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教育学研究科(修士課程) 専攻紹介(平成31年度入学者まで)

発達教育科学専攻 [教育学領域]

学校教育はもちろん,それ以外の場面でも展開される教育的活動を,さまざまな観点から広く追究します。
今日,引き起こされる教育問題について原理的・理論的に研究を進めるとともに,教育現場を踏まえて,教育実践に生かす研究が行われています。

発達教育科学専攻 [教育心理学領域]

教育の多面的で重層的な活動を心理学の立場から,観察・実験・調査・事例研究などを通して研究しています。
教育心理学,認知心理学,社会心理学,臨床心理学など人間の活動のすべてを研究対象にしていると言っても過言ではないほど守備範囲は広域です。

発達教育科学専攻 [幼児教育領域]

教育の源であり,発達の原点にかかわる幼児教育について,幼児教育学,幼児心理学,保育内容学,児童福祉など多様な観点から追究します。
幼稚園・保育所・施設など,現場の日々の実践に密着した研究が行われています。また,小学校との連携にかかわる本学の特性を生かした研究も進められています。

発達教育科学専攻 [生活科教育領域]

子どもたちの「生きる力」を培う創造的な教育活動として注目されている生活科。
その実践に必要な感性や情性,知性を身につけ,高度な構想力や指導力,分析力などを発揮できる力量豊かな教師の養成を目指す,わが国唯一の分野です。

発達教育科学専攻 [日本語教育領域]

国内外の日本語教育機関で活躍する人材,また小中学校,高等学校での異文化間教育や外国人児童生徒に対する日本語支援に貢献できる人材を養成します。
修了後も自立的に研究や教材開発を行える能力の育成を目指しています。

発達教育科学専攻 [情報教育領域]

情報教育に関する諸問題を考究し,広く情報技術を活用した教育支援のあり方,新しい指導法の開発を研究します。
各教科におけるコンピュータ利用,メディア教育やシステム開発などの学習を通じて,教員やエンジニア等,情報化社会に貢献できる人材を育成します。

特別支援教育科学専攻

2007年度より特別支援教育への取り組みが本格的に始まりました。
本専攻では,障害児・者のニーズに適切に対応できる広範な実践的指導力を有する専門職,ならびに障害児・者の教育や福祉に関する高度で総合的な研究を進展していく人材を養成することを目的としています。

養護教育専攻

日本初の養護教育専攻として1993年に発足しました。
養護実践の学問的基盤を支える養護教育学,臨床医学,看護学などの講義と演習,さらには修士論文の作成を通して,実践的研究能力の養成を目指します。

学校教育臨床専攻 (臨床心理学コース)

不登校,いじめなど子どもたちを巡る深刻な問題に対応するスクールカウンセラーをはじめとする教育臨床の専門家の養成を目的としています。
質の高いカリキュラムの提供と同時に,学内および学外での実習を重視し,臨床心理学の理論と確かな実践力の獲得を目指しています。
2002年度に日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院となり,大学院修了後の実務経験なしで,修了と同時に臨床心理士受験資格が得られます。

国語教育専攻

日本と中国の言語・文学・思想・書道等の広い視野に立って学識を深め,国語科教育の実践における理論・認識・応用能力を高め,より深く研究を推進できる人材を養成します。
「国語科教育学領域」と「国語科内容学領域」の2領域があります。

英語教育専攻

「英語科教育学」と「英語科内容学」の2領域から構成されます。
選択履修により小・中・高等学校の英語教員,あるいは研究者にも適する授業が展開されています。入学者は,他大学卒業生や現職教員など多岐にわたっています。

社会科教育専攻

今日,国民主権,基本的人権,平和主義を理念とする社会科教育の意義はますます高くなっています。
本専攻は,「社会科教育学領域」と「社会科内容学領域」からなり,その目的と意義をより深く学び,理論と実践に秀でた教員,研究者を養成します。

数学教育専攻

「数学科教育学領域」と情報科学を含む「数学科内容学領域」の二つの大きな柱によって構成されています。
講義や研究を通して,専門性の高い教師や公務員,SEなど幅広い分野で活躍する人材を養成しています。
学外との連携も盛んです。

理科教育専攻

理科教育講座に所属する30名以上の多人数で多岐にわたる専門分野の教員が,大学院の教育にあたっています。
本専攻は「理科教育学領域」と「理科内容学領域」から構成され,理科内容学はさらに物理学・化学・生物学・地学の4分野を設定しています。
多様な学術雑誌や学術書への論文掲載の他,特許の申請を行うなど創造的で活発な教育研究活動が展開されています。

芸術教育専攻 [音楽分野]

「音楽科教育学領域」と「音楽科内容学領域」の2領域からなります。
本分野が理念としている教育は「包括的音楽性Comprehensive Musicianship を育てる」です。
包括的音楽性とは,多様な音楽様式に対応でき,感性を研ぎ澄まして得られる総合能力を意味します。
修了生の多くが教員採用試験に合格しています。

芸術教育専攻 [美術分野]

「美術科教育学領域」と「美術科内容学領域」の2領域からなります。
美術科教育学では,授業実践や美術実技の研究を扱っています。
美術科内容学は,絵画,版画,彫刻,デザイン,陶芸,木工,鋳造,ガラス造形,美術史など美術諸分野の研究・制作を行います。

保健体育専攻

「保健体育科教育学領域」と「保健体育科内容学領域」からなります。
体育科教育学では授業設計や授業評価などの教育研究活動を行います。
体育科内容学では体育学,運動学,学校保健学の各専門分野での研究活動を行います。

家政教育専攻

家庭科教育の基礎的・実践的な力の養成を目指す「家庭科教育学領域」と消費生活など生活にかかわる研究を行う「家庭科内容学領域」があります。
生活を主体的で真に豊かなものに変えていく力を養うことを目的に,二つの領域を相互に関連づけて学び,研究します。

技術教育専攻

有能な技術科教員の養成と技術科教育充実のための研究を目的としており「技術科教育学領域」と「技術科内容学領域」からなります。
技術科教育学では技術科教育の理論基盤を,技術科内容学では,木材加工,金属加工,電気,機械,栽培のいずれかの専門分野に所属し研究を深めます。