News & Topics:2024年10月掲載分
- 2024年9月13日~16日 ダンス部が「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2024 少人数による創作ダンスコンクール」にて富山県知事賞と北日本新聞社賞を受賞
- 2024年9月22日 吹奏楽団がイオンモール東浦カルチャーフェスのステージに出演
- 2024年9月19日 第1回社会教育実践ゼミナール2024を開催しました。
- 2024年10月11日(金)より全国公開の映画「はじまりの日」にダンス部が出演
- 2024年7月4日 中国の連携協定大学である陝西師範大学と学生短期留学プログラムに関する合意書を締結しました。
- 2024年9月11日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で本学附属岡崎小学校の4年生が来訪
- 2024年9月29日 2年連続の快挙! 女子ハンドボール部が東海学生ハンドボール秋季1部リーグ戦で初優勝!
- 2024年9月20日 「教職大学院・特別専攻科説明会」を開催しました。
- 2024年10月9日 令和6年第3回喫緊の教育課題を学ぶ会を開催しました。
- 2024年9月30日 令和6年度9月卒業式を挙行しました。
- 2024年10月9日 令和6年度 大学院 秋季入学式を挙行しました。
- 2024年10月3日 「令和6年度 財務に係る業務の説明会」を開催しました。
- 2024年10月8日 岐阜市教育委員会と相互連携に関する協定を締結しました。
- 2024年10月19日 本学防災キャンプ実施、避難所生活を野田敦敬学長が学生とともに初体験しました。
- 2024年10月10日~12日 「SDGs AICHI EXPO 2024」に本学学生と附属高等学校生徒が参加
- 2024年10月20日 防災運動会で地域と大学が連携:井ケ谷町内大運動会を開催
- 2024年10月23日~11月17日 附属図書館でJICA写真展「#Im Teaching Because・・・」開催中
- 2024年10月12日~13日 中国・陝西師範大学創立80周年記念イベントに野田学長が参列しました。
2024年9月13日~16日 ダンス部が「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2024 少人数による創作ダンスコンクール」にて富山県知事賞と北日本新聞社賞を受賞
2024年10月 1日
9月13日(金)~16日(月)に富山県高岡市で行われた「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2024 第27回少人数による創作ダンスコンクール」にダンス部が出場し、大学29校49チームが参加したなか、チーム名「respectM」が富山県知事賞(全国2位相当)、チーム名「ハルツーム」が北日本新聞社賞(全国4位相当)を受賞しました。
今回が13回目の出場となり昨年度に引き続き、出場した2チームとも受賞することができました。昨年度の結果を上回り、愛知教育大学ダンス部としては歴代最高賞となります。
1つ目の受賞作品のタイトルは「オ ニ オ イ」であり、幼少期に誰もが一度は遊んだことがあるであろう「だるまさんが転んだ」から着想を得ました。「だるまさんが転んだ」の振り向きの合図で、プレーヤーの動きを止めることができるオニの座を狙い、プレーヤーが争い合う姿を表現しました。
2つ目の受賞作品のタイトルは「切り取られた真実―『ハゲワシと少女』より―」であり、写真家ケビン・カーターの作品『ハゲワシと少女』から着想を得て創作しました。人々の批判が生んだ「報道か人命か」を問う論争が写真家自身を死へと追い込んでしまったという事実に着目し、現代のSNSでも見られる批判をする人々の盲目さを表現しました。
今回、このような素晴らしい賞を受賞できたのは、両チームとも作品と仲間と向き合い、またチームが違えどもお互いに作品を高め合うことができたのはもちろんのこと、どんな時も手厚くご指導してくださった先生方、多くの方々の支えや応援のおかげだと思います。本当にありがとうございました。今後もこの賞に恥じぬよう、チームとして更なるレベルアップを目指して活動していきたいと思います。
(学校教員養成課程 義務教育専攻 保健体育専修3年/ダンス部 主将 多賀遥菜)
2024年9月22日 吹奏楽団がイオンモール東浦カルチャーフェスのステージに出演
2024年10月 3日
