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2016年6月30日 HATOプロジェクト事業の一環で大阪教育大学と連携授業を実施

2016年08月08日

6月30日(木)にHATOプロジェクトの一環で,大阪教育大学と本学の連携事業を第一会議室および第一共通棟309教室で実施しました。

HATOプロジェクトのひとつとして,「教職基礎体力を備え国際感覚に優れた教員の養成充実に向けた改革プロジェクト」(主担校 大阪教育大学)があり,今回はその一環で,大阪教育大学 赤木登代教授,ジョン・トムセック(John Tomecsek Ⅲ)特任准教授,石田雅子特命職員が来学され,トムセック准教授による3つの特別授業が行われました。

2時限目の様子(マジックを交えた異文化コミュニケーション論)

最初の授業であった2時限目は,主に2年生を対象として開かれ,マジックやジョークを交えながら,笑顔,姿勢,握手などコミュニケーションの基礎的なスキルを学びました。3時限目は,本学外国語教育講座 田口達也講師の担当授業「英米文化講義Ⅲ」と連携して主に英語選修・専攻4年生を対象に行われました。この授業では,教員として物事を多角的に見ることの大切さをさまざまなペアワークを通じて体験しました。4時限目は,英語サポートセンターと連携して全学生を対象として実施され,ご自身の日本滞在経験を基に,異国に住むことの大変さ,そしてそれを乗り越えて成長することのすばらしさを話していただきました。

3時限目の様子(多面的なものの見方をペアアークで養う授業)

以上の3つの授業には計300人近い参加者がありました。どの授業も国際感覚を高める優れた授業であったのはもちろんですが,マジシャンとしての顔も持つトムセック准教授ならではの楽しませる授業でもありました。

「授業はコミュニケーションであり,コミュニケーションの成否を左右する最も重要な要素はsmileだ」。授業の中でトムセック准教授はこう述べられましたが,この理念は,どの授業でも意識され,体現されていると強く感じました。

こうした点は,学生ばかりではなく教員にも非常に参考になるもので,参加者全員にとって大変有意義な一日となりました。

4時限目の様子(自身の日本滞在経験を基にした国際文化論)

(外国語教育講座 准教授 小塚良孝)

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