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新入学者選抜導入
プロジェクトリーダー(敬称略)
三宅明(~H30年度),伊藤貴啓(~R1年度),小谷健司(R2年度~),入試課
目的
教育現場からは,教職に対する熱意と実践的指導力を身につけ,現代的教育課題に対応できる質の高い教員やチーム学校を支える各種の教育支援スタッフが求められている。また,高大接続改革における大学改革や「大学入学共通テスト」の導入に対応する必要もある。これらのことを踏まえ,現行の入試制度の検証を行い,教職を志す者又は教育を支援する人材として活躍することを志す者の能力,意欲,適性を多面的,総合的に評価する教員養成大学ならではの次世代の教育を担う人材を選抜する多様で新しい入学者選抜方法を構築することを目的としている。
取り組んだ内容
平成30年度の入学生から教員志望度の高い者を受け入れるため,教員養成課程全ての一般入試のうち,前期日程では教職をテーマとした「小論文」を,後期日程では「教職志望理由書」の提出を課すとともに,個別試験を全て面接とする等,教員を志す者の能力,意欲,適性を評価するための入学者選抜方法を導入した。入学後に実施したアンケート調査では,高い教員志望度を表す結果となり,現在も維持している。さらに,令和3年度入学生を対象とした,高い学修意欲を有する者を積極的に受け入れるための特別選抜入試(総合型選抜,学校推薦型選抜),令和4年度入学生を対象とした高等専門学校卒業者向けの編入学試験を新たに導入し,教員養成大学ならではの次世代の教育を担う人材を選抜する多様で新しい入学者選抜方法を構築した。
また,令和2年度入試からネット出願システムを導入した結果,志願者の利便性向上だけでなく,業務の効率化及び受験機会の増加による志願者の獲得等に繋がった。
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