9月22日(日)に、イオンモール東浦で開催された「カルチャーフェス2024~地域のみんなで育てよう~」に、本学吹奏楽団がアンサンブル演奏でステージ出演しました。カルチャーフェス2024は、子育てをテーマにイオンモールが主体となり、地域の学生や企業などのステージショーやワークショップを通して、子育て環境への課題に共に取り組むイベントで、本学は今年度はじめて参加しました。
前のステージとの間に準備時間もあり、スタート時は椅子がやっと埋まる人数でしたが、「崖の上のポニョ」をトランペットで元気に演奏した途端、楽しい雰囲気に誘われて多くの観客が集まりました。
木管チームは、観客のこどもたちに手作りマラカスを渡し、「おどるポンポコリン」で盛り上がりました。続く金管チームは、観客みんなと手話で「小さな世界」を演奏しました。
ステージのあるセントラルコート2階にもたくさんの観客が集まりました。小学生のお子さんは、「あっ、トロンボーンだ!」「チューバだ!」と、知っている楽器が出てくると喜んでいる様子でした。
さまざまな楽器によるアンサンブル演奏と親しみのある選曲、さらには観客の子どもたちも参加できる工夫を随所に取り入れ、ステージを完璧にこなしました。イオンモール東浦セントラルコート担当者の方からも「曲や時間配分も、すべて学生たちが考えたのですか? 楽しめる工夫に、落ち着いて優しい司会進行もすごいです」と、お褒めの言葉をいただきました。すてきな笑顔を添えてくれた団員の皆さんと観客の皆さん、音楽でともにすてきな1時間となりました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
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2024年9月19日 第1回社会教育実践ゼミナール2024を開催しました。
2024年10月 3日
9月19日(木)、愛知県生涯学習推進センターで第1回社会教育実践ゼミナール2024を開催しました。このゼミナールは、愛知県生涯学習推進センターと本学の主催によるもので、社会教育主事講習または社会教育主事養成課程を修了した方々が継続的に学び合い、互いの実践を共有することで、新たな実践的知識やアイデアを獲得するとともに、実践者同士のネットワークを形成することを目的としており、社会教育主事講習のフォローアップセミナーとしての役割も担っています。ゼミナールの企画は参加者のうち有志から成る運営委員会で実施され、第1回となる今回はテーマを「地域と学校教職員のつながりづくりを考える」に設定しました。
ゼミナールは本学の中山弘之准教授の司会のもと進行し、まず、本学の大村惠特別教授より、「地域と学校教職員がつながりを深めるために」と題した講演が行われました。講演で大村特別教授は、学校と地域の関係を歴史的に紐解いていきました。近代学校制度は国家の要請として設立され、地域からすると労働力となる子どもがとられる、大都市へ流出する、という対立的な構造であったこと、しかしながら、戦前昭和期から地域の中で子どもをどう育てるか、という視点が生まれ、学校の荒れの克服や土曜日の子どもたちの居場所など地域に支えられながら取り組みが進み、愛知県内でも実践されていることが紹介されました。大村特別教授は、「地域と教職員がつながるためには、地域と学校が子ども像を共有することが重要」と述べました。
講演に続けて2件の実践報告がありました。1件目は瀬戸市教育委員会学校教育課CS統括コーディネーターの舩坂礼子氏から、「コミュニティ・スクール実践における学校教職員とのつながりづくり」として、瀬戸市において9年間かけ、教員ではない立場で実践されてきたコミュニティ・スクール活動について報告いただきました。舩坂氏は「地域の方は子どもや学校とかかわりたいと思っている。学校の先生方がその気にならないと進まない」と述べ、かかわる人のやりがいを探すことが重要、と話しました。そして最初は消極的であった学校の管理職や教員が、地域の人が入ることによって、子どもたちの意欲が伸び表情が明るくなる姿を見て、コミュニティ・スクールにやりがいを感じ、積極的に活動していく事例を、写真や動画を交えながら報告しました。
2件目は名古屋市立小中学校PTA協議会副会長の大関朋子氏から「PTA活動における学校教職員とのつながりづくり」として、母親代表や会長等の立場で活動してきた5年間で、負担感や不満ばかりのPTAから、「そんなPTAならやりたい」と保護者が思う「やりたいが実現できるPTA」へと変革していった実践を報告いただきました。最初は前例踏襲で他人事であったところ、学校管理職を交えた話し合いの中で「本当にやらないといけないことは何か」とスリム化し、その目的や理念を理解していくことにより心理的安全性と主体性が生まれたこと、現在は会員が取り組みたいと感じることをプロジェクトとして臨機応変な形で実施していること、キャリアナビゲーターとPTA会長が連携することで学校と家庭に社会教育のはしごができたこと、が紹介されました。
