コラム

「学級づくり」という学び

掲載日:2017年08月18日


 本年度より、教職大学院「学級づくり履修モデル」を担当しています、伊藤幹夫です。よろしくお願いします。

 さて、鈴木健二先生とご一緒させていただいた前期の授業「学級経営ワークショップ」も終わり、学生の最終レポートに目を通しています。「学級開き」「学級目標」「学級組織づくり」等、全15回の「学級づくり」という学びが、学部直進者中心の基礎学生にも、現職教員の応用学生にも、そして私自身にも、かけがえのないものになっていることを感じています。

 基礎の学生からは、自身が学生のころを振り返り、当時の担任の意図に気付いたり、さらにそれを上回る方略を見いだしたりする様子などが感じられました。9月からの「学校サポーター活動」で、実践とつなげた学びへと深めてくれることと思います。

 応用の学生からは、学級づくりが整理されて自身の教育観がはっきりしてきたり、学びから新たなアイデアが膨らむことで実践意欲が高まっていたりする様子が感じられました。きっと、この夏、そして2学期に向けて、各学校で熱いリーダーとなっていくことと思います。

 各学校において、「中堅」と言われる年齢層が手薄になっているという声を耳にしてから、もう数年が経ちます。そのため、先輩の背中を見て学んできたこれまでの「職人伝承的な学級経営」が難しくなっています。学級経営の在り方を整理し、見つめ直す「学級づくり」という学びは、これまでの「職人伝承的な学級経営」に代わるものとなると考えています。

 今後も、学生とともに「学級づくり」について、学びを深めていきたいと思います。

伊藤 幹夫(学級づくり履修モデル 准教授)


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