News & Topics:2024年11月掲載分
- 2024年10月17日 令和6年度 後期外国人留学生開講式を開催
- 2024年10月23日 本学附属特別支援学校小学部が本学を訪問しました。
- 2024年10月23日、24日 地域協働教育体験活動(創作和菓子コース)の一環で稲刈りとはざかけ、芋掘りを実施
- 2024年10月20日 東郷町のイーストプラザいこまい館で「第21回じどうかんこどもまつり『プログラミングで、うごくえほんをつくろう!』」を開催
- 2024年10月31日 本学学生がハロウィン仮装で愛教大を彩りました。
- 2024年10月23日 学生のICT活用指導力向上のためのFDを次世代教育イノベーション棟で開催
- 2024年10月29日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で井ケ谷幼児園の園児がどんぐり拾いのため来訪
- 2024年9月14日 心理講座 髙柳伸哉准教授が2023年度「日本教育心理学会優秀論文賞」を受賞
- 2024年10月19日 「保護者懇談会2024」を開催しました。
- 2024年11月5日~11日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
- "節電"取り組み大賞の応募および受賞式を行いました。
- 2024年11月6~12日 本学附属名古屋小学校 秋の公開授業「わくわくつながる授業デザイン~みんなで見いだすわたしたちの学び~」学生ICT支援員がサポート
- 2024年10月31日 本学所蔵の授業記録が名古屋大学大学院の授業の教材として活用されました。
- 附属図書館で愛知教育大学ゆかりの人物の図書を展示しています。
- 2024年10月27日 ひらめき☆ときめきサイエンス2024「フィールドワークに行こう!」を開催しました。
- 2024年11月16日 「第18回科学・ものづくりフェスタ@愛教大」を開催しました。
- 2024年10月30日 障害学生支援に関する理解啓発講演会を開催
- 2024年11月19日 令和6年度第2回スクールリーダー研修会を開催しました。
- 2024年11月19日 井ケ谷地区役員と愛知教育大学との懇談会を開催しました。
2024年10月17日 令和6年度 後期外国人留学生開講式を開催
2024年11月 1日
10月17日(木)令和6年度後期入学の外国人留学生を対象に開講式を本部棟第一会議室において行いました。開式にあたり、野田敦敬学長から、4カ国9人の留学生に歓迎の意が伝えられました。「日本の季節の変化と、学生との交流を楽しんでください。皆さんの留学が、有意義なものになるようにサポートします」とのあいさつがありました。続いて紹介された役員などからも、温かい励ましの言葉が贈られ、最初は緊張気味だった留学生たちも、徐々にリラックスした表情に変わりました。
次に新入生の代表として、タイ出身のパカマハサクン・チャトモンコンさんからあいさつがあり、本学でこれから多くの学びと経験を得たいと、決意を表明しました。流暢な日本語でのスピーチは、拍手喝采を浴びました。
そして、留学生が一人ずつ自己紹介をしました。出席の役員と教員は、あいさつをする留学生たちに励ましの視線を送りながら耳を傾けていました。その後、懇談会が設けられ、和やかな雰囲気の中、教職員が新入生と歓談しながら、交流を深めました。最後に、笑顔を記念写真に残して開講式を終えました。
(国際企画課 国際交流係 贄仁美)
2024年10月23日 本学附属特別支援学校小学部が本学を訪問しました。
2024年11月 1日
10月23日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校小学部17人と引率教員9人が遠足で本学を訪れました。
今にも雨が降り出しそうな曇天の中、雨雲を吹き飛ばすような元気な声とともに児童がバスで大学に到着しました。バスを降りるとその足で次世代教育イノベーション棟に入り、カキツバタホールにて野田敦敬学長と元気にあいさつをしました。その後野田学長は児童一人一人に「今日は楽しんでね」などと話をしながら記念のシールを手渡しました。
特別支援教育棟に移動すると、特別支援教育講座の吉岡恒生教授と学生が児童を歓迎し、レクリエーションが行われました。児童と学生が二人一組になり、大プレイルームの中でいろんな遊具遊びを楽しみました。最後に児童が学生に歌を披露し、学生に感謝の気持ちを届けました。
お昼の時間になり、児童と学生は第一福利施設に移動し、学食では緊張しながらも自分でメニューを注文し、おいしいご飯に大満足でした。