2件の実践報告を受け、安城市立東山中学校の加藤智和教頭より、「地域に請け負ってほしいことは多いが、どう手をつけていいかわからない状況。教育長や校長などのトップが地域との連携の良さを理解し、舵をとることが必要。また地域の方々と学校が全員で学び、同じ温度感をもつことが重要だと思う」と自身の経験も交えながらコメントをいただきました。
その後、参加者たちはグループワークを実施しました。グループワークで参加者たちは報告された実践事例について、また、それぞれの活動や問題意識について議論し、グループでの討議は多いに盛り上がりました。最後に大村特別教授が、「学校は教員もタテ型、子どももタテ型の社会であるが、学校内の関係性を変え、お互いを尊重しあうヨコの関係にしていくことが重要」とコメントし閉会となりました。課題意識を持った参加者が集って作った今回のゼミナールは、熱気にあふれた有意義な会となりました。
(地域連携課長 古田紀子)
2024年10月11日(金)より全国公開の映画「はじまりの日」にダンス部が出演
2024年10月 4日
愛知教育大学ダンス部が、10月11日(金)より全国公開の映画「はじまりの日」に出演しました。本作は名古屋を舞台に撮影された作品で、同市出身の日比遊一氏が監督を手掛けられています。中京大学ダンス部と岡崎女子大学・岡崎女子短期大学ダンス部とともにダンサー30人で出演し、本学ダンス部員からは9人が出演しました。
ダンス部は、久屋大通公園内の中部電力 MIRAI TOWER(テレビ塔)で昨年5月に撮影したミュージカルシーンに登場します。保健体育講座の成瀬麻美准教授(ダンス部顧問)がダンス指導にも携わりました。
9月3日(火)に行われた試写会に参加したある学生からは「自分たちが出演するシーンをはじめ、歌とダンスの力に深く感動を覚えました」と実感こもる感激の声が寄せられました。
「はじまりの日」は、名古屋の美しい風景とともに、ダンス部の情熱と努力が存分に表現されています。ぜひ劇場でご覧ください。
(愛知教育大学ダンス部)
2024年7月4日 中国の連携協定大学である陝西師範大学と学生短期留学プログラムに関する合意書を締結しました。
2024年10月 4日
7月4日(木)本学の学長室にて、中国・陝西師範大学と学生短期留学プログラムに関する合意書を締結しました。締結式には、本学からは野田敦敬学長をはじめ役員、国際交流センター関係者、中国・陝西師範大学からは游旭群学長、李森教育学部長をはじめ関係者5人が臨席しました。
野田学長は「4年前に私が学長に就任してから、海外の協定校から学長が訪問していただいたのは、游学長が初めてです。貴学と本学とは連携協定を締結し、まだ5年と日は浅いのですが、教員や学生の相互交流を充実させていきたい」と述べられました。游学長は「中国の近代教育の原点は日本にあります。同じ教員養成大学の学長として、伝統のある愛知教育大学を訪問できたことはとても嬉しいです。今回の合意書の締結を機に、ぜひ悠久の歴史を持つ古都西安に訪れていただき、両大学の交流を深めていきたい」と述べられ、10月に行われる予定の陝西師範大学創立80周年の記念式典に野田学長を招待してくださいました。
調印式後の意見交換会では、西安と陝西師範大学を訪れたことがある教職員、日本人学生を交えて、両国の教育大学の教育システム、両大学のカリキュラム、教育現場に置かれている教員の働き方等について意見を交換し、理解を深めました。
(国際企画課 国際交流係 高木 遠慧)
2024年9月11日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で本学附属岡崎小学校の4年生が来訪
2024年10月 7日
9月11日(水)愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属岡崎小学校の4年生87人と、引率教員3人が本学を訪れました。 残暑が厳しい中、バスが大学に到着すると、暑さにも負けない子どもたちの元気な声が響きました。スカイガーデンで開会式を行い、野田敦敬学長があいさつをした後、子どもたちはグループに分かれてそれぞれのプログラム体験へと出発しました。
