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2018年7月7日 東三河地区教育委員会との共同開催事業(スクールリーダー研修)を行いました。

2018年07月20日

研修会の様子 研修会の様子

7月7日(土),豊橋市教育会館(ライフポートとよはし)第三研修室において,東三河地区教育委員会との共同開催事業として,現職教員を対象とした連携公開講座(スクールリーダー研修)を行いました。

この連携公開講座は,平成28年2月22日に締結した本学と東三河5市教育委員会の相互連携に関する協定および平成28年12月22日に締結した本学と北設楽地方教育委員会の相互連携に関する協定に基づき実施されたもので,今回で3回目の開催となります。

あいさつをする白井連携業務アドバイザー あいさつをする白井連携業務アドバイザー

本共同開催事業に当たっては,前年度に東三河5市教育委員会との連携推進協議会において協議が行われ,昨年度に行われたスクールリーダー研修(学校マネジメント)が好評であったことから,今年度も東三河地区管内小中学校の校長,教頭,教務主任および教育委員会指導主事を対象として募集を行い,33人が参加しました。

当日は,主催者あいさつとして,本学白井正康連携業務アドバイザーから,本研修が行われることに至った経緯等について説明の後,教職実践講座 倉本哲男教授による研修が進められました。

講義を行う倉本教授 講義を行う倉本教授

1時間目は,まず,多忙化解消とチーム学校として,教員勤務実態調査等のデータおよび我が国の教育を取り巻く状況について説明があり,業務改善,ECRS(イクルス)改善の4原則の理論について,演習を交えながら講義が行われました。続いてリーダーシップ論として講師である倉本教授が教員として勤務していたときの経験を参考に,実際のいじめ問題を実践事例として取り入れ,ミドルリーダーシップの観点から,主観性と客観性について,受講生同士が話し合った後,全体で感想を発表しました。

意見交換しあう参加者 意見交換しあう参加者

2時間目は,カリキュラムマネジメントと学校改善として,カリキュラムマネジメントの講義が行われ,3つのポイントを軸に話が進められ,問題解決学習の具体的手立てについても論じられました。またワークシートを使用した演習を行い,受講者同士の経験をディスカッションする場もあり,研修が盛り上がりました。

参加者からは,「わかりやすい例示で説明いただき,大変参考になった」「カリキュラムマネジメントの全体像がはっきりしたので,課題を整理していきたい」との感想があり,有意義な研修を終えることができました。

(広報・地域連携課 地域・連携室長 浅岡明美)

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