News & Topics:2023年10月掲載分
- 2023年9月4日 一般広報誌「あえる AUE Letter 8号」を発行しました。
- 2023年9月15日 学生ドキュメント動画第二弾「愛教大生の新しい挑戦!」を愛知教育大学公式YouTubeチャンネルにて公開しました。
- 2023年9月15日〜18日 ダンス部が「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2023 少人数による創作ダンスコンクール」にて2チームが特別賞受賞
- 理科教育講座 星博幸教授が2023年度「日本地質学会論文賞」を受賞
- 2023年9月15日 「産休・育休教員カムバック研修『ウェルカムGIGA!』」を開催
- AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」作成のSDGs教材「バイオミミクリー・トランプ」の贈呈式を実施しました。
- 2023年9月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2023年9月27日 全学FD講演会「AI時代の新たな学びについて考える」を開催
- 2023年10月4日 岐阜県各務原市教育委員会と相互連携に関する協定を締結しました。
- 2023年10月5日 「SDGs AICHI EXPO 2023」に本学AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が出展
- 2023年9月29日 令和5年度9月卒業式を挙行しました。
- 2023年9月28日、29日 附属図書館にて中学生職場体験学習を実施
- 2023年10月16日 令和5年度 大学院 秋季入学式を挙行しました。
- 2023年10月24日 学生ドキュメント動画第三弾「オープンキャンパス・コース説明会奮闘記!」とこれまで広報課が制作した動画の切り抜きショート動画を愛知教育大学公式YouTubeチャンネルで公開しました。
- 2023年10月4日 「令和5年度 財務に係る業務の説明会」を開催しました。
- 2023年10月15日 本学第一体育館で「令和5年度第41回井ケ谷町内大運動会」を実施
- 2023年10月 附属図書館が『愛知教育大学「明倫堂文庫」』のウェブサイトを開設
- 2023年10月20日 令和5年度第2回喫緊の教育課題を学ぶ会を開催しました。
- 2023年10月20日 広報SD研修「これからの大学広報に求められること」を開催しました。
- 2023年10月23日 愛知教育大学創基150周年記念事業「記念植樹プレート除幕式」・「記念展覧会オープニングセレモニー」を開催
- 2023年10月16日(月)から11月23日(木・祝)まで本学附属図書館で本学の150年の歴史を振り返る記念写真展を開催しています。
2023年9月4日 一般広報誌「あえる AUE Letter 8号」を発行しました。
2023年10月 3日
2023年9月4日(月)、一般広報誌「あえる AUE Letter 8号」を発行しました。「あえるAUE Letter」は2019年に創刊した本学の一般広報誌で、毎号巻頭に特集ページを設けています。今回の8号と次回2024年1月発行予定の9号では、「愛知教育大学創基150周年」を特集します。
8号では、愛知教育大学150年のあゆみや11月に開催される記念式典や関連行事を紹介しています。また150周年を迎えたことをテーマに、教育・学生担当 野地恒有理事にはテーマ「創基150周年の歴史における『私の1/5の同時代史』」、学生支援・国際交流・未来共創担当副学長 小塚良孝教授にはテーマ「創基150周年記念事業ワーキンググループとしての活動」をそれぞれ寄稿していただきました。
一般広報誌「あえる AUE Letter 8号」は以下リンク先ページからご覧いただけます。
また創基150周年記念事業特設サイトでは、創基150周年にかかわるさまざまなニュースを掲載しています。
「あえるAUE Letter9号」では、11月に開催される記念式典や関連行事の様子をレポートします。ご期待ください。
(広報課 広報・渉外係 飯濱美樹)
2023年9月15日 学生ドキュメント動画第二弾「愛教大生の新しい挑戦!」を愛知教育大学公式YouTubeチャンネルにて公開しました。
2023年10月 3日
2023年9月15日(金) 学生ドキュメント動画第二弾「愛教大生の新しい挑戦!」を愛知教育大学公式YouTubeチャンネルにて公開しました。
学生たちがそれぞれの目標に向かう姿をインタビューを軸に約半年間にわたり紹介していきます。
第一弾「あなたはどうして愛知教育大学?」に続く第二弾は、大学生になってボランティア活動などさまざまな課外活動に挑戦する学生の姿を紹介します。
動画制作に際し、ご協力ならびにご尽力いただきました皆さまに心よりお礼申し上げます。
第三弾は今年7月22日(土)、23日(日)に開催された本学のオープンキャンパスで高校生を迎える学生の様子をご紹介します。ご期待ください。
モデル学生
- 学校教員養成課程義務教育専攻保健体育専修3年 伊藤悠愛さん
制作会社
- STUDIO YA'2(スタジオ ヤズ)
撮影の様子
学生ドキュメント動画 第二弾「愛教大生の新しい挑戦!」
本動画は、以下からご覧いただけます。
学生ドキュメント動画 第一弾「あなたはどうして愛知教育大学?」
学生ドキュメント動画第一弾「あなたはどうして愛知教育大学?」はこちらからご覧いただけます。
(広報課 広報・渉外係 飯濱美樹)
2023年9月15日〜18日 ダンス部が「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2023 少人数による創作ダンスコンクール」にて2チームが特別賞受賞
2023年10月 3日
私たちダンス部は、9月15日(金)〜18日(月)に富山県高岡市で行われた「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2023 少人数による創作ダンスコンクール」に出場し、大学27校45チームが参加したなか、チーム名 respectM、チーム名 ぽっぴんぐしゃわーの両チームが特別賞を受賞しました。
今回が12回目の出場となり、2019年以来の3度目の入賞を果たしました。2チーム出場し両チームとも受賞したのは今回が初めてです。1つ目の受賞作品のタイトルは「ASOBITO」であり、「遊び」を題材に創作しました。相手の顔を見てコミュニケーションをとることが少なくなってきている中で、原点ともいえる「遊び」を通して直接的なコミュニケーションをとり、自分や他者を知ることが大切なのではないか、遊び心を忘れていないかということを表現しました。2つ目の受賞作品のタイトルは「繭―自らの身をも捧ぐ―」であり、蚕が自ら生成した繭は他者の手によって紡がれ、生糸にされることで蚕は死んでしまうという現象に着目し、たとえこの身がなくなろうとも、誰かのためになるなら献身したいという想いを自分自身と重ね合わせて表現しました。