プログラム体験では教職員による8つのプログラムから、午前と午後に一つずつプログラムを選んで体験しました。加藤恵梨准教授による「大切な人に"思い"を伝えよう!」では、ワークシ―トを使いながら、大切な人に感謝の気持ちを伝える手紙を書きました。澤正実特別教授による「あいきょう大いきものさがし隊」では、図鑑を用い自然観察実習園でさまざまないきものを探しました。西川愛子准教授による「ひとりでできるもん! Textile編」では、紙製の簡易な織り機を使い、好きな糸で織物を作る体験をしました。新山王政和教授による「いろいろな音に触れてみよう!」では、さまざまな演奏を聴き、東南アジアの竹でできた楽器に触れて音色を楽しみました。中池竜一准教授による「プログラミングでおそうじロボットを動かそう」では、Root(ルート)ロボットを使って、プログラミングで迷路に挑戦しました。髙嶋香苗助教による「フットホッケーに挑戦しよう」では、やわらかな円盤状のディスクを蹴り合って相手のゴールにシュートするゲームを体験しました。筒井和美准教授による「カードゲームであそぼう!」では、野菜を育てるのに役立つ知識をカードゲーム形式で学びました。大学職員による「図書館ツアー」では、大学の附属図書館を見学し、所蔵している100年以上前のめずらしい本などを見ました。
午前のプログラムが終わると次世代教育イノベーション棟でお弁当を食べました。その後、午後には別のプログラムを体験しました。
午後のプログラムを終えると再度次世代教育イノベーション棟に集合しました。みんな汗をかき疲れた様子でしたが、笑顔でお互いの参加したプログラムの感想を報告し合いました。閉会式を行い、最後に講堂前で集合写真の撮影を行い、子どもたちはバスに乗って帰路につきました。子どもたちの明るい笑顔にさわやかな元気をもらえた一日となりました。
子どもたちからは「お父さんに書いた手紙を渡したら、よろこんでくれた。手紙の力を知った」「見たことないような生き物も見た。カエルはもともと気持ちわるいイメージだったけど、ちょくせつ見たらすごくかわいかった」という感想が、本学教員からは「用意した課題を全て解けたかどうかで評価するのではなく、失敗を恐れることなくいろいろなチャレンジができたかどうかで評価し、全員を褒め称えました」という感想が寄せられました。
引率の附属教員からは「大学がどういうところなのか、あまり知らない子どもたちにとって、とても貴重な時間になったのではないかと思います。子どもたちからは、「もっとやりたかった」「また行きたい」という声が多数あがっていました」という感想をいただきました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れています。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
2024年9月29日 2年連続の快挙! 女子ハンドボール部が東海学生ハンドボール秋季1部リーグ戦で初優勝!
2024年10月 8日
2024年9月7日(土)~29日(日)に開催された令和6年度東海学生ハンドボール秋季1部リーグ戦女子の部で、本学ハンドボール部が優勝し東海地区(愛知、岐阜、静岡、三重)の大学の頂点に立ちました。なお、同大会の優勝は昨年(2023年)の春季リーグ戦以来4回目で、秋季リーグに限ると初優勝となります。
個人賞では、最優秀選手賞に山本あいさん(学校教員養成課程 義務教育専攻 保健体育専修2年)、ベストセブン(優秀選手賞)に岡野那月さん(同3年)、赤塚央幸さん(同3年)、近藤恵理香さん(同算数・数学専修4年)が選出され受賞しました。
今大会は、全日本学生ハンドボール選手権(全日本インカレ)の予選を兼ねた大会であり、2位までが出場権を獲得できる状況でした。今年度は、春季リーグ戦、西日本インカレで自分たちの思うような成果を得ることができず、全日本インカレ出場という目標を達成するには、秋季リーグ戦でこれまで以上の成績を得る必要があり苦しい状況でしたが、今年度のチームスローガンである「Keep Rising」を粘り強く見事に実践し、優勝まで上昇することができました。目標を達成できたのは、主将の近藤恵理香さんをはじめ黒澤梨子さん(同ものづくり・技術専修4年)、栗本菜々美さん(同英語専修4年)、畑中沙樹さん(同保健体育専修4年)ら4年生を中心に学生全員が主体となり、チーム全体で協働しながら粘り強くやり遂げることができたからです。
今後は、11月6日(水)から広島県で開催される、全日本学生ハンドボール選手権大会へ出場します。全国の強豪校との対戦でも、愛教大のスタイルで良い試合ができるように練習に励んでいきます。