昼食後は特別支援教育棟に戻り、児童たちを待ちかまえていた愛教ちゃんとエディに大喜びしながら記念撮影を行いました。
たくさんはしゃいだ児童は笑顔でバスに乗り込み、大学を後にしました。
参加した学生から「どのように子どもとかかわればいいのか、もっと上手くかかわる方法を知りたいと思った」という感想が寄せられ、引率した教員から「特別支援教育専攻の学生さんに一対一で遊んでいただけて子どもたちはうれしかったと思います。学食でお昼を食べることができたことも、自分の食べるものを自分で注文する経験になってよかったです」という感想をいただきました。また、本学教員から「附属特別支援学校での学校体験活動を実施した直後の1年生に参加してもらうことによって、学びの場とは少し違った遊びの場で子どもと触れ合い、障害のある子への理解を深めることができたと思う」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
2024年10月23日、24日 地域協働教育体験活動(創作和菓子コース)の一環で稲刈りとはざかけ、芋掘りを実施
2024年11月 5日
地域協働教育体験活動(創作和菓子コース)の一環で、10月23日(水)に自然観察実習園にて稲刈りとはざかけ、24日(木)に芋掘りを実施しました。
これは、11月23日(土)に未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」として開催される第6回「あつまれ! 子どもキャンパス」で、さつまいもを使ったおはぎ作りに使うもち米とさつまいもの収穫を体験するものです。
10月23日(水)は社会科教育講座の小坂俊介講師の監督の下36人の学生が参加し、前半と後半に分かれて稲刈りとはざかけにチャレンジしました。
今にも泣きだしそうな天気の中、学生は長袖長ズボン長靴にポンチョなどを羽織って、雨対策をしてから田んぼの前に集合しました。自然観察実習園の作業員である近藤末男氏、稲垣憲孝氏や岡田廣之氏に、稲刈りの方法を教えてもらった後、鎌を持ち一列に並んで稲刈りをスタートしました。
すべての稲を束にしたあと、作業員さんが用意したはざに束を架けました。これから約2週間、天日で乾燥させて水分を抜くそうです。みんなどろんこまみれになりながら23日の作業は終わりました。
10月24日(木)は社会科教育講座の真島聖子准教授の監督の下、9人の学生が参加し芋掘りを行いました。近藤氏をはじめとした自然観察実習園の作業員の皆さんに掘り方の説明を受け、まずは生い茂った葉と蔓(つる)をみんなでよいしょーっと引っこ抜き、マルチ(黒いビニールシート)を剥がして芋掘りの準備をしました。
畝が見えた状態で列になり、土を掘るとたくさんの立派なさつまいもが出てきました。学生の顔より大きなさつまいもが、そこかしこから出てきては歓声が上がりました。
今回収穫したもち米とさつまいもは、11月23日(土)に開催する第6回「あつまれ! 子どもキャンパス」の中の「オリジナルおはぎを作ろう!」というプログラムで、子どもたちに食べてもらう予定です。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
2024年10月20日 東郷町のイーストプラザいこまい館で「第21回じどうかんこどもまつり『プログラミングで、うごくえほんをつくろう!』」を開催
2024年11月 5日
10月20日(日)、東郷町のイーストプラザいこまい館で中池竜一准教授(教職キャリアセンター)と学生ICT支援員3人が、第21回じどうかんこどもまつりのアクティビティプログラムとして「プログラミングで、うごくえほんをつくろう!」を開催しました。
45分のアクティビティを全3回開催し、小学生の低学年および年長児合計約50人がScratch Jr.(スクラッチ・ジュニア)について説明を聞いた後、プログラミングで動く絵本を自由に作りました。参加した子どもたちは、ブロックを組み合わせてプログラミングし、キャラクターを動かしたり色を変えたりセリフを入れるなどの工夫を重ねて、さまざまな作品を作り上げました。 プログラミングで動く絵本を作る体験を通じて、子どもたちは自分のアイデアを形にする楽しさと、プログラミングで表現の幅が広がることを学びました。Scratch Jr.のブロックを使ってキャラクターを動かしたり、色やセリフで個性を加えたりしながら、世界にひとつだけのオリジナル作品を作り上げる喜びを感じられたと思います。
【学生ICT支援員の感想】
高須 慈さん(義務教育専攻 ICT活用支援専修4年)
・プログラムを通じて、子どもたちの頭の中が具現化する過程をみることができた面白かったです!