今回、このような素晴らしい賞を受賞できたのは、両チームとも作品と仲間と向き合い、またチームが違えどもお互いに作品を高め合うことができたのはもちろんのこと、どんな時も手厚くご指導してくださった先生方、多くの方々の支えや応援のおかげだと思います。本当にありがとうございました。今後もこの賞に恥じぬよう、チームとしてさらなるレベルアップを目指して活動していきたいと思います。
(学校教員養成課程 義務教育専攻 保健体育専修 3年/ダンス部主将 窪津遥花)
理科教育講座 星博幸教授が2023年度「日本地質学会論文賞」を受賞
2023年10月 3日
理科教育講座 星博幸教授が2023年度「日本地質学会論文賞」を受賞しました。日本地質学会は1893年(明治26年)創立の歴史ある学会で、約3,800人の会員からなる日本の地学分野を代表する学会です。星教授は2020年度、2022年度にも同賞を受賞しており、今回で3度目の受賞となります。9月17日(日)~19日(火)に京都大学で同学会第130年学術大会が開催され、17日(日)に表彰式が行われました。今回は星教授を含め8人の著者が共同執筆した論文が受賞対象になりました。
【論文】
入月俊明・柳沢幸夫・木村萌人・加藤啓介・星 博幸・林 広樹・藤原祐希・赤井一行「2021、近畿地方の瀬戸内区に分布する下-中部中新統の生層序と対比」(地質学雑誌、第127巻、7号)
【受賞した星教授の感想】
この度、栄誉ある日本地質学会論文賞を受賞することができ、大変嬉しく思っています。本研究において私は、専門分野である古地磁気学と地質年代論の立場から貢献したと考えています。論文賞は三度目の受賞ですが、これに満足せず、研究をますます発展させて学術に貢献するとともに、この分野における本学のプレゼンスを高め、さらに研究成果を本学の学生教育に生かしたいと考えています。
(学術研究支援課 学系支援係 自然科学系 大山良浩)
2023年9月15日 「産休・育休教員カムバック研修『ウェルカムGIGA!』」を開催
2023年10月 5日
9月15日(金)に、「産休・育休教員カムバック研修『ウェルカムGIGA!』」を愛知教育大学教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門主催で開催し、産休・育休中や職場復帰直後の小中学校教員16人が参加しました。
本企画は、育児休業中の本学卒業生がお子さんを連れて大学に来た際に、「GIGAスクール構想で児童生徒が一人一台の端末を持つようになったが、しばらく学校から離れているので学校についていけるか、仕事と育児の両立がうまくいくか」といった不安を口にされたことがきっかけとなり、初めて実施したものです。
学校現場で使用しているタブレット端末や授業支援ソフト等は教育委員会ごとに異なっていることや、申込時に聞き取った「産休・育休からの復帰にあたって特に学んでみたいこと」を考慮して、実際に体験いただく作業環境や研修内容をコーディネートしました。また、別会場に託児ルームも開設し、7人のお子さんをお預かりしました。
参加者同士のつながりもつくれるように、グループごとに自己紹介や歓談を始めていただき、和やかな雰囲気の中で会が進行しました。第一部では梅田恭子学長補佐(ICT活用指導力育成担当)による講義「授業の今を知ろう」を行い、GIGAスクール構想の説明や、実際の現場の様子を見ながら解説があり、これから求められる力と授業の今について学びました。
第二部は、体験型ワークショップで、SKYMENU CloudとGoogleClassroomの二つの授業支援ソフトを用いてクラウドを活用した授業の体験と探究型演習を行い、クラウド上での資料共有、協働編集、他者参照を体験しました。 SKYMENU Cloudの体験は、本学が連携協定を締結しているSky株式会社の協力により実現しました。
研修会終了後のアンケートでは、参加者から「カメラ機能やグループ分け機能等、実際に子どもが使う方法を体験できたのが良かった」「実際に授業場面を想定した実践ができたから、復帰後のイメージがわいた」「一人一台端末を使うことで、授業で他の人やグループの意見が簡単に共有できるのがいいと思った」という感想が寄せられ、職場復帰前や直後の研修としてとても有効であったことが見受けられました。
また、「ほかの先生方とも話すことができて、同じ気持ちで復帰する先生方がいる心強さを感じた」、「育児から離れて学びなおしをすることもでき、大変有意義な時間を過ごすことができた」という感想もあり、育児中の心のリフレッシュとしての時間づくりや学びの場づくりとして大学として貢献できる可能性を感じました。
当日は多くの報道関係者に取材いただき、中日新聞、朝日新聞、名古屋テレビ、東海テレビ、キャッチネットワークで紹介されました。教員不足の課題や学校現場でのICT活用に関する関心が高まる中、引き続き教育現場に寄り添った研修を企画していきます。
(教務企画課 教育高度化支援係 係長 小笠原有香)
AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」作成のSDGs教材「バイオミミクリー・トランプ」の贈呈式を実施しました。
2023年10月10日
本学のAUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」は、SDGsの普及・啓発を教育面から推進していこうとする団体です。子どもたちにSDGsを楽しく学んでもらうことを目指した教材開発、開発した教材をもとにした出前授業、SDGsイベントへの出展などの活動を行っています。より多くの小学生や先生方に開発教材を体験していただくため、西三河の小学校にSDGs教材を提供する目的で、2023年3月20日(月)~5月18日(木)の間にクラウドファンディング「小学生にSDGsを楽しく学べるカード教材を提供したい!」を実施し、多くの方々の支援を得て目標を達成することができました。このほど、生き物の仕組みや形を科学製品に生かすバイオミミクリー(生物模倣)を知ることで生物の多様性等を学ぶSDGs教材「バイオミミクリー・トランプ」が完成したため、豊田市、刈谷市、岡崎市の小学校で贈呈式を実施しました。
豊田市
豊田市への贈呈式は9月15日(金)に豊田市立市木小学校で実施しました。豊田市教育委員会の山本浩司教育長のご臨席のもと、6年生全員が見守る中、SAGA代表の市川佳依さんから代表の児童に手渡されました。贈呈後、山本教育長より「豊田市をあげてSDGsを進めており、私(教育長)もSDGsのバッジをつけている。今回、豊田市の小学校全部に教材をもらえることとなったのでこれを使ってSDGsの学びを深めてほしい」とごあいさついただきました。