最後になりましたが、今大会の運営をしていただいた東海学生ハンドボール連盟および関係者の皆さまに感謝申し上げます。
(ハンドボール部顧問 山下純平)
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2024年9月20日 「教職大学院・特別専攻科説明会」を開催しました。
2024年10月 9日
9月20日(金)に「教職大学院説明会」を開催しました。今回の説明会は、教職大学院と特別支援教育特別専攻科の同時開催となり、それぞれどんなところなのか、どんなことが学べるのかなど、より多くの人に知ってもらうために実施しました。
本学の学生だけでなく、他大学の学生や現職教員にも参加いただき、合わせて18人に話を聞いていただきました。
教職大学院説明会では、松井孝彦教授(外国語教育講座)が教職大学院の目的や本学教職大学院での授業や研修(実習)について説明しました。また、さまざまなニーズに合わせた学びができる場となっていることの紹介として、今年度から新しく始まった、実習科目・ゼミ科目の2つのプログラムや、教科指導重点コースに新設された「小学校教育指導系」についても説明がありました。
参加者は、教職大学院で学べることや、理論と実践の融合と往還を行いながら実践的指導力や教育課題解決能力を身に着けていくことなどがイメージできた様子でした。
また、特別専攻科説明会では、相羽大輔准教授(特別支援教育講座)が概要説明の後、座談会形式で参加者からの質問に答えるなど、盛り上がりを見せました。
(入試課 大学院・共通テスト係 係長 梛野雄介)
2024年10月9日 令和6年第3回喫緊の教育課題を学ぶ会を開催しました。
2024年10月11日
10月9日(水)に、愛知教育大学教職キャリアセンター教員研修部門が主催する「令和6年度第3回喫緊の教育課題を学ぶ会」を本学教育未来館で開催しました。第1回、第2回に引き続き今回も県内の小学校教諭、中学校教諭など多数のご参加をいただき、「教育と社会の接続を通じた働き方改革」をテーマとして、2件の講演とワークショップの構成で行いました。
前半の講演では、EduPorte株式会社の代表取締役の宮崎麻世氏より、前職の教員経験や執筆論文での調査データを基に、教員が当たり前と思っている仕事内容について、あらためてその仕事の必要性を見直すことの話がありました。
加えて、教育現場と社会(企業)をつなぐ現職での経験を基に、教育への支援に関心のある企業等は多いことや、企業とのマッチングでの課題について話がありました。これらを通し、企業等との連携において、まずは積極的に行動することが大切であると実感する講演でした。
後半の講演では、北海道教育大学の藤川聡先生より、アルバート・エリスのABC理論などを基に、ストレスを感じるような出来事であっても、当人の捉え方次第で、ストレスと感じるか自体が大きく変わることの話がありました。
また、ストレスに対処する方法について、6つの型として具体的な話がありました。このような現状の困難に対処する能力(レジリエンス)と、既存の枠に囚われず新たな価値を創造する姿勢(アントレプレナーシップ)によって、働き方改革が実現されるということが分かり、前半の講義の内容をより深く理解することができました。
その後のワークショップでは、まず二人一組でインタビューし合うことを通して、自己を客観的に深く知る体験をしました。そして、自分が仕事上で本当は挑戦したいことや、それを実現するために必要なことを書き出すことで、現状と展望について、参加者それぞれが向き合うことができました。
全体を通して、社会(企業)とつながるという観点から、働き方改革に踏み出すための考え方を学ぶことができる会でした。
(教職キャリアセンター 教員研修部門 永江智尚)
2024年9月30日 令和6年度9月卒業式を挙行しました。
2024年10月11日
9月30日(月)、令和6年度9月卒業式を本部棟第五会議室にて挙行しました。
この日、卒業を迎えたのは学部生5人。このうち卒業式には、4人が出席し、学長から学位記が手渡されました。
学長告辞では、野田敦敬学長がコロナ禍においても各自が工夫して課題に取り組んだことを労い、脚本家・作家のジェームズ・三木氏のエッセイの言葉を引用しつつ、「明日からの未来に向けて、自分らしく、自分ならではの人生を切り拓いてほしいです。本学での学びを礎に、健康に留意され、大きく羽ばたかれることを祈念します」と、卒業生を祝福しました。