大原 悠稀さん(義務教育専攻 ICT活用支援専修3年)
・Scratch Jr.を教えることを通じて、初めてプログラミングをする人に向けた教え方を考えることができ、良い経験となりました。
神林 駿太さん(義務教育専攻 ICT活用支援専修1年)
・今回は子どもたちのサポートだけではなく講師側の立場を経験でき、どのような流れで説明すれば分かりやすく楽しいプログラミングができるのかを、細かい点まで考えることができました。
(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修1年 神林駿太)
(教職キャリアセンター 准教授 中池竜一)
2024年10月31日 本学学生がハロウィン仮装で愛教大を彩りました。
2024年11月 5日
10月31日(木)本学学生がハロウィン仮装で愛教大を彩りました。
本学では毎年ハロウィンの時期に、一部の学生たちがお気に入りの仮装を楽しんでいます。今年も授業の休み時間に学生たちが友人や学科単位で集まり、仮面ライダーや猫などの仮装を楽しみました。
とある2人組の学生はピンクの猫ちゃんに大変身。「猫と女子高生をイメージしました」とうれしそうにコメントしました。
10月下旬から後期授業が始まり、にぎやかになった愛教大が、より一層華やかになりました。
(広報課 広報・渉外係 向井健人)
2024年10月23日 学生のICT活用指導力向上のためのFDを次世代教育イノベーション棟で開催
2024年11月 6日
10月23日(水)、教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門による通算3回目のFD「学生のICT活用指導力向上に向けて-教職課程における課題と取り組みを中心に-」を次世代教育イノベーション棟で開催しました。梅田恭子教授(入試・ICT活用指導力育成担当副学長)から、学生が回答したICT活用指導力チェックリストの経年変化について報告があり、研究協力員の杉林英彦准教授(美術教育講座)と髙嶋香苗助教(保健体育講座)から、ICT活用指導力向上のための事例紹介が行われました。
参加者同士の意見交流も活発に行われ、ICT活用の入口として、部門の活動拠点であるこらぼや、学生ICT支援員のサポートを受けてきたことも話題となり、課題解決の手立てとして有効な情報を共有する機会になりました。
(教務企画課 教育高度化支援係長 小笠原有香)
2024年10月29日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で井ケ谷幼児園の園児がどんぐり拾いのため来訪
2024年11月 7日
10月29日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷幼児園の園児によるどんぐり拾いを本学キャンパス内で実施し、井ケ谷幼児園の4歳児41人と5歳児45人、引率教諭12人、大学からは学生4人の合計106人が参加しました。
今にも雨が降り出しそうな灰色の空の下、カラフルな色の帽子をかぶり元気に井ケ谷幼児園を出発した園児たちは、正門で学生に迎えられ、附属図書館南側通路に行きました。 到着後、大きな声で野田敦敬学長にあいさつし、続いて学生たちにあいさつをしました。学生からあいさつ代わりに一人一人ミライネコのシールをもらい、園児たちはスモッグの小さなポケットに大事そうにシールをしまい込みました。
その後4歳児と5歳児で別れてどんぐりや葉っぱなどを探し始めました。園児たちは傘の付いた大きなツヤツヤのどんぐりや小さな虫を見つけると、「先生! いいのがあったー!」「かわいいダンゴムシがいたよー!」などと楽しそうに学生や引率教諭に報告していました。
ポケットにたくさんのどんぐりをしまい込み、ほくほく顔の園児たちは少し雨がぱらつく中、帰路につきました。
参加した園児からは「どんぐりたくさんひろった!」「またいきたいね」などの感想があり、また、井ケ谷幼児園の教諭からは「子どもたちは、いろいろな種類のどんぐりがあることを発見できました」「自分たちで拾ったどんぐりをすぐに遊びに取り入れて、よい経験ができました」というお言葉をいただきました。