贈呈式後、6年生の各クラスでSAGAのメンバーによるバイオミミクリー・トランプを使った出前授業が実施されました。メンバーよりカードを用いてバイオミミクリーの例の説明が行われた後、児童は神経衰弱やババ抜きをして楽しく遊びました。同じカードをひいて大喜びしたり、違うカードをひいてがっかりしたりと大盛り上がりでした。遊びながらも、カードに記載された生き物の特徴とそれを応用した科学製品の説明を読み、お互いに見せ合って学びを深めていました。授業の最後には、各グループで最後までババをもっていた児童が自分の好きなカードのペアを、選んだ理由も合わせて発表しました。恥ずかしそうにしながらもしっかりと発表ができました。
刈谷市
刈谷市への贈呈式は9月25日(月)に刈谷市立富士松東小学校で実施しました。刈谷市教育委員会の金原宏教育長のご臨席のもと、児童会の代表者に手渡されました。金原教育長からは感謝の言葉に次いで「愛知教育大学のSAGAをはじめとするパートナーシップ団体の皆さんは私の後輩でもあり地域や学校のために積極的な取り組みをしていただいていてうれしいです」という激励の言葉をいただきました。贈呈後、受け取った児童代表は「トランプを通して、生活の中でもSDGsを考えるようにしたいです」と話しました。
次いで、富士松東小学校では4年生が総合的な学習の時間でSDGsについて学んでいるということで、4年生を対象にSAGAの学生による出前授業を実施しました。SDGs神経衰弱やババ抜きでは、学生から「そのカードのペアはさっき見た気がするな」といったヒントを得ながら、子どもたちは思わず全身を乗り出して大盛り上がりでした。楽しく遊んだ後には、バイオミミクリークイズで学んだことを振り返りました。
岡崎市
岡崎市の贈呈式は9月26日(火)に岡崎市立大門小学校で実施しました。石原真吾校長先生から贈呈式に至った経緯をご紹介いただき、岡崎市教育委員会の熊谷清一学校指導課長より「岡崎市の小学校47校に贈呈いただき感謝します。この教材でSDGsに興味を持っていただき、勉強に生かしていただきたい」とお礼の言葉をいただきました。6年生の児童代表に教材を手渡した市川さんは「教材が日常の小さなこととSDGsをつなげるきっかけになればよいと思います」と話しました。贈呈式後は笑顔での記念撮影となりました。
なお、今回贈呈されたバイオミミクリー・トランプは以下のリンク先ページよりダウンロードが可能です。
(地域連携課 課長 古田紀子)
2023年9月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2023年10月17日
2023年9月に掲載された新聞記事は5件、テレビ番組は4件です。この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 9月3日(日)津市の三重県文化会館で、第78回東海吹奏楽コンクール(東海吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が行われました。愛知教育大学吹奏楽団は金賞を受賞し、10月28(土)、29日(日)に宇都宮市で開かれる第71回全日本吹奏楽コンクールに東海代表として臨みます。
【9月4日(月) 朝日新聞朝刊 21面】
- 9月9日(土)から11月26日(日)まで岡崎市のおかざき世界子ども美術博物館で「動きや音を楽しむ木のおもちゃ展」が開催されています。樋口一成教授(幼児教育講座)が企画し、根羽村森林組合や愛知県内の森林組合が製作しました。タワーや溝を木の玉がユニークな動きで転がり、軽やかな音や優しい感触が子どもだけでなく大人も楽しませています。
【9月13日(水) 信濃毎日新聞朝刊16面】
- 9月15日(金)産休・育休中の教員や職場復帰して間もない教員の不安を和らげるために、授業などで使用するタブレットの活用法を指南する研修「産休・育休教員カムバック研修『ウェルカムGIGA!』」を、愛知教育大学次世代教育イノベーション棟で開きました。情報教育講座の梅田恭子教授が講師を務め、県内の小中学校の教員20人ほどが参加しました。このニュースは9月15日(金)の東海テレビ「NEWS ONE」ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」9月25日(月)メーテレ「アップ」でも放送されました。
【9月24日(日) 朝日新聞朝刊19面】
- 9月15日(金)、AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が豊田市の市木町を訪れ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関する学習教材「バイオミミクリー・トランプ」を寄贈しました。バイオミミクリーは、自然界や生命の仕組みを模倣して技術やシステムを開発することで、同教材は生物とそれに対応する技術を神経衰弱のように当てる教材です。同日は6年生を対象に出前授業を開き、同教材の使い方を披露しました。
- 9月25日(月)、AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が刈谷市立富士松東小学校を訪れ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関する学習教材「バイオミミクリー・トランプ」を寄贈しました。同日は4年生の2クラスを対象に出前授業を開き、同教材の使い方を披露しました。このニュースは9月26日(火)ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」でも放送されました。
【9月26日(火) 毎日新聞朝刊21面】
テレビ番組
- 9月15日(金)放送 東海テレビ「NEWS ONE」
9月15日(金)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
9月25日(月)放送 名古屋テレビ「アップ!」
産休・育休中の教員や職場復帰して間もない教員の不安を和らげるために、授業などで使用するタブレットの活用法を指南する研修「産休・育休教員カムバック研修『ウェルカムGIGA!』」を、愛知教育大学次世代教育イノベーション棟で開きました。情報教育講座の梅田恭子教授が講師を務め、県内の小中学校の教員20人ほどが参加し、タブレットの使用や、同じ境遇の教員と交流することで、不安を和らげました。
- 9月26日(火)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が刈谷市立富士松東小学校を訪れ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関する学習教材「バイオミミクリー・トランプ」を寄贈しました。同日は4年生の2クラスを対象に出前授業を開き、同教材の使い方を披露しました。
