ただいま記事はありません。

2018年10月12日 山田 浩一(授業づくりモデル准教授)

子どもが主役となる授業のさらなる広がりを願って -ある日のゼミでの一コマから-

私のゼミでは、「ミニ討論会」と称した議論を毎回実施しています。この日のテーマは「平成30年度全国学力・学習状況調査の結果をどうみるか」。 参加している学生からは、「(愛知県は)ランキングでは決して高くはないけれど、この結果を必要以上に気にするのではなく、目の前の子どもにフォーカスをして日々の授業をしっかりと取り組んでいけばよい」、「文部科学省が教科ごとに分析をしている課題を今後じっくり読み込んでいきたい」などと、前向きで的を射た発言が続き、感心させられました。 そんななか、学力テストの成績が毎年上位の常連である秋田県出身の学生の発言には、考えさせられました。その学生が言うには、「秋田県では学力テストの結果が上位になって以来、アクティブラーニングの普及が加速している。」...

続きを読む

2018年09月19日 大島 清和 (学校づくり履修モデル 特任教授)

教師力向上実習の研究成果を左右するもの

 今年度も、前期の5月~6月に、基礎の学生(ストレートマスター)の教師力向上実習Ⅰが行われました。それぞれの学生が、共通課題、学級経営のテーマ、個人研究テーマについて、計画書にまとめ、実習Ⅰに臨みました。  私のゼミ生も、実習校の教職員の皆様に支えられながらも、自分の研究への思いを貫き通した4週間の実習でした。思うようにいかなかった課題もあったものの、後期の教師力向上実習Ⅱへの手応えを感じていたようです。指導教官としても、教師力向上実習Ⅱへの指導の方向を確信することができました。  学生の教師力向上実習の研究成果を左右するものは、確かな「理論」と子どもの実態を踏まえた「実践力」であると思います。この「理論」と「実践力」を基盤にした上に、研究テーマの追究に向けた仮説(手立て...

続きを読む

2018年08月18日 川北 稔(学級づくり履修モデル 准教授)

「問題行動」をピラミッドで考える(再掲)

 教職大学院では題目に「問題行動」がつく授業が2つあります。実はこの題目は授業の内容をうまく表していないのかもしれません。「問題行動」と聞いて思い浮かぶような暴力や迷惑行為を起こす人も、最初からそうしたやり方を選んだわけではないのです。それは発達障害に関する特性が理解されずに自己否定感がたまった結果、あるいは家庭に恵まれない寂しさや疎外感が募った結果とも考えられます(もちろんこうした事情を持つ人が必ず「問題行動」に行きつくわけではありません)。  特別な事情を持つ人だけでなく、人は成長過程で「認められたい」「仲間に入りたい」という思いがうまく表現されないとき、「問題行動」という形を選ぶことがあります。  図のピラミッドでは、上に位置する問題ほど深刻化し、該当する子どもも少...

続きを読む

2018年08月02日 高橋 美由紀(授業づくり履修モデル 教授)

諸外国の教師教育

 諸外国では、日本の教職大学院の役割として、教師教育へのカリキュラム開発が行なわれている。例えば、フィンランドの教師教育では「教師教育の開発」「教員の生涯にわたる職能開発に対する支援」、校長の関連では「リーダーシップ強化」などの内容である。また、シンガポールでは、教育省が教員の継続的な職能成長を促すために「教員成長モデル」 (TGM)を 2012 年に提示し、「21世紀に求められる教員の到達目標」①倫理的教育者(Ethical Educator)、②有能な専門家(Competent Professional)、③協働的学習者(Collaborative Learner)、④変革するリーダー(Transformational Leader)、⑤コミュニティの構築者(Comm...

続きを読む

2018年06月19日 浅田 知恵(学校づくり履修モデル 准教授)

「子どもの命を守るために」・・・チームとしての学校

 大阪教育大学附属池田小学校で8名の児童の尊い命が奪われ、15名の児童と教員が負傷した痛ましい事件から17年が経ちました。学校の安全対策を大きく変えたといわれるこの事件は、今もなお、学校における危機管理について多くの課題を提起しています。  今、教職大学院に通う基礎の大学院生は、被害に遭った児童とほぼ同年代にあたり、その多くはこの事件を知りませんでした。6月8日(金)、授業科目「協働する学校づくり」の『学校における危機管理 "不審者対応" 』でこの事件を基に、危機管理について学修しました。グループワークのテーマは、「子どもの命を守るために、今、教師としてできること」とし、グループごとに"子どもたちが『自分の命を守る力』を育てる教育" "学校環境の整備" "教師の使命感" ...

続きを読む

トップへ戻る