また、参加した学生からは「園児たちにたくさん声を掛けてもらえて楽しかった。また一緒に遊びたい」「みんなからどんぐりをたくさんもらえてうれしかった」などの感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2024年9月14日 心理講座 髙柳伸哉准教授が2023年度「日本教育心理学会優秀論文賞」を受賞
2024年11月11日
心理講座 髙柳伸哉准教授が2023年度「日本教育心理学会優秀論文賞」を受賞しました。日本教育心理学会は1959年創立の学会で、4,484人の会員からなる学会です(2024年3月31日時点)。この賞は、当該年度に機関誌『教育心理学研究』に発表された全論文(城戸奨励賞の選考対象論文を除く)のうち、特に優秀な論文に対して与えられるものとされます。髙柳准教授は2017年度に共著者として同賞を受賞しましたが、今回は髙柳准教授を筆頭著者とした論文で2度目の受賞となりました。
【受賞した髙柳准教授の感想】
この度、多くの研究の中から優秀論文賞を受賞することができ、また私にとって初の第一著者としての受賞ということで、とても光栄です。本論文は中学3年時における自傷行為の要因に関する論文ですが、日本教育心理学会において選んでいただいたことは、教育現場における心理的支援の視点を広げるためにも重要なことであると考えます。今後も教育現場における心理的な課題について、学術的探究だけでなく臨床的示唆を含み、教育現場における効果的な教育・支援の促進につながる取り組みに励んでまいります。
【受賞論文】
髙柳伸哉・伊藤大幸・浜田 恵・明翫光宜・中島卓裕・村山恭朗・辻井正次 (2023)中学3年時における自傷行為の発生に至る軌跡の検証 教育心理学研究、71 (1)、 62-73.
(学術研究支援課 学系支援係 教育科学系)
2024年10月19日 「保護者懇談会2024」を開催しました。
2024年11月11日
10月19日(土)に「保護者懇談会2024」を開催しました。保護者懇談会は、本学学生の保護者向けに毎年開催しており、多くの保護者の方々に足をお運びいただき、今年度は約350人の参加がありました。
第一部は全体説明会として、野田敦敬学長のあいさつの後、國府華子副学長から授業・成績、学生生活についての説明が行われ、学生からは就職活動体験談が語られました。
第二部では、職員による質問コーナーや教員による個別面談が行われました。また、附属図書館の見学ツアーや天体観望会、3D宇宙シアター上映のようなイベントも実施され、多くの人でにぎわいました。AUEパートナーシップ団体(PS団体)のポスター展示による活動報告では、日ごろの活動を知ってもらう良い機会となりました。クラブ・サークル公演イベントでは、子ども向け人形劇サークルじゃんけんぽん、管弦楽団、オカリナサークルTOTORO、混声合唱団による催しが行われ、会場は温かい拍手に包まれました。
(学生支援課 学生・課外教育係)
2024年11月5日~11日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
2024年11月15日
11月5日(火)~11日(月)に「論文の探し方」講座(50分制、期間中全8回開催)を附属図書館にて開催し、学部生・院生合わせて34人が参加しました。
これは、卒業論文やレポート作成の支援を目的として企画している図書館独自の説明会です。図書館で利用できる論文データベースの紹介、効率的な論文の探し方や入手方法などについて、演習を交え図書館職員が解説しました。
解説後、参加者は任意のキーワードで検索演習を行い、データベースの使い方、論文を探すフローチャートを確認しながら、興味のある論文について熱心に調べていました。