(広報課 広報・渉外係 向井健人)
2023年9月27日 全学FD講演会「AI時代の新たな学びについて考える」を開催
2023年10月19日
9月27日(水)に、全学FD講演会「AI時代の新たな学びについて考える」を本学教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門主催で開催し、本学教職員、学生のほか、全国各地の教育関係者およそ250人が対面・オンラインで参加しました。
「ChatGPT」に代表される生成AIの急速な発展により、教育の分野においてもAIの活用場面が増え、教材・学習支援ツールもさらに進化することが予想されています。このような動きを踏まえ、文部科学省は7月4日に「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表しました。本企画は、教育情報化の最新動向について理解を深めるとともに、AI時代の新たな学びについてより深く考える機会とするため、全学FD講演会として実施したものです。
講師には、上記のガイドライン策定にあたり、書面ヒアリングや中央教育審議会デジタル学習基盤特別委員会委員としてかかわられた、東北大学大学院情報科学研究科の堀田龍也教授と、文部科学省初等中等教育局視学委員GIGAスクール戦略担当であり、本学教職キャリアセンターに所属する中川哲客員教授を迎え、県内外の教育関係者にも声を掛け、後日視聴希望者も含め、600人を超える申し込みを受け付けました。
堀田教授からは、「我が国の初等中等教育の教育情報化の最新動向」をテーマに講演いただき、今後の社会と求められる資質・能力についての解説の後に、現行の学習指導要領と令和3年1月26日の中教審答申「令和の日本型学校教育」で目指す「学び」について説明があり、どのような学びがはじまっているのか、現在の教育現場で子どもたちが学習する様子を動画を交えて紹介され、これからの課題として、学習の基盤となる資質・能力の一つに位置づけられる「情報活用能力」を鍛えることの重要性や、学力向上のためにはICT活用だけでなく授業改善も一体的に行う必要性をあげ、積極的な校務の情報化の推進はGIGAの授業改善にもつながると話されました。
中川客員教授からは、「教育における情報の活用について考える―情報とAIを活用した教育の挑戦」をテーマに講演いただき、現代社会において情報量が増加していく仕組みと大量のデータを生かすAI技術が進化していくまでの変遷についての解説の後に、判定機としてのAIの事例としてプログラミングの授業で被写体を認識させて言葉とひも付ける様子を、生成機としてのAIの事例としてChatGPTを実際に操作する様子の紹介があり、教育でAIを扱う場合には、適切でない例と活用が考えられる例を理解し、特に校務では積極的に活用してほしい、また、今後子どもたちに対する情報リテラシー教育がますます重要になっていくと課題を述べられました。
また、ゲストでお呼びしたきみそら共育研究所の田上誠悟氏に、両講演のまとめをグラフィックレコーディング(会議や講演などでの議論や説明を、絵や図形などのグラフィックを用いて視覚的・直感的に分かりやすくリアルタイムにまとめる手法)で行っていただきました。まとめあげた内容を10分弱で解説する情報活用の在り方には、会場の参加者から驚きの声があがりました。
講演会終了後のアンケートでは、参加者から「これからの時代を生きる子どもたちの教育について、方向性を示していただき、どうしてデジタル機器を使う必要があるのか探究学習が必要なのか納得感をもつことができた」「VUCA時代を生きていく人間を育てるための『現在の教育』であり、多くの学校に大きな転換が必要な時期であると再認識した」「よくわからないものを遠ざけるのではなく、近くにおいて適切に接することの重要性を学んだ」という感想を含め、たくさんのコメント、反響がありました。各地からご参加いただきましてありがとうございました。情報量が増加するVUCAの時代に、ともに学び、考えを深める一助となるような研修を今後も企画していきます。
(教務企画課 教育高度化支援係 係長 小笠原有香)
2023年10月4日 岐阜県各務原市教育委員会と相互連携に関する協定を締結しました。
2023年10月19日
10月4日(水)、本学と岐阜県の各務原市教育委員会は、子どもの健やかな成長、教職員の資質・能力の向上および学生の実践力育成等において、大学と教育委員会が相互に協力し、学校教育の発展と人材の育成に寄与することを目的に、教育分野において多様に協力していくため相互連携協定を締結しました。
各務原市は愛知県に近い岐阜県南部に位置することから、各務原市から本学へ通学する学生も多くいます。市には、知的障がいのある高等部の生徒のみを対象とした各務原特別支援学校があるものの、小中学部の児童生徒は市外へ通学している状況にあり、かねてより要望のあった小・中・高一貫であり、知的障がいに加え、肢体不自由や病弱の児童生徒を対象とした新しい特別支援学校の令和7年度開校に向けて、整備を進めています。
コロナ禍前には本学学生の体験活動を各務原市でも実施していたことや、学長就任時の未来共創プランを策定したことをきっかけに、野田敦敬学長が2年前に各務原市教育委員会を訪問しており、2年越しの協定締結となりました。
締結式では、各務原市教育委員会事務局足立勉総務課長の趣旨説明の後、野田学長が「本学は特別支援教育講座を有している。また岡崎には小学部から高等部までの附属特別支援学校もあり、実践研究を進めている。コロナ禍などの影響で時間がかかってしまったが、創基150年という記念の年に協定の締結により新たなスタートができることを嬉しく思う」と話しました。
次いで、各務原市教育委員会の加藤壽志教育長から「本市も市政60年の節目であり、これからは未来を共に創っていく時代であると考える。特別支援についてはすべての先生が理解を持つことが必要であり、小中学校の教員に向けた研修などもご協力いただきたい。また、学生の実践の場としても各務原市の学校をぜひ使ってもらいたい」とごあいさつをいただきました。式は終始和やかに進み、学長と教育長が互いに協定書に署名を行い、協定が締結されました。
今後、本学と各務原市教育委員会は、それぞれが持つ特色を生かして、現代的教育課題の解決に向けた共同研究、学生の教育体験、教員研修等を中心に相互協力を進めていく予定です。
(地域連携課 地域連携係長 松本典江)
2023年10月5日 「SDGs AICHI EXPO 2023」に本学AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が出展
2023年10月19日