これを受けて、卒業生代表の西川祐人さん(教育学部 中等教育教員養成課程 社会専攻)が、学生生活で得たかけがえのない経験とかかわったすべての先生への感謝を述べ、「愛知教育大学でこれまで培ってきた知識と技術を発揮し、さまざまな分野で社会に貢献していきたい」と抱負を語り、式は終了しました。
(総務課 総務係 河合光)
2024年10月9日 令和6年度 大学院 秋季入学式を挙行しました。
2024年10月21日
10月9日(水)、令和6年度大学院秋季入学式を本部棟第五会議室にて挙行しました。
大学院秋季入学は、修士課程では諸外国の学事暦と合わせるため、教育支援高度化専攻日本型教育グローバルコースにおいてのみ実施する選抜によるものです。今年度の大学院秋季入学生は、教育学研究科修士課程1人でした。
野田敦敬学長から入学許可が宣言されると、入学生の李 泳沢さん(教育学研究科修士課程 教育支援高度化専攻)が力強く宣誓を行いました。学長告辞では、充実した2年間になるよう支援する旨を伝え、入学生に歓迎の意を示しました。続いて、本学執行部の役員、学系長が紹介され、式は終了しました。
(総務課 総務係 河合光)
2024年10月3日 「令和6年度 財務に係る業務の説明会」を開催しました。
2024年10月22日
10月3日(木)に「令和6年度 財務に係る業務の説明会」を開催しました。本説明会は、学内の各部署で物品購入や旅費・謝金などの会計業務を担当する事務職員を対象に、財務課が企画したもので、今回は財務に係る知識の習得、再確認を目的として実施しました。
また、本説明会は令和3年度から毎年、対面形式により開催していますが、令和5年度からオンライン形式や動画視聴形式も取り入れ、参加者の負担軽減を図った結果、令和6年度も令和4年度の参加者数を超え、合計69人の参加がありました。
※参加形式別の内訳:対面45人、オンライン15人、動画視聴9人(10月16日現在)
当日は、財務課が作成した「会計ハンドブック」をテキストにして説明が行われました。公的研究費等の不正使用防止から始まり、予算配分、物品等の購入、公用車の利用、旅費、謝金、収入があった場合の手続きに加え、特に今年度は、4月1日に更新された財務会計システムの取扱などを中心にして、財務に係る幅広い業務について、それぞれの担当者より説明が行われました。
本説明会にあたり、参加予定者を対象にして、「会計ハンドブック」や日ごろの業務で疑問に思われている点について事前アンケートを行い、その内容を踏まえて各説明者は、昨年度からの変更点やよくある間違い、倫理上注意すべき点などポイントを絞って説明し、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
実施後のアンケートでは、疑問点を一つ以上解消できたと回答した参加者は9割に達し、大変有意義な説明会となりました。
(財務課 副課長 近藤 雄作)
2024年10月8日 岐阜市教育委員会と相互連携に関する協定を締結しました。
2024年10月22日
10月8日(火)、岐阜市役所教育長室にて、本学と岐阜市教育委員会は相互連携に関する協定を締結しました。この協定は、子どもの健やかな成長、教職員の資質・能力の向上および学生の実践力育成等において、本学と岐阜市教育委員会が相互に協力し、学校教育の発展と人材の育成に寄与することを目的としています。本学では昨年度より、広域拠点型教員養成大学として、愛知県外の自治体・教育委員会との連携を進めていますが、愛知県外において県庁所在地のある都市の教育委員会との連携協定締結は、岐阜市が初となります。
締結式では岐阜市教育委員会の水川和彦教育長より「愛知教育大学は教員養成大学のリーダー。岐阜市はこれまでもさまざまな大学から力添えいただいており、学校教員の努力でそれらを吸収することで、小学校・中学校は高い学力を示している。その輪を隣県へ広げ、愛知教育大学の知見を取り入れていきたい。特に愛知教育大学は今後の学習指導要領の中心となる探究活動に知見があり、期待をしている」とごあいさついただきました。
本学と岐阜市教育委員会は、今後、現職教員研修のための講師派遣および本学学生の実践力向上のための学校体験活動の受け入れを進めていくこととなります。締結式後、報道関係者からの質問を受け、本学の野田敦敬学長は「岐阜市は研修校という独自のシステムを持っており、本学附属学校との交流も考えられるし、小規模校の教育なども参考になる。学校現場に入ることは大学教員にとっても大きな学びとなる。また、学生には自身の地元の教員になってほしいと考えている。授業を行う教育実習とは異なり、学校体験活動は学校の良さを肌で感じ、子どもとふれあい、理解していく活動。岐阜出身の学生は岐阜の教育の良さを感じ、岐阜の教員になってほしい」と話しました。
