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「ハート」のある現場志向の「心理援助専門職」の養成。
心理コースでは,心理学の専門的な知識と技能を持ち,子どもや保護者,学校・地域を支援できる心理援助職の国家資格である公認心理師の養成を目指します。講義や実習においては,子どもへの専門的支援や家庭との連携のあり方の検討,そして学校領域における連携の実践に力を入れています。スクールカウンセラーや他領域を含む対人援助職として,医療領域の知識を基礎として子どもたちの成長発達を促進し,学校・家庭・地域社会に貢献できる人材を育成したいと考えています。
50名
授業の様子を動画で公開しています。画像の上でクリックすると再生します。
心理コースでは,公認心理師養成のカリキュラム案を基本軸に実践的な授業を展開しています。2年生から「心理学実験」「臨床心理学概論」などの基礎理論を学びます。3年生では「心理学統計法」などの研究法を学び,卒業論文に備えます。また,「司法・犯罪心理学」「社会・集団・家族心理学」,医学,精神医学の各論を学びます。「教育・学校心理学Ⅰ・Ⅱ」「学校と家族」などの教育支援に関する授業や,「心理的アセスメント」を受講します。公認心理師になるためには「心理演習」「心理実習」などの実習・演習系の受講が必要となります。多くの格を得て,心理専門職を目指します。
総45時間の授業でロールプレイングや事例検討に取り組み,要心理支援者等に関する知識と技能の修得,理解とニーズの把握,支援計画の作成,多職種・地域連携,職業倫理等を体験的に学びます。例えば就学前期の母子保健,学齢期の発達支援,ひきこもり支援等をテーマとしています。
心理実習Ⅰでは保健医療等,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働の5分野における心理支援の在り方,および心理職や各施設の役割について事前学習を行います。医療領域の実習先を主として,例年,8月から10月にかけて各人5~9か所で実習を行っています。心理実習Ⅱでは実習施設での学びを踏まえ,心理職の役割,多職種連携や地域連携についての理解を深めています。
※授業科目は2023年度時点のものです
目指せる資格 | 備考 |
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公認心理師(国家資格) | (1) 大学学部にて指定の科目を履修して卒業後に,公認心理師養成連盟指定の大学院進学(本学含む) (2) 大学学部にて必要単位を修め,卒業後に厚生労働省が認定する特定の施設において2年以上の実務経験を積む(受験資格) *公認心理師養成大学院進学後は修了までに国家試験受験・資格取得 |
臨床心理士(民間資格) | 大学院での開講(修了後に受験資格) |
大学院に進学して公認心理師受験資格や臨床心理士受験資格を得る人もいれば,医療・福祉・教育・司法・行政等の業務に携わりながら,公認心理師受験を目指す人もいます。
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