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【学生の皆様へ】新型コロナウイルス感染症への本学の対応について(第8報)

令和2年3月13日

学生各位

危機管理室長(理事(総務・財務担当))  
後藤 博明 

新型コロナウイルス感染症への本学の対応について(注意喚起)(第8報)

 新型コロナウイルス感染症については,国内及び世界各地で感染が拡大している状況です。
 このような状況を踏まえ,卒業生の皆様においては4月からの社会人としての新生活を,在校生の皆様においては4月からの新学期を,それぞれ支障なく迎えられるよう,感染拡大を防ぐ方策として,3月11日の教育研究評議会にて,3月13日から31日までの間学生の構内への立入を禁止することとしましたので,お知らせします。
 また,各国の対策により,今後日本を出国した後に帰国できない可能性も考えられます。渡航予定がある学生については,現在の状況を十分に理解し,今一度,この時期の渡航が必要か検討してください。その上で渡航する場合には,国内で求められていることと同様の感染防止策をとってください。
 令和2年3月9日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から「新型コロナウイルス感染症対策の見解」が示されましたので,このことにも留意してください。

抜粋
 「6. みなさまにお願いしたいこと
 これまでに明らかになったデータから,集団感染しやすい場所や場面を避けるという行動によって,急速な感染拡大を防げる可能性が,より確実な知見となってきました。これまで集団感染が確認された場に共通するのは,①換気の悪い密閉空間であった,②多くの人が密集していた,③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われたという3つの条件が同時に重なった場です。こうした場ではより多くの人が感染していたと考えられます。そのため,市民のみなさまは,これらの3つの条件ができるだけ同時に揃う場所や場面を予測し,避ける行動をとってください。

 併せて毎日の検温を心がけてください(正しい体温の測り方に注意してください。)。
 以下のとおり,授業等への出席についてお知らせしますので,確認してください。学務ネットでも周知します。

新型コロナウイルス感染症に罹患等した場合

1. 疑われる症状が現れた場合又は濃厚接触者となった可能性がある場合について

 新型コロナウイルス感染症が疑われる症状が現れた場合には,授業等を休み,外出を控え自宅で静養することが原則です。
 疑われる症状が現れた場合は,まずは自宅で安静にして様子を観察し,症状が4日以上続く場合は,帰国者・接触者相談センターに連絡し,指示を受けてください。
 濃厚接触者(※1)と判断された場合は,帰国者・接触者相談センター等の指示に従ってください。
 帰国者・接触者相談センターに連絡若しくは濃厚接触者と判断された場合,学生・国際課まで連絡してください。

2. 罹患等した場合の報告について

 新型コロナウイルス感染症に罹患した場合には,必要に応じて感染の拡大防止措置を講じる必要があることから,速やかに,電話又は電子メール(gakuseishien1*m.auecc.aichi-edu.ac.jp)(*を@に変えてください)により,次に掲げる事項について,学生・国際課まで報告してください。

  1. 帰国者・接触者相談センターに相談した日と相談先の保健所
  2. 診断日
  3. 受診した医療機関
  4. 現在の状況
  5. 発熱及び咳などの呼吸器症状が現れた日
  6. 診断日前1ヶ月以内における外国への渡航歴の有無(渡航歴がある場合は,期間,国名及び都市名)
  7. 症状が現れた日以降における本学構内への立入及び本学の関係者との接触の状況(授業等への出席状況を含む。)
  8. 今後の見通し等に係る医師等の所見

3-1. 出席停止

 新型コロナウイルス感染症と診断された学生等,以下に該当する場合は,学校保健安全法第19条の規定により「出席停止」となります。
【出席停止の判断の目安(令和2年2月18日付け文部科学省通知「学校における新型コロナウイルスに関連した感染症対策について」)】

    • ① 医療機関において新型コロナウイルスに感染していると診断された場合
    • ② 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合(解熱剤を飲み続けなければならない場合も同様)
    • ③ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

3-2.出席停止の期間

 (1) 3-1①の場合

    •  学校保健安全法施行規則第19条第1項の規定により,出席停止とします。出席停止期間は「医療機関が治癒したと判断するまで」となります。

 (2) 3-1②及び③の場合

    •   帰国者・接触者相談センターへ相談するとともに,指示に従って医療機関を受診します。出席停止期間は「医療機関が治癒したと判断するまで」となります。

3-3.出席停止により欠席した授業等の取扱いについて

    •  出席停止により欠席した授業等については,学生の不利益とならないよう,レポート・追試験等の代替措置を講じるなど最大限の配慮を行いますので,快復し大学へ来る際は,本学指定の「登学許可証明書」又は医療機関で発行された「診断書」を教務課に提出し指示を受けてください。

海外の感染症危険レベルについて(令和2年3月10日現在)

 外務省海外安全ホームページにおいて,以下の地域が感染症危険レベル3(渡航中止勧告)及び感染症危険レベル2(不要不急の渡航は中止)となっておりますので,ご注意ください。