参加者の感想からは、「論文が意外と探しやすくて驚いた」「知らなかった便利な機能についてたくさん学べた」「もっと早く参加すれば良かった」など、満足度の高さがうかがわれ、今後の大学生活に役立つ説明会となりました。
附属図書館は、今後も学生の皆さんが利用しやすい図書館を目指して、定期的に説明会を開催していきます。
(学術研究支援課 資料利用係専門職員 高瀨菜津)
"節電"取り組み大賞の応募および受賞式を行いました。
2024年11月20日
節電の啓発活動の一環で、昨年度に引き続き、2回目の募集で、今年5月から約6か月間、節電の取り組みやポスター、川柳の作品を募り、その優秀作の表彰を行いました。この募集は、昨今の燃料価格の高騰に伴い、教職員や児童・生徒一人一人が、節電に対する自由な発想や実践、かつ節電を「自分ごと」として考え、この難関を大学全体で乗り切りたいという思いから企画したものです。
多くの児童・生徒からの応募をいただき、10月28日(月)と11月13日(水)に行われた表彰式では、野田敦敬学長自ら受賞者に対して表彰を行いました。受賞した児童・生徒のひとりは、表彰状を緊張した面持ちで受け取り、続いて副賞のぬいぐるみ「愛教ちゃん」「エディ」を渡されると、うれしそうな表情を浮かべていました。
【受賞者および受賞作品】
・学長賞名古屋小学校 4年生の皆さん(団体)
・アイデア賞
左から順に
【川柳1】附属名古屋小学校 4年3組 井出 大智さん
【川柳2】附属岡崎中学校 3年D組 浦邉 勇太朗さん
【川柳3】附属岡崎小学校 校長 大槻 真哉先生
・選考会特別賞
(施設課 副課長 谷川正憲)
2024年11月6~12日 本学附属名古屋小学校 秋の公開授業「わくわくつながる授業デザイン~みんなで見いだすわたしたちの学び~」学生ICT支援員がサポート
2024年11月22日
11月6日(水)~12日(火)教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門の学生ICT支援員が、本学附属名古屋小学校で実践研究発表会「わくわくつながる授業デザイン~みんなで見いだすわたしたちの学び~」にて、ライブ配信や、写真撮影などのお手伝いをしました。先生方の授業への取り組み方や進め方、子どもたちの様子も見学することができ、大変有意義な支援となりました。
【附属名古屋小学校の先生の感想】
春の実践研究発表会に続き、今回の公開授業でも学生ICT支援員の学生に協力をしていただいたことで、配信補助や撮影など授業記録の面で助かりました。多くの教員から今後も来てほしいという声があるので、引き続きお願いしたいです。
【支援した学生ICT支援員の感想】
川端 穂香さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修 4年)
サポートは、主に配信確認と写真撮影をしました。興味深い授業の様子や、先生方と子どもたちの生き生きした顔が見られ、良い経験になりました。
桝 成実さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修 4年)
授業支援を通じて、今後の参考となる授業をたくさん見ることができ、魅力的な授業について知り、学ぶことができました。
野田 真理香さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修 4年)
公開授業のサポートを通して、児童の楽しそうな様子を観察でき、意見交流会では授業のねらいを学ぶことができ貴重な体験となりました。
河野 健さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修 4年)
児童が主体的に授業を作っていくのを実際に見てみると、先生と児童の関係性がしっかりある上で成り立っているんだなということを実感しました。
降田 英佑さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 ICT活用支援専修 3年)
音楽の授業ではICTだけを使うのではなく、紙とタブレットを目的に応じて使い分けていたのが印象に残り、とても参考になる授業でした。
