(教員)、「それぞれの立場で、現実的かつ建設的に意見交換ができ、新しいものが生まれる可能性を感じることができた」(事務職員)などの感想が寄せられました。限られた時間の中で、参加者の多くが、大学の一員としてより良い大学づくりのために前向きに思考をめぐらすことができ、大変有意義な研修会となりました。

今後は、今回の参加者の中から希望者による検討チームを立ち上げ、各グループで出されたアイディアを実現可能な形にブラッシュアップするためにさらに検討を進めていく予定です。

会場の様子会場の様子

(企画課 大学改革係 係長 神谷知穂)

2023年度

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2024.02.28掲載
2024年2月22日、未来共創プラン戦略8「IR・教職協働」で全学FD・SD研修会「愛知教育大学の魅力共創 ―学生・院生の声を聴き合い、大学の魅力を共に創る―」を開催しました。
sdgs17

2月22日(木)、愛知教育大学未来共創プラン戦略8「IR・教職協働」で全学FD・SD研修会「愛知教育大学の魅力共創 ―学生・院生の声を聴き合い、大学の魅力を共に創る―」を次世代教育イノベーション棟で開催し、本学の学生・院生16人と教職員41人の計57人が参加しました。

本研修会は、4年に一度実施している学生生活実態調査の結果などを踏まえ、学生生活に焦点を当てた意見交換を通じて、学生・院生と教職員が本学の魅力向上のために何ができるか、共に考えることを目的としたものです。

研修会では、小塚良孝副学長(学生支援・国際交流・未来共創担当)の基調提案に続き、学生・院生・教職員混合のグループに分かれて、グループ討議を行いました。その後、各グループの代表者が話し合った内容を発表し、野田敦敬学長から総括コメントが述べられました。また、グループ討議に関する振り返りを行い、新津勝二理事からの閉会のあいさつで研修会を締めくくりました。

基調提案する小塚良孝副学長基調提案する小塚良孝副学長

グループ討議の様子グループ討議の様子

総括コメントを述べる野田敦敬学長総括コメントを述べる野田敦敬学長

閉会のあいさつをする新津勝二理事閉会のあいさつをする新津勝二理事

研修会の後、学生からは「大学の先生や事務職員の方との意見交換を通じて、本学の課題に対する意識が高まり、視野が広がった」、教職員からは「学生が普段感じている悩みや困りごとについて、生の声を聴くことができ、貴重な機会となった」などの感想が寄せられ、本学の魅力向上に資する有意義な研修会となりました。

会場の様子会場の様子

(企画課 大学改革係 田中大貴)

2022年度

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2022.10.05掲載
2022年6月から9月にかけて「第4期中期目標・中期計画に係る研修会」を開催しました。

2022年3月に策定した第4期中期目標・中期計画の達成に向けて、学長のリーダーシップの下、全学体制で取り組む意識を醸成することを目的として研修会をFD・SDとして開催し、27の中期計画についての理解を深めた上で、具体策を検討しました。

本研修会は、講義形式とグループ討議形式から構成し、講義動画の視聴者数は、全教職員(附属学校教員を含む)の約8割に相当する合計438人に達し、グループ討議には、大学教職員の約7割に相当する合計232人の参加があり、全学的な取り組みとなりました。

グループ討議にあたり挨拶する野田敦敬学長グループ討議にあたり挨拶する野田敦敬学長

講義形式の研修会は、6月からオンデマンドによる動画を視聴する形式で行い、「第4期中期目標・中期計画の制度、策定方針」、「国立大学法人法に基づく評価」の説明から始まり、各中期計画の具体的な内容について、学長、理事等から説明を行いました。この中で学長は、「第3期中期目標期間の法人評価での厳しい評価結果などを踏まえ、第4期中期目標期間は、大学一丸となって、2年がかりで構想した計画を着実に実施していく」と意気込みを述べられました。

グループ討議の様子グループ討議の様子

グループ討議形式の研修会は、本学が独自に構成した5つの分野毎に開催し、9月12日に「学務」、「研究」、14日に「未来共創」、22日に「業務・財務」、「社会貢献」について討議を行いました。グループ討議では、教職協働の観点から、教員と職員を可能な限り組み合せてグループを構成したことで、全学体制で取り組むことを意識し、さまざまな視点で討議することができる場となりました。

