大学紹介

HOME > 大学紹介 > 大学の取組み : 機能強化経費 > 「チーム学校」に必要な学校教職員の質向上を行うための組織強化

「チーム学校」に必要な学校教職員の質向上を行うための組織強化

プロジェクトリーダー(敬称略)

西淵茂男(~R1年度),杉浦慶一郎(R2年度~)

目的

教員と連携・協働してチーム学校を支える専門スタッフを養成する「教育支援専門職養成課程」の設置(現代学芸課程の改組)などの学部改革,管理職養成機能の付与による教職大学院の拡充などの大学院改革を推進するため,研究組織である教職キャリアセンターを強化充実する。これにより,教育プログラムやカリキュラムの研究企画開発体制の整備・強化を図り,教育組織と相互連携のもと円滑な大学運営を実現させ,学校教職員の養成と再教育の質向上を不断に行う機能を強化する。

取り組んだ内容

文部科学省中央教育審議会が平成27年12月21日に出した答申『チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について』では,「これからの学校が教育課程の改善等を実現し,複雑化・多様化した課題を解決していくためには,学校の組織としての在り方や,学校の組織文化に基づく業務の在り方などを見直し,「チームとしての学校」を作り上げていくことが大切である」「(中略)多様な職種の専門性を有するスタッフを学校に置き,それらの教職員や専門スタッフが自らの専門性を十分に発揮し,「チームとしての学校」の総合力,教育力を最大化できるような体制を構築してくことが大切である」とある。つまり専門スタッフである教育支援専門職がそれぞれの専門性による役割分担をしながら学校組織の一員として活動して行くことが求められているが,その「チームとしての学校(以下,「チーム学校」という。)」について学生はどのように理解し,またどのように学びを深めていくのかを検討するために,本大学の学部生にアンケートを実施し分析した。その結果を参考に教員養成課程と教育支援専門職養成課程の学生における合同授業を行い,「チーム学校」について学ぶ授業の在り方を検討した。参加学生の意見から,現場の実態に即した適切な教材の必要性が明らかになった。
それらの結果を踏まえて,「チーム学校」が実際の学校現場でどのように機能しているかについて,多職種に取材し作成した学部生向けの映像教材を作成した(その一部は教育委員会との共同開催事業連携公開講座の「教育支援専門職との協働」研修講座のオンデマンド教材として使用した)。

概要(ポンチ絵)

概要

高校生の為の受験生応援ページ