(教務企画課 教育高度化支援係 下田卓弘)
2024年10月31日 本学所蔵の授業記録が名古屋大学大学院の授業の教材として活用されました。
2024年11月22日
10月31日(木)、名古屋大学大学院教育発達科学研究科の学生と教員 合計34人が来学し、本学名誉教授である 故 霜田一敏先生より本学に寄贈された授業記録が授業の教材として活用されました。
本件は、今年1月に開催した教職キャリアセンター教科教育学研究部門と未来共創プラン戦略2「教育のプラットフォーム構築プロジェクト」の共催シンポジウム「授業記録を通して学び合う価値とは何か?」の参加をきっかけに、実現したものです。
野田敦敬学長をはじめとする本学関係者の開会あいさつの後、参加者は6つのグループに分かれ、大学会館内書庫に所蔵されている授業記録の閲覧と、割り当てられた授業記録についての検討や意見交換を行いました。
参加者の中にはご自身が40年前に書かれた授業記録を見つけられた方もいらっしゃり、当時の様子について熱心に話をされていました。
グループ毎の発表では、授業記録には教師のエネルギーや生徒の動きを詳細に伝える役割や、授業分析が教師と生徒の関係性や教育の質を向上させる役割があること。また、教師には生徒の自発的な学びを促す役割があることについて意見がまとめられました。また改めて長年にわたる研究活動をとおして収集された資料が閲覧できる場があることについて、謝意を受けました。
みなさんも、時を超える全国の教師のエネルギーを授業記録から受け取ってみませんか。閲覧希望をお待ちしております。
(教務企画課 教育高度化支援係長 小笠原有香)
授業記録のご案内
附属図書館で愛知教育大学ゆかりの人物の図書を展示しています。
2024年11月22日
附属図書館では、本学ゆかりの人物に関連する図書を展示しています。
愛知教育大学の前身である愛知県女子師範学校の卒業生で、元参議院議員かつ婦人運動家の市川房枝氏(1893~1981年)や改称前の愛知学芸大学で教鞭をとっていた小説家の城山三郎氏(1927~2007年)をはじめ、さまざまな分野で活躍している本学(前身を含む)の卒業生や教員が数多くいます。
昨年、本学は創基150周年を迎え、本学やその歴史をよりよく知ってもらう機会になればと、附属図書館では本学にゆかりのある方々にまつわる図書を一堂に集め、紹介しています。
この展示コーナーは、図書館内のカウンター前に設置しています。図書館にお立ち寄りの際は、ぜひ気になった本を手に取ってみてください。
展示場所 | 附属図書館 2F カウンター前 |
---|---|
展示期間 | 2024年12月末まで(予定) |
対象 | 本学教職員および学生、一般(どなたでも) |
入場料 | 無料 |
附属図書館の開館日程については、愛知教育大学附属図書館サイトにてご確認ください。
愛知県図書館でも城山文学の回顧展が開催されています。
(学術研究支援課 図書館運営室 資料利用係)
2024年10月27日 ひらめき☆ときめきサイエンス2024「フィールドワークに行こう!」を開催しました。
2024年11月25日
10月27日(日)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス「フィールドワークに行こう! ―地層と化石の調査から大地の成り立ちを探る―」を、本学自然科学棟501教室と岐阜県瑞浪市(フィールドワーク)で開催しました。ホームページなどで参加者を募り、県内外から中学生23人が参加しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。「フィールドワークに行こう!」では、地質学を研究する理科教育講座 星博幸教授が、1800 万年前の東海地方の様子をフィールドワークによって探究してもらうプログラムを企画・実施しました。