また、本研修会では、今後の取り組みに生かせるよう、Microsoft Teamsのファイルの共同編集機能を活用することで、参加者は時間内に効率的に成果物を作成してまとめました。

グループ討議の成果発表の様子グループ討議の成果発表の様子

研修会終了後のアンケートでは、参加者から「他講座の先生方や事務職員の方と腰を据えてお話する機会になり、本学における課題に対する意識が高まり、視野が広がったように思います」「具体的な話し合いができてよかったです。その後、これがどう検討され、何が確定していくのかの道筋を知りたいです。このような話し合いは、主体的に課題に取り組むうえでとても大事だと感じました」などの感想が寄せられ、全学体制で取り組む意識の醸成に資する研修会とすることができました。

(企画課 副課長 近藤雄作)

2021年度

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2021.11.30掲載
2021年11月17日 全学FD・SD研修会を開催しました。

11月17日(水)、本部棟第一会議室にて全学FD・SD研修会を実施しました。本研修会は、『未来共創プラン』*1の【戦略1】にある「子どもキャンパスプロジェクト」*2を題材として、教職協働に対する意識を醸成することを目的に開催しました。

「子どもキャンパスプロジェクト」について説明する小塚良孝学長補佐
「子どもキャンパスプロジェクト」について
説明する小塚良孝学長補佐

開催にあたり新津勝二理事・事務局長から本研修会の趣旨説明を行った後、小塚良孝学長補佐から「子どもキャンパスプロジェクト」についての説明があり、「大学の魅力を向上していくことは、組織としての発展はもちろん、学生や教職員個人の成長や喜びにつながる。その根っことなるプロジェクトを教員、職員、学生の教職学協働による柔軟な運営を通じて実現していきたい」と述べられました。

参加した53人の教職員は、5つのグループに分かれた後、本プロジェクトを推進するにあたり、教職学協働を進める上での課題や、現在取り組んでいる具体的な課題をどのように解決できるかを話し合いました。活発な議論の後、話し合った内容を発表し、参加する子どもたちが楽しめるレクリエーションの提案、子どもたちや保護者の方々への広報活動、本プロジェクトを共に創り上げる学生へのSNSを使った効果的な呼び掛け方法、プロジェクトをマネジメントする未来共創室(仮)の創設などのさまざまなアイデアが出されました。

グループワークの様子グループワークの様子

教職員と一緒に考える野田敦敬学長教職員と一緒に考える野田敦敬学長

講評を述べる中川宏監事 講評を述べる中川宏監事

発表の後、中川宏、岡田千絵両監事から講評があり、中川宏監事からは「カラフルで有意義な時間だった。さまざまなピースが集まって絵となるステンドグラスのように教職員がチームになり輝く大学であってほしい」とエールが送られました。最後に野田敦敬学長は「日ごろ支えてくださっている皆さまにご参加いただき、闊達(かったつ)に議論いただいたことは学長冥利(みょうり)に尽きる思いである。皆さまですてきなステンドグラスとなるよう目指したい」とあいさつがあり、研修会を締めくくりました。

研修会の後、参加者から、「大学をよくしたいと思っている方がたくさんいることを知ってとても心強く思った」「愛教大はまだまだ可能性を秘めていると思う。このような企画は今後、業務が忙しくても時間を割いて参加したい」「参加者が創っていく雰囲気となった。"良いと思ったらすぐやる。悪いと思ったらすぐやめる。迷っていたらとにかくやる。悪ければやめる。"そのようなプロジェクトにしていければと思った」など前向きな声が聞かれました。

今回の研修会により、「子どもキャンパスプロジェクト」の実現に向けて、それぞれの教職員が日ごろの業務を通じて考えていることを共有し、今後の目指すべきビジョンを再確認できました。本学の『未来共創プラン』は着々と前進しています。

*1『未来共創プラン』:大学の中長期ビジョン、目標・戦略として令和3年3月に策定。

*2「子どもキャンパスプロジェクト」:大学およびその周辺地域を『学び』と『遊び』を一体化できるエリアとして、教科等横断的な実践フィールドと実践プログラムを提供するもの。

(企画課 大学改革係 小山﨑美優)