10月5日(木)愛知県国際展示場で行われた「SDGs AICHI EXPO2023」に本学AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が出展しました。本イベントはSDGsを県内全域へ普及・浸透させることを目的に、今回で第4回目の開催を迎えました。当日は「多様な力で実現するサステナブルな未来」のテーマに基づき、一般企業、学校や公的機関など120団体が特徴のあるブースで普段の活動を存分にアピールし、大いに盛り上がりました。
SAGAは、生態系ピラミッドから、生き物同士のつながりについて学ぶことができる「生態系8並べ」や、絵札と読み札を対応させSDGsについて楽しみながら理解することができる「SDGsカルタ」、自然界の仕組みから学んだことを技術開発に生かしている事例を学ぶことができる「バイオミミクリー・トランプ」など、独自に作成したさまざまなSDGsに関する教材を出展しました。SAGA代表の市川佳依さん(初等教育教員養成課程 理科選修 4年)は「SDGsという一見難しいと感じてしまうものを、視覚的に楽しく学ぶことができるように工夫している」と述べ、教材を紹介しました。
また、SDGs AICHI EXPOはさまざまな主体の取り組みを知り、SDGs推進の新たなパートナーシップを構築することも目的とされています。そこで、私たちがEXPOを見て回る中で、特に印象的だった団体をご紹介します。
企業からの出展では、(株)セブン-イレブン・ジャパンのブースが印象的でした。スムージーはフードロスの低減にも効果的な商品で、従来では色や形状の問題で廃棄になっていた野菜や果物をピューレ状にして使用することで、食べ物を大切に扱う取り組みや、店舗の前にペットボトル回収機を設置し、回収したペットボトルを再利用して、もう一度ペットボトルに再生する「ボトル to ボトル」という取り組みを行っているなど、身近なところでSDGsに関する興味深い内容を学ぶことができました。
公的機関からの出展では、本学と相互連携協定を締結し、SDGs未来都市にも選定されている知立市が印象に残りました。ブースでは知立市の取り組みを紹介するクイズに挑戦した人に知立市のSDGs普及啓発物品を配布しており、物品には友好都市提携を結んでいる長野県伊那市の間伐材で作成したSDGsピンバッジなどがありました。知立市ではこのようなクイズや普及啓発物品の配布を通して、SDGsの意義を幅広く周知する活動も行っているとのことです。
人類は貧困や気候変動などさまざまな課題に直面していますが、一人ひとりが意識して生活することで解決できる問題があり、日々の生活も見直す機会になりました。
(教育支援専門職養成課程 教育ガバナンスコース 3年(地域連携課インターシップ生)波多野圭汰/荒木奏音)
2023年9月29日 令和5年度9月卒業式を挙行しました。
2023年10月23日
9月29日(金)に、令和5年度9月卒業式を本部棟第五会議室にて挙行しました。
この日、卒業を迎えたのは学部生5人、大学院生8人。このうち卒業式には昼の部に7人、夜の部に4人が出席し、野田敦敬学長から学位記が手渡されました。
学長告辞では、野田学長が、卒業生・修了生それぞれの大学生活における努力や成果を称え、今年創基150周年を迎えた本学の今後の活動に卒業・修了後も協力願いたい旨を述べ、結びに「本学での学びを礎に、健康に留意され、大きく羽ばたかれることを祈念します」と、卒業生・修了生を祝福しました。
これを受けて、昼の部では、卒業生・修了生代表の楊欣欣さん(大学院教育学研究科 修士課程 教育支援高度化専攻)が、大学院での自らの成長とかかわったすべての先生への感謝を述べ「今後、研究や教員養成、地域社会へ一層の貢献に努めることで、お世話になった皆様に恩返しをしたい」と意気込みを語りました。
夜の部では、修了生代表(元 附属名古屋中学校教員・現 公立学校教員)の水谷佳那子さん(大学院教育学研究科 専門職学位課程 教育実践高度化専攻)が、教育現場での研究を継続しながら大学院で教育理論を学ぶ機会を得たことで、「『理論と実践の往還』をより充実させることができた」と学びの成果を語り、自らの未来への強い思いを胸に、今後も学び続けるという確固たる姿勢を示しました。
(総務課 総務係 前田祥子)
2023年9月28日、29日 附属図書館にて中学生職場体験学習を実施
2023年10月23日
9月28日(木)、29日(金)の2日間、豊明市立沓掛中学校の2年生2人が附属図書館にて職場体験学習を実施し、業務を体験しました。
大学に来るのも職場体験も初めてとのことで、慣れない中さまざまな体験をしてもらい、一冊の図書が図書館に届いてから利用者に貸出・返却されるまでの一連の処理のほか、本学の教育・研究成果等をインターネット上で公開するシステムである「愛知教育大学学術情報リポジトリ」への論文の登録作業を体験してもらいました。
体験後には「書架に並ぶまでたくさんの作業があることに驚いた」「図書や図書館について詳しくなれた」「利用者が利用しやすいように考えられていることを知って自分も他の場面でも実行していきたい」などの感想があり、充実した時間を過ごしてもらえたようでした。
この体験を今後に生かしていただき、本や図書館さらには大学への興味を深めてもらえれば幸いです。
(学術研究支援課 図書館運営室 室長 島村瑞穂)
2023年10月16日 令和5年度 大学院 秋季入学式を挙行しました。
2023年10月23日
10月16日(月)、令和5年度 愛知教育大学 大学院 秋季入学式を、本部棟第五会議室にて挙行しました。
大学院秋季入学は、修士課程では諸外国の学事歴と合わせるため、教育支援高度化専攻日本型教育グローバルコースにおいてのみ実施する選抜によるものです。今年度の大学院秋季入学生は、教育学研究科修士課程1人でした。
野田敦敬学長から入学許可が宣言されると、入学生の VO TRONG THI さん(教育学研究科修士課程 教育支援高度化専攻)が力強く宣誓を行いました。学長告辞では、学長が英語で、充実した2年間になるよう支援する旨伝え、入学生に歓迎の意を示しました。続いて、本学執行部の役員、学系長が紹介され、式は終了しました。
(総務課 総務係 前田祥子)
2023年10月24日 学生ドキュメント動画第三弾「オープンキャンパス・コース説明会奮闘記!」とこれまで広報課が制作した動画の切り抜きショート動画を愛知教育大学公式YouTubeチャンネルで公開しました。
2023年10月26日
10月24日(火)、学生ドキュメント動画第三弾「オープンキャンパス・コース説明会奮闘記!」を愛知教育大学公式YouTubeチャンネルで公開しました。
第一弾「あなたはどうして愛知教育大学?」、第二弾「愛教大生の新しい挑戦!」に続く第三弾は、7月22日(土)、23日(日)に開催された本学のオープンキャンパスで高校生を迎えて行うコース説明会を担当し、企画、準備、当日の進行と奮闘する学生の姿を特集しました。
モデル学生
- 教育支援専門職養成課程教育ガバナンスコース3年 佐野主馬さん