まず参加者は、本学で星教授から地層と化石の講演を聞き、大学生アシスタントの補助を受けながら、各自で地層観察用の粒度板(りゅうどばん)を作成しました。その後、大型バスで岐阜県瑞浪市の地層観察地へ向かい、自分で作成した粒度板を使って地層をつくる岩石の種類を調べ、火山灰の地層も観察しました。また、化石採集地では、自分で掘り出した化石を調べて1800万年前の環境復元にチャレンジしました。
参加者からは「地層の詳しい説明を聞くことができて、とても良い経験になった」「博物館で実際の化石を見たり自分で化石を掘ったりする体験を通して、化石や地層についての知識を深めることができた」という声が寄せられました。
(学術研究支援課 研究支援係 山本有麻)
2024年11月16日 「第18回科学・ものづくりフェスタ@愛教大」を開催しました。
2024年11月27日
11月16日(土)愛知教育大学第一共通棟で「第18回科学・ものづくりフェスタ@愛教大」を開催しました。
今回で18回目となる「科学・ものづくりフェスタ@愛教大」は、科学・ものづくり教育推進センターが主催する科学実験やものづくりの楽しさを体験してもらう毎年恒例の大人気イベントです。イベントには、本学学生や教職員のほか、本学附属学校や県内6つの高等学校の中・高校生、連携企業である中部電力パワーグリッド株式会社、国際学術交流協定締結校であるモンゴル国立教育大学など、あわせて38ブースが出展しました。
曇りにもかかわらず受付開始前から大勢の方が待機し、当日は約1,500人の来場者でにぎわいました。会場では家族や友だちと一緒にさまざまなブースを回り、出展者の説明に熱心に耳を傾けながら科学実験やものづくりなどの体験を驚きとともに楽しむ子どもたちの姿が見られました。また、本学のパートナーシップ団体である訪問科学実験わくわくからは、マスコットキャラクターの「訪問科学実犬 ワンダーくん♂」も登場し、子どもたちと触れ合ったり記念撮影をしたりとフェスタを盛り上げました。学生たちは、子どもたちとかかわる絶好の機会とあって、子どもたちの目線に立ちながら分かりやすい言葉で丁寧に教えていました。
アンケートでは「初めての体験ができて楽しかった。教えてくれる人もやさしく、分かりやすかった」「いろんなことができて楽しかったので、また来たいです」などの感想があり、実りのあるイベントとなりました。
(地域連携課 地域連携係 柘植貴史)
2024年10月30日 障害学生支援に関する理解啓発講演会を開催
2024年11月27日
10月30日(金)、障害学生支援に関する理解啓発講演会を講師に名古屋大学学生支援本部アビリティ支援センター准教授である、工藤晋平先生をお招きし、「学生のニーズと修学支援方法~発達障害・精神障害等の事例を中心に~」と題して講演いただきました。
工藤先生は臨床心理学がご専門で、大学における障害学生支援に関する施策・理念に精通されています。今回は発達障害・精神障害のある学生に焦点を当て、修学上の困難がどのような要因で生じているのか、具体的な事例を通して学生の特性やニーズを理解し、それに基づいた支援の重要性を認識することを目的としました。
はじめに障害の医学モデルと社会モデルのとらえ方の違いについて解説があり、合理的配慮とは障害となる障壁を取り除く社会モデルに則ったものであること、大学では教育を受ける権利を保障するために、障壁の除去・低減を図ることであると説明されました。ただし、授業の目的や内容、機能が損なわれないことや他の学生の不利益にならないこと、費用や人材確保等について過度な負担を課さないものであるため、建設的対話を通して個別に調整することが必要です。
名古屋大学の支援状況については、多くの具体的事例を挙げていただき、障害特性から見えてくる課題を整理し大学の教職員としてどのように合理的配慮をすすめていくべきか、その考え方や方法について分かりやすく教えていただきました。工藤先生から、まずは事前的改善措置(ユニバーサルデザインにすること)を行い、その上で個別に対応していくことの重要性が指摘されました。教育システムの中にどうやってユニバーサルデザインを導入してくのか、新しい課題であるということです。
