愛知教育大学 天文台 第162回 一般公開
カテゴリ:イベント
日時 |
2023年12月9日(土)17時~ ※冬時間につき開始時間および各プログラムを1時間ずつ繰り上げます |
場所 |
愛知教育大学 自然科学棟 5階 534教室・屋上天文台 |
参加費・受講料 |
無料 |
対象者 |
どなたでも |
内容・プログラム |
- 17:00~18:00 天文ミニ講座
テーマ 「宇宙ジェットとブラックホールの相対性理論」 講師:愛知教育大学 理科教育講座 教授 高橋 真聡 - 18:00~19:30 天体観望会「冬の星座:土星と木星を観よう!」
- 18:00~19:00 3Dシアター「3D宇宙の旅」(複数回上映)
- 雨天でも講座は実施
*雨天・曇天時にも開催します(ただし天体観望会は中止) - 冬時間につき開始時間および各プログラムを1時間ずつ繰り上げます
- 天文台(自然科学棟の屋上)はとても寒いので,暖かい服装でお越しください
【天文ミニ講座】 エネルギーを放出している活動的銀河が数多く観測されております。その中心核領域からは,しばしば「宇宙ジェット」と呼ばれる,ほぼ光速の相対論的プラズマ(電離ガス)のビーム流が噴出しています。宇宙ジェットの起源は,現代天文学における重要課題の一つになっております。 近年の電波VLBI観測により,そのジェットの付け根領域の様子が詳細に観測されるようになってきました。宇宙ジェットを構成するプラズマがビーム形状になるしくみや,いかにして光速度近くまで加速されるのかについて,私たちが提案する相対論的プラズマ流モデルを紹介します。 活動的銀河の中心核領域からは,電波からX線に至る幅広い波長域での膨大な高エネルギー放射も観測されます。これらの宇宙ジェット放出や高エネルギー放射の活動性の黒幕は,実は,超巨大な回転ブラックホールであると考えられています。実際,宇宙ジェットの付け根領域に「ブラックホール影」が観測されています。様々な波長帯域での異なる観測手法により,どのような「ブラックホール時空の探査」が行われているかについても紹介します。
【天体観望会】 土星と木星を観察しましょう。そろそろ夏の星座の見納めで,東の空からはオリオン座が登場です。 12月13から15日には「ふたご座流星群」の観測の好機です。月明かりの影響もないので,たくさんの流星を観測できる見込みです。 |
お問い合わせ先 |
愛知教育大学 理科教育講座 宇宙物理学研究室 TEL:0566-26-2625 ウェブサイト:愛知教育大学天文台(外部サイト) |
申込方法 |
申込不要 |
詳細情報
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