制作会社
- STUDIO YA'2(スタジオ ヤズ)
撮影の様子
動画制作に際し、ご協力ならびにご尽力いただきました皆さまに心よりお礼申し上げます。
第四弾は小学校で教育実習を行う学生の様子をご紹介します。ご期待ください。
学生ドキュメント動画 第三弾「オープンキャンパス・コース説明会奮闘記!教育ガバナンスコース」
本動画は、以下リンク先からご覧いただけます。
学生ドキュメント動画 第二弾「愛教大生の新しい挑戦!」
学生ドキュメント動画第二弾「愛教大生の新しい挑戦!」はこちらからご覧いただけます。
学生ドキュメント動画 第一弾「あなたはどうして愛知教育大学?」
学生ドキュメント動画第一弾「あなたはどうして愛知教育大学?」はこちらからご覧いただけます。
切り抜きショート動画
これまで広報課で制作した動画をより手軽に視聴していただくため、切り抜きショート動画も配信中です。(リンク先はいずれも外部サイトになります。)
- 切り抜きショート動画一覧(16本)
- 学生ドキュメント動画 「第一弾」
- 学生ドキュメント動画 「第二弾@情報保障支援」
- 学生ドキュメント動画 「第二弾@外国人児童生徒支援」
- 学生ドキュメント動画 「第三弾」
- 施設紹介動画Vol1 「附属図書館」
- 施設紹介動画Vol2
- 施設紹介動画Vol2 「音楽棟」
- 施設紹介動画Vol2 「音楽棟@ピアノ練習」
- 施設紹介動画Vol2 「美術・技術・家政棟」
- 施設紹介動画Vol2 「養護・幼児棟@幼児保育実習室」
- 施設紹介動画Vol2 「養護・幼児棟@養護活動・学校保健実習室」
- 施設紹介動画Vol2 「自然科学棟」
- 施設紹介動画Vol2 「自然科学棟@訪問科学実験わくわく」
- 施設紹介動画Vol2 「保健体育棟」
- 学生寮の一日 「授業風景」
- 学生寮の一日 「部活動」
(広報課 広報・渉外係 飯濱美樹)
2023年10月4日 「令和5年度 財務に係る業務の説明会」を開催しました。
2023年10月26日
10月4日(水)に「令和5年度 財務に係る業務の説明会」を開催しました。本説明会は、学内の各部署で物品購入や旅費・謝金などの会計業務を担当する事務職員を対象に、財務課が企画したもので、財務に係る知識の習得、再確認を目的としました。
また、本説明会は令和3年度から、毎年、対面形式により開催していますが、今年度から新たにオンライン形式や動画視聴形式も取り入れ、参加者の負担軽減を図った結果、令和4年度を超え、合計77人(対面49人、オンライン18人、動画視聴10人)が参加しました。
当日は、財務課が作成した「会計ハンドブック」をテキストにして実施しました。公的研究費等の不正使用防止から始まり、予算配分、物品等の購入、公用車の利用、旅費、謝金、収入があった場合の手続きに加え、2023年10月1日から導入されたインボイス制度など、財務に係る幅広い業務について、それぞれの担当者より説明を行いました。
本説明会にあたり、参加予定者から「会計ハンドブック」や日ごろの業務で疑問に思われている点について、今年度から新たに事前アンケートを行い、その内容を踏まえて各説明者は、昨年度からの変更点やよくある間違い、倫理上注意すべき点などポイントを絞って説明し、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
実施後のアンケートでは、疑問点を一つ以上解消できたと回答した参加者は9割に達し、大変有意義な説明会となりました。
(財務課 副課長 近藤雄作)
2023年10月15日 本学第一体育館で「令和5年度第41回井ケ谷町内大運動会」を実施
2023年10月26日
10月15日(日)、本学の第一体育館で「令和5年度第41回井ケ谷町内大運動会」が実施されました。本学は災害時の指定避難所になっており、この運動会は防災運動会として実施されています。本学施設での開催は昨年度からですが、今年は悪天候のため、井ケ谷町初の試みとなる体育館での実施となりました。
本学からは来賓として、野田敦敬学長と杉浦慶一郎理事(連携・附属学校担当)が参加したほか、本学文化系団体「かきつばたの民」を中心に、本学の「自然体験活動」、「教職実践演習」、保健体育講座の縄田亮太准教授のゼミの受講生からなる学生が運営のお手伝いをしました。
運動会のはじめのあいさつの中で、井ケ谷町の早川輝地区長より「井ケ谷町が誇れるものが三つあります。小堤西池のカキツバタ、洲原公園のきれいな桜、そして国立大学の愛知教育大学があることです」とお褒めの言葉をいただきました。続けて、野田学長が「本学は今年で創基150周年になります。ここにおられる皆さまに支えられながら、ますます発展していきたいと思います」と述べました。
運動会にはたくさんの町民が参加されたため、体育館が少々手狭でしたが、「親子で防災風呂敷」や「空き缶つりで防災水ゲット」など工夫を凝らした種目で盛り上がりました。種目の中には学生が考案したものもあり、「この種目は愛知教育大学の学生が考えました」と紹介のアナウンスが入りました。次の種目の準備や、競技方法の演示など運営の手際もよく、運動会はスムーズに進行しました。
学生たちはラジオ体操の実施や、競技の準備など一生懸命運営のお手伝いをしていました。運動会を締めくくる最後の盆踊りでは学生も輪に入り、井ケ谷町の皆さんと一緒に踊りました。雨天でグラウンドが使えないことによる体育館での実施でしたが、町民の皆さんの笑顔が絶えない大成功の運動会となりました。
(地域連携課 課長 古田紀子)
2023年10月 附属図書館が『愛知教育大学「明倫堂文庫」』のウェブサイトを開設
2023年10月26日
本学附属図書館では、前身である愛知県師範学校時代から受け継いだ和漢書を所蔵しています。この中には、尾張藩の藩校「明倫堂(めいりんどう)」の蔵書であった和漢書も多数含まれています。このたび、本学が所蔵する明倫堂関連図書一覧と明倫堂蔵書の復元リスト、文庫の概要を紹介する「愛知教育大学『明倫堂文庫』」のウェブサイトを開設しました。
明倫堂蔵書は明治4年藩校廃止ののち、文部省の命により東京書籍館(今の国立国会図書館)や愛知師範学校(官立、明治10年廃止)に渡ったもの、民間に払い下げられたもの等さまざまな経緯をたどっており、これまでその全体像を知ることができませんでした。そこで附属図書館では、現存する藩校当時の蔵書目録(以下「蔵書目録」)10点と関係する行政文書等の諸資料、学内外所在を問わず明倫堂旧蔵書と確認できる図書とを突き合わせ、蔵書の復元を試みました。
この調査で、本学蔵書は、質的には蔵書目録収載書の半数程度を占めることが分かりました。また、蔵書目録が作成された以降に収書された図書や、明倫堂の後継である名古屋藩学校の蔵書などを含む貴重な資料であることが明らかになりました。さらに、明倫堂では「千字文」(※)の順を用いた蔵書管理が行われており、これが蔵書形成の過程を知る手掛かりとなることなども判明しました。このことは、概要としてまとめ、サイトに掲載しています。