今後、この協定を機会として相互の知見を取り入れながら、引き続き地域の教育に尽力してまいります。
(地域連携課長 古田紀子)
2024年10月19日 本学防災キャンプ実施、避難所生活を野田敦敬学長が学生とともに初体験しました。
2024年10月24日
10月19日(土)、保健体育講座の山下純平 准教授と西村三郎 助教が担当する野外運動(防災キャンプを含む)の授業の一環として、刈谷市の指定避難所である本学第一体育館で学生とともに避難所生活を体験し、本学の野田敦敬学長が一夜を過ごしました。
この取り組みは、本学として初めてであり、実際の災害発生時を想定したシミュレーションを通じて、参加者に貴重な実践的経験を提供しました。また、学長と学生との直接的な交流の場ともなり、互いの防災意識を深める良い機会となりました。
当日の午前中には野外活動の実習が行われました。午後には、防災士であり「防災ママかきつばた」に所属する北島あや氏を講師に迎え、刈谷市ならではの防災対策や、災害時のトイレに関する講演会が実施されました。日常生活に密接にかかわる現実的なテーマに、学生たちも大いに関心を寄せ、防災への備えについて深く学ぶ機会となりました。
本学は、教員養成における防災教育の重要性を強く認識しており、今回の活動を通じて、将来の教員が災害時に生徒や地域社会を支える力を身につけることを期待しています。 今後も防災教育を通じて、学生が実践的な力を養い、地域社会の安全に貢献できる教員の育成に努めていく方針です。
(保健体育講座 山下純平)
2024年10月10日~12日 「SDGs AICHI EXPO 2024」に本学学生と附属高等学校生徒が参加
2024年10月24日
10月10日(木)から12日(土)にかけて愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で行われたSDGs AICHI EXPO 2024に、本学学生と附属高等学校生徒が参加しました。本イベントは企業・大学・NPO等の各主体間のコミュニケーションの促進やパ―トナーシップの構築、SDGsの県内全域への普及・浸透を目的としたSDGs推進フェアであり、本年度は「パートナーシップで創造する新たな可能性」をテーマに掲げ、企業・大学/学校・NPO・自治体連携のさらなる進化を目指して開催されました。一般企業や学校、公的機関など約120団体のブース出展があり、当日は多くの方が出展者・参加者の隔てなく交流し、大盛況のイベントとなりました。
大学からは、AUEパートナーシップ団体「学生団体SAGA(サーガ)」が参加し、SDGsについて楽しみながら理解を深める「SDGsカルタ」や、自然界における構造や仕組みの技術開発への活用事例を学ぶことができる「バイオミミクリー・トランプ」、食物連鎖のバランスを考えながら生物多様性保全について学ぶ「ぐらぐら」など、独自に作成したSDGsに関する教材の体験会を実施しました。
附属高等学校からはサスティナ部が参加し、切り出しから設計、作成まで生徒自身が行った竹椅子の展示や、すごろく形式で遊びながらカキツバタの植生や環境保全について学ぶことのできるボードゲーム「カキクエ」の体験のほか、活動の紹介を行いました。
また、10月11日(金)には愛知県ブース「AICHI SDGs Action Challenge」内のSDGsアクションステージにおいて、SDGsに取り組む大学生がこれまでの活動やSDGs達成に向けたアイデアを発表する企画「大学生グループによるSDGs達成に向けたアイデア発表」が行われ、本学からは大鹿研究室4年生と地球探検隊の2グループが発表を行いました。
大鹿研究室4年生の家永萌音さん・大原明莉さん・寺西萌さん・細見洸旗さん(ともに学校教員養成課程 義務教育専攻 理科専修4年)は、刈谷駅周辺をエリアとし、企業・地域・学校団体が協働して実施するSDGs目標を巡るスタンプラリー企画「刈谷 TS フェスティバル!」を提案しました。
また、地球探検隊の桑原結子さん・峠谷歌音さん(ともに学校教員養成課程 義務教育専攻 図画工作・美術専修2年)は、現代を生きるわれわれの行動で荒廃した未来の地球を救うというコンセプトのもと、持続可能な地球環境を守るための実践を学ぶ体験型企画「SDGs アドベンチャー ~ボーイスカウトになって、未来の地球を救おう!!~」を提案し、どちらの企画も好評を博していました。
(地域連携課 地域連携係 柘植貴史)
2024年10月20日 防災運動会で地域と大学が連携:井ケ谷町内大運動会を開催