この講演を通して、私たちは多様な学生がいて多様な学び方があることを知り、教育方法を常に見直しながら実践を積み重ねて行くこと、そして対応の引き出しを増やしていくことの大切さを認識することができました。
(障害学生支援室コーディネーター 溝口克治)
2024年11月19日 令和6年度第2回スクールリーダー研修会を開催しました。
2024年11月28日
11月19日(火)名古屋国際会議場で愛知県内現職教員向けに本学教職キャリアセンター教員研修部門が主催し「令和6年度第2回スクールリーダー研修会」を開催しました。今回は「カリキュラム・マネジメント」をテーマとして3人の講師よりご講演いただきました。愛知県内の小学校から高等学校まで幅広い学校種の教員が参加し、グループディスカッション等も行いながらカリキュラム・マネジメントについて学びを深めました。
静岡文化芸術大学の倉本哲男氏からは、コーディネーターとして、カリキュラム・マネジメントをとらえる4つの円(0次円:自己分析、1次円:児童生徒への教育実践、2次円:学校内の組織改善、3次円:学校外組織との連携体制構築)についてご説明いただき、学校運営のポイントを明確化していただきました。
名古屋市立鶴舞小学校の安藤嘉浩氏と新潟市教育委員会の大井隆氏からは、カリキュラム・マネジメントの実践例をご紹介いただきました。具体例の提示を通して"これまでの実践"の振り返りを促す一方で、"これからの実践"を考えていくためのアイデアもご提案いただきました。
次回の研修会は、「"学習する組織論"をどう生かすか」をテーマに12月3日(火)名古屋国際会議場での開催を予定しています。
(教職キャリアセンター 教員研修部門 石川雅章)
2024年11月19日 井ケ谷地区役員と愛知教育大学との懇談会を開催しました。
2024年11月29日
11月19日(火)、本学が所在する刈谷市井ケ谷町の地区役員との懇談会を教育未来館多目的ホールにて、開催しました。この懇談会は本学の現状を、所在地の住民の方々に大学を知っていただき、意見交換を行うことにより本学と地域との交流を深め、さまざまな課題への対応のための連携がより円滑に行えるようにすることを目的として毎年この時期に開催しています。井ケ谷地区からは近藤和哉地区長、近藤澄男市議、町内会、老人クラブ、女性の会の役員、自主防災会などから計14人、本学からは、野田敦敬学長はじめ、理事、副学長、地域連携センター長、部課長ら16人、合わせて30人が出席しました。
懇談会では意見交換会に先立ち、野田学長から、日ごろの本学へのご理解、ご協力に対しての御礼並びに、連携して行う行事が年々増えてきていることに対して感謝の意を述べました。
近藤地区長からは、本学学生、教職員等の地区行事への参加協力に対しての御礼があり、特に本学学生が行事にかかわることは地域活性につながり非常に助かっているとのお言葉もいただきました。
続いて、事前に井ケ谷地区からいただいた3項目の要望、意見に沿って意見交換を行いました。井ケ谷地区からは、井ケ谷町用防災倉庫の設置許可、構内から公道へ通じる場所で一旦停止の通知徹底、通学者の自転車のマナー遵守徹底に関する要望・意見があり、理事および担当副学長から丁寧にお答えしました。
本懇談会開始前には、本学附属図書館をご案内し、「愛教大にゆかりのある人物の著書コーナー」「キッズライブラリー」「史資料室」を観覧していただきました。本学図書館は地域の方にもご利用いただけることを説明すると、ご近所に住んでいても一度も利用したことがない方が多く、館内の雰囲気も知ることができぜひ利用してみたいとのお声をいただきました。
約30分の意見交換終了後、第二福利施設2階 教職員交流ラウンジに場所を移して懇親会を催しました。近藤孝明公民館長の発声による乾杯で始まり、終始和やかな歓談のなか、最後に太田知啓理事から、今後も引き続き地域との交流を深めご意見等を伺いながら、大学と地域の発展のため良好な関係を築いていきたいとのあいさつがあり、会を終えました。
(総務課 副課長 繁野美奈)