サイトは今後も新しい情報を加え、活用しやすいものとなるよう更新を行う予定です。また、サイト開設を記念した展示「愛知教育大学『明倫堂文庫』」を12月1日(金)から27日(水)まで、館内2階の日本文教出版Atelier Nichibun(多目的スペース)にて開催します。実際の書物を、解説とともにご紹介します。
本学が所蔵する和漢書はその多さゆえ、整理作業は道半ばですが、明倫堂関連図書の整理に一定のめどがついたため、大学創基150周年の節目の今年、サイトを開設しました。本学「明倫堂文庫」は、地域の教育の歴史を今に伝える貴重な資料群であるとともに、大学史においても、愛知県師範学校蔵書の始まりとなり、伝統を物語る存在です。今回の整備を第一歩として、温故知新、未来の教育・研究に活用されることを願います。
※中国、梁の武帝の命により、1000の漢字を四字句からなる韻文に編んだもの。同じ漢字を二度用いることがない。(小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』JapanKnowledge Libより抜粋)
(学術研究支援課 図書館運営室 目録情報係)
2023年10月20日 令和5年度第2回喫緊の教育課題を学ぶ会を開催しました。
2023年10月30日
10月20日(金)に愛知教育大学教職キャリアセンター教員研修部門が主催する令和5年度第2回喫緊の教育課題を学ぶ会を開催しました。この研修会は個別最適な学びと協働的な学びをテーマとして、新潟市立小針小学校で研究主任を務める寺山晋一先生にご登壇いただきました。今年度2回目となる今回の研修会には、県内の小学校教諭、中学校教諭をはじめ計22人が参加しました。冒頭では、教職キャリアセンター教員研修部門長の磯部征尊教授が主催者あいさつおよび本研修会の趣旨について説明を行いました。
主催者あいさつに続いて、3~4人組のグループを構成して、最近夢中になっていることや好きなことについて話をする自己紹介や、スマートフォンを使用したチーム戦で行うクイズといったアイスブレーキングを行いました。このクイズは、タブレットを持っている子どもたちにも行っており、盛り上がる活動であるとのことでした。本題の個別最適な学びの話題では、小学5年生の立体の体積などの具体的な事例を交えながら、指導の個別化について解説されました。解説の中で、指導の個別化について、「みんなで山を登るという目標は同じでも、それぞれ道は異なり、中には途中で疲れて教師に支援を求める子も出てくる。そういう子どもに対して教師がどう支援するかである」と登山に例えて、述べられました。次に学習の個性化について、子どもが制作したアニメーションなどをご紹介いただきました。小学生が制作したとは思えないような作品に受講者の先生方も驚いた表情を見せていました。協働的な学びでは、小テストがあることを事前に伝えたうえで、みんなが計算の方法を説明できるというゴールに向かって学ぶ様子などが紹介されました。仲の良い子ども同士でいきいきと学び合う姿が印象的でした。そして「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に向けて、アウトプット(協働)のためにインプット(個別最適)があり、これらの学習が成立する前提条件として学級経営のより一層の充実が必要であると総括されました。その後、受講者からの質疑が行われ、活発な意見交換が行われました。
次回の研修会は、「学びに向かう力」をテーマに11月21日(火)の開催を予定しています。
(教職キャリアセンター 教員研修部門 黒川雅幸)
2023年10月20日 広報SD研修「これからの大学広報に求められること」を開催しました。
2023年10月30日
10月20日(金)に広報委員会主催で、広報SD研修「これからの大学広報に求められること」を開催しました。この研修は大学の構成員である教職員、学生一人ひとりが広報担当者としての意識を醸成するための研修として、講師に(株)中日新聞社管理局長で本学経営協議会委員の田畑豊氏をお迎えし、約50人の教職員が参加しました。
新津勝二理事(総務・財務担当)の進行の下、最初に野田敦敬学長から温かい歓迎のあいさつがあり、田畑氏にお越しいただいたことへの深い感謝の意を表しました。
その後、田畑氏の講演がスタートし、近隣他大学の記事データベースでの新聞掲載状況も踏まえ、メディアを積極的に活用し、ブランド力向上のために日頃から種まきを行っておくことの重要性を語られました。
また、広報担当者としての取り組みとして、自分が記者になったつもりで他部署の情報提供を待つだけでなく、積極的に学内を回って特ダネを発見すること、どうすれば反響のある情報発信ができるか脳から汗が出るほど考えること、大学がアピールしたい内容ではなく、受け手が欲しい情報を考えて提供することが重要であると述べられました。
本学のNews&TopicsやSNSについても触れ、長文や機械的な表現を避け、教育大学ならではの知識や興味深い裏話を含め、分かりやすく簡潔な情報を提供する必要性を示されました。
本学の取り組みや実情に合わせた具体的な改善点も話していただき、参加者は時折深く頷いていました。また、講演の後には参加者から積極的な質問も飛び交い、非常に有意義な講演となりました。
その後、新津理事から、本研修に至った経緯の話とともに、昨年度、若手教員による広報WGの取りまとめに尽力された保健体育講座の縄田亮太准教授が紹介され、縄田先生からは同WGの経緯、取り組み等について簡潔に話がありました。引き続き新津理事から、本年6月に設けられた若手教員・事務職員による「効果的な広報ツール活用プロジェクトチーム」の対応案の発表があり、その対応案に対して、田畑氏からフィードバックをいただき研修が終了しました。
研修会終了後は、会場を移して情報交換会が行われました。若手職員や役員が分け隔てなく、田畑氏を囲んで和やかな雰囲気に包まれながら、活発に意見交換が行われ、予定終了時刻を大幅に上回るほどに盛り上がりました。
今後、この貴重な研修会で得た知識とアドバイスをもとに、教職員や学生一人ひとりが広報担当者として情報を効果的に発信し、大学のブランド力を高めていくことが期待されます。
(広報課 広報・渉外係 向井健人)
2023年10月23日 愛知教育大学創基150周年記念事業「記念植樹プレート除幕式」・「記念展覧会オープニングセレモニー」を開催
2023年10月30日
10月23日(月)、記念植樹プレート除幕式および記念展覧会オープニングセレモニーを開催しました。
愛知教育大学創基150周年記念事業の一つとして、大学構内の附属図書館前広場とAUEスクエアに、ヒガンザクラを植樹し、その記念として創基150周年記念事業ロゴマークをあしらったデザインプレートを設置しました。23日から附属図書館内で記念展覧会が公開されることに合わせ、附属図書館前広場で野田敦敬学長はじめ理事、学内関係者約15人の立会いの下、野田学長が記念植樹プレートの除幕を行いました。