  1. 次の地域への渡航は延期又は中止をしてください。
    (感染症危険レベル3:「渡航中止勧告」)
    1. 中国:湖北省全域及び浙江省温州市
    2. 韓国:大邱(テグ)広域市,慶尚北道慶山(キョンサン)市,安東(アンドン)市,永川(ヨンチョン)市,漆谷(チルゴク)郡,義城(ウィソン)郡,星州(ソンジュ)郡,清道(チョンド)郡,軍威(グンウィ)郡及び秦化(ポンファ)郡
    3. イラン:コム州,テヘラン州,ギーラーン州,アルボルズ州,イスファハン州,ガズヴィーン州,ゴレスタン州,セムナーン州,マーザンダラン州,マルキャズィ州及びロレスタン州
    4. イタリア:ロンバルディア州,ヴェネト州,エミリア=ロマーニャ州,ピエモンテ州及びマルケ州
    5. サンマリノ
  1. 次の地域への渡航についても,延期又は中止することを強く要請します。
    (感染症危険レベル2:「不要不急の渡航は中止」)
    1. 中国のレベル3以外の地域
    2. 韓国のレベル3以外の地域
    3. イランのレベル3以外の地域
    4. イタリアのレベル3以外の地域
    5. バチカン市国
  1. やむを得ず渡航する場合には,学生・国際課まで,連絡方法・連絡先を伝えるとともに,外務省が実施している海外安全情報配信サービス「たびレジ」(滞在が3か月以上の合には在留届)に登録してください。

なお,新型コロナウイルスへの対応に関しては,日々状況が変化していますので,こまめに最新情報を得るように努めてください。

以下第7報にも留意してください。

【以降,学生・教職員共通】

1.学生・教職員の海外渡航状況の把握等について

  1. 2月21日以降に海外渡航した者若しくは今後海外渡航予定がある者については,以下の4点について,学生は学生・国際課まで,教職員は総務課危機管理係までお知らせください。
    1. 所属・職名(学生においては学籍番号),氏名
    2. 海外渡航期間
    3. 国名,訪問都市名
    4. 体調
  1. 海外から日本へ帰国した際には次のことに留意してください。
    1. 中国,韓国,イラン若しくはイタリアの感染症危険レベル3若しくは2の地域から帰国した際には,WHOにより新型コロナウイルスの健康観察期間は14日間が望ましいとされていることから,2週間程度は体調管理に留意し,換気が悪く人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
    2. それ以外の地域から帰国した際にも,1週間程度は同様の対応をしてください。
    3. 発熱,咳等の症状が出た場合には,医療機関には直接行かず,「帰国者・接触者相談センター」へ相談の上,指示に従ってください。
      指示内容等は,学生は学生・国際課まで,教職員は総務課危機管理係までお知らせください。

2. 本学が主催するイベント・行事等への対応について

 当面の間,不特定多数を対象としたイベント・行事は,原則として延期又は中止とします。

3. 教育活動にかかわる行事について

 教育活動にかかわるイベント・行事等を延期又は中止する場合がありますので,大学からの連絡に注意してください。

4. 部活動やサークル活動について

 部活動やサークル活動及び課外活動は,自粛してください。

5. 予防のための処置等について

  1. 季節性インフルエンザ対策と同様に,できるだけ人混みや換気の悪い部屋での長時間滞在は避ける。また,室内の換気を定期的に(1~2時間おきが望ましい。)行う。
  2. マスクの着用(鼻・アゴを正しい方法で密着させる。1日2~3回の交換が望ましい。),手洗い(石けんの後にアルコール消毒など),うがい(人混み等では15~20分間隔が望ましい。),水・お茶等の摂取(うがいの代わりに15~20分間隔で飲み流す。)などを行う。
  3. くしゃみや咳が出る時は,飛沫にウイルスを含んでいるかもしれないので,人にうつさないようマスクを着用したり,ティッシュなどで鼻や口を覆うなどの咳エチケットを心がける。
  4. 十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ,免疫力を高める。

6. 帰国者・接触者相談センターへの相談の目安

  1. 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続くか,強いだるさや息苦しさ等がある場合は,「帰国者・接触者相談センター」に相談してください。
  2. 相談や受診をする前に,発熱等の風邪症状が見られる時は,学校や仕事を休み外出を控え,体温を毎日測定し記録してください。
  1. 医療機関の受診の際には,上記の感染症危険レベル3若しくは2の地域の滞在歴がある場合又はこれらの地域に滞在歴がある方と接触したことがある場合は,事前に申し出てください。
    併せて,以下への報告をお願いします。
1)報告先
所属 報告先 電話
学生,大学院生 学生・国際課 学生係 0566-26-2176
留学生 国際交流室 国際交流係 0566-26-2179
各附属学校園(児童生徒等・教職員) 附属学校課 附属学校総務係 0566-26-2693
教職員 人事労務課 労務・福祉係 0566-26-2126
2)報告事項
  1. 所属
  2. 職名又は課程等
  3. 氏名(学生にあっては学籍番号も)
  4. 渡航期間及び目的(湖北省の滞在歴がある方と接触したことがある場合には,その状況)
  5. 連絡先(電話,メールアドレス)
  6. 症状

これまでの通知

関連リンク

問い合わせ先

担当 総務課 危機管理係
電話 0566-26-2518

カテゴリ:ニュース|掲載日:2020年03月13日