2024年10月25日
10月20日(日)、本学の所在地である井ケ谷町で、防災をテーマにした「第42回井ケ谷町内大運動会」が開催されました。今年も野田敦敬学長をはじめ学生約30人が参加し、地域との絆をさらに深めました。
運動会では、避難訓練を模した競技や防災グッズを使ったリレーなど、防災意識を高める種目が多く取り入れられました。
学長は開会式で「地域に頼られる大学」のキャッチフレーズを紹介しつつ、「日ごろからの学生へのご支援に感謝申し上げます」と述べ、地域の皆さんとの連携の重要性を強調しました。学生たちは地域住民とともに準備を進め、当日の準備運動では見本として前に立ったり、防災リレーや地区対抗リレーに参加したりして、競技を大いに盛り上げました。
今年も、学生と地域住民がともに防災意識を高める良い機会となりました。今後も大学と地域が連携し、ともに発展していくことが期待されます。
参加学生:授業(教職実践演習4年、地域協働教育体験活動3年)、かきつばたの民(4年)、縄田研究室(3年)
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
2024年10月23日~11月17日 附属図書館でJICA写真展「#Im Teaching Because・・・」開催中
2024年10月29日
10月23日(水)から附属図書館にて、JICA愛知デスクと地域連携センターの共催でJICA写真展「#Im Teaching Because・・・」を開催しています。多文化化している地域の状況や教員不足といった社会的背景を踏まえたイベントで、本学で世界中の先生方の思いを集めた写真展を開催するのは今回が初めてです。10月5日(土)のユネスコ「世界教師デー」にあわせ、この時期の実施となりました。
初日に訪れた大学教員と教職大学院生は、「教育制度が違っても、教師の思いは世界共通の部分がある」、「実習でお世話になった附属名古屋小学校の先生だ」と会話を弾ませ見学し、JICAが作成したSDGsを学べる教材コーナーでは、教材を手に取り熱心に眺め、観覧者の思いをたずねる参加型コーナーの「あなたのIm Teaching Becauseを教えてください」にもそれぞれの思いを書き寄せました。
写真の展示期間は11月17日(日)までです。10月30日(水)には、JICA海外協力隊を経験した現職教員を招いてのトークショーを実施します。 どなたでもご覧いただけますので、世界の教育制度や先生たちの子どもや教育に対する熱い思いをご覧ください。
(地域連携課 地域連携係長 松本典江)
2024年10月12日~13日 中国・陝西師範大学創立80周年記念イベントに野田学長が参列しました。
2024年10月29日
10月12日(土)~13日(日)に野田敦敬学長が中国・陝西師範大学創立80周年記念イベントに参列しました。今回の中国への渡航は、7月4日(木)に陝西師範大学の游旭群学長が本学を訪問された際のご招待を受けて実現したものです。
10月12日(土)の記念式典前夜には成果発表会が行われ、野田学長は学生・教職員・附属学校児童・卒業生などが一体となっての迫力のあるパフォーマンスを観覧しました。
10月13日(日)の午前中に行われた中国内外の関係者を招いた盛大な記念式典では、野田学長が大勢の参列者の前で貴賓として紹介されました。 午後に行われた「学長国際フォーラム」では、主催の陝西師範大学をはじめとする中国内外の7つ大学の学長・副学長が「グローバル化時代における大学のチャレンジと創造型人材育成」について、それぞれの取り組みを紹介しました。
野田学長は「多様な人材と連携・協働して探究力を養う教員養成科目の構築」をテーマに、本学の概要、未来共創プラン、「多文化体験活動」もその一部となる「令和の日本型教育」の探究型学習の方針を踏まえた「地域協働教育体験活動」の授業構築について発表し、参列者は熱心に聞き入っていました。また、本フォーラムに参列していた本学の協定校であるモスクワ国立師範大学と香港教育大学の両学長とも直接に交流ができたことは、今回の訪問における大きな収穫になりました。
フォーラムの後は、キャンパスツアーが行われ、野田学長は案内役を務めてくれた日本語を専攻する大学院1年生と学部3年生の2人の学生と、楽しく語り合いながら交流を深めました。
夕方には游学長と野田学長の懇談が行われ、初等教育を担う質の高い教員の養成の大切さや、今後の両大学のさらなる協力の推進等について有意義な意見交換を行って、訪問日程を終えました。
(国際企画課 国際交流係 高木 遠慧)