本学では、構内のソメイヨシノやシダレザクラが、3月ごろから順に花の見頃を迎え、今回植樹したヒガンザクラと桜の開花リレーをつなぎ、大学構内を彩ります。
この開花リレーにより、本学の桜たちと合わせ、入学式や卒業式のお祝いに華やかさを付け加え、学生の門出や来学者の記憶に残ることを願っています。
除幕式に続き、附属図書館内の日本文教出版Atelier Nichibun(多目的スペース)に移動し、記念展覧会オープニングセレモニーを開催しました。記念展覧会は、「記念写真展」と「地域の教育に関する企画展」の二つの展示で構成され、「記念写真展」については10月16日(月)から一般公開されていましたが、地域の教育に関する企画展「『青い目の人形・あいちの会』と本学の合同特別企画展」が同日から公開されることから、記念展覧会としてのオープニングセレモニーを開催する運びとなりました。
地域の教育に関する企画展「『青い目の人形・あいちの会』と本学の合同特別企画展」は本学と青い目の人形・あいちの会との合同企画展です。オープニングセレモニーには、本学からは、野田敦敬学長および4人の理事が出席し、青い目の人形・愛知の会からは、成田重忠会長はじめ関係者4人が出席しました。
野田学長からは「青い目の人形・あいちの会」に対しお礼を述べられるとともに、100年近くの間人形を保存されていた方々に対し敬意を表されました。また、「11月19日(日)に開催する記念式典に向け、この展覧会をはじめとする記念事業をますます盛り上げていきたい」とのあいさつがありました。青い目の人形・愛知の会の成田会長からは「愛知教育大学の卒業生としても、この企画展に協力することができて大変光栄である。今回の展示で、普遍的な平和の理念や日米親善の理念を永続的に続けることが必要であるということを、観覧していただいた方に少しでも共感していただければ喜ばしい」との話がありました。
セレモニー終了後には、展示中の青い目の人形を囲んで記念写真撮影が行われ、深草正博副会長のギャラリートークに大学関係者は耳を傾けながら人形や関係資料を熱心に見学しました。
(創基150周年記念事業ワーキングメンバー
監査室長 樋口 眞二/総務課 副課長 浅岡 明美/施設課 副課長 谷川 正憲)
2023年10月16日(月)から11月23日(木・祝)まで本学附属図書館で本学の150年の歴史を振り返る記念写真展を開催しています。
2023年10月30日
2023(令和5)年、愛知教育大学は1873(明治6)年に本学の前身である「愛知県養成学校」が設置されてから150年の節目を迎えました。これを記念し、「愛知教育大学創基150周年記念事業」のさまざまな取り組みを行っており、その一つとして10月16日(月)から記附属図書館で記念写真展を開催しています。
記念写真展は、明治・大正・昭和・平成・令和と150年にわたる本学の軌跡を貴重な写真で振り返る写真展となっています。
日本文教出版 Atelier Nichibun(多目的スペース)では、戦前(四つの師範学校時代)から戦後(愛知学芸大学時代、刈谷市井ケ谷地区への統合移転まで)を振り返る写真パネルの展示とともに、卒業生から寄贈などされた校章、卒業証書といった貴重な思い出の品や、手に取ってお読みいただける学内広報誌なども展示しています。AUEインフォメーションギャラリーでは、歴史をぎゅっとまとめた特大サイズのパネルとともに現在地への統合移転時の貴重な映像をご覧いただけます。
一般オープンとなる10月16日(月)に先だって、10月11日(水)に、野田敦敬学長および4人の理事はじめ学内関係者9人が写真展の様子を観覧し、本学の卒業生でもあり修了生でもある野田敦敬学長は数々の史料をご覧になりながら、「よくこれだけの貴重なものを探してきたね」と感嘆されていました。また、展示史料の一つ(「学園だより」)に、ご自身が大学院一年時(23歳!)に書かれた文章を発見され、本学の歴史とともにご自身の歴史をしみじみ思い返していました。
記念写真展を企画した、本事業の創基150周年記念事業ワーキンググループメンバーである小塚良孝副学長(学生支援・国際交流・未来共創担当)は「本学の歴史を生き生きと伝える資料を多数展示しています。見どころは多いですが、その一つは、資料が伝える各時代の学生の姿です。ぜひ学生の皆さんには、先輩方の学生時代、つまりは遠く離れた時代に同じく教員を目指したり、教育に関心を持って学んでいた同年代の若者が何を感じ、考えていたのかを資料から読み解いてもらえればと思います。きっと何かしら心に響いたり、考えさせるものがあるのではと思います」と、記念写真展の見どころについて語りました。
また、記念写真展を開催まで準備してきた学校教育講座 釜田史准教授は「戦前・戦中・戦後と長期間にわたって本学や附属学校園で大切に保存・継承されてきた多くの史料群や、卒業生から寄贈された貴重な史料が残されていたおかげで、充実した写真展を準備することができました。先輩たちの地道な取り組みに敬意を表しつつ、私たちは次の世代へバトンタッチできるよう、よりいっそう関係史料の調査・保存・公開に取り組んでまいりたいと思います」とコメントがありました。
本写真展は、本学の卒業生や教職員・学生の皆さんはもちろんのこと、地域の皆様、どなた様にとっても、本学の歴史に興味を持つきっかけとなるまたとない機会となっております。
日本文教出版Atelier Nichibun(多目的スペース)でのパネルによる写真展は11月23日(木・祝)まで開催しています。AUEインフォメーションギャラリーは、150周年のパネルを来年6月までご覧いただける予定となっています。 多くの方のご来場をお待ちしています。
展示場所 | 附属図書館 2F 日本文教出版Atelier Nichibun(多目的スペース) |
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展示期間 | 2023年10月16日(月)~11月23日(木・祝) |
展示場所 | 附属図書館 2F AUEインフォメーションギャラリー |
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展示期間 | 2023年10月16日(月)~2024年6月(予定) |
- 対象:本学教職員及び学生、一般(どなたでも)
- 入場無料
- 附属図書館の開館/閉館スケジュール、開館時間については、愛知教育大学附属図書館サイト(外部サイト)にてご確認ください。
また、記念写真展と同じ会場で、100年近く前にアメリカから日本各地の小学校などへ日米の友好を願って贈られた人形を展示している『「青い目の人形・あいちの会」と本学の合同特別企画展』を同時開催しています。