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2018年10月29日 外国人児童生徒支援リソースルーム勉強会を開催

2018年11月15日

10月29日(月),本部棟第五会議室において,外国人児童生徒支援リソースルーム勉強会を開催しました。

勉強会の様子 勉強会の様子

この勉強会は,外国人児童生徒支援リソースルームの活動の一環として毎年開催しており,将来外国人児童生徒とかかわる可能性が高い教員や保育士志望の学生を対象としています。 今回は,「もし自分が外国にルーツをもつ園児の先生になったら」をテーマに開催し,幼児教育選修の学生を中心に22人の参加者がありました。

勉強会ではまず,日本語教育講座川口直巳准教授から,「保育園児のことばと文字認識」に関する調査報告が行われました。日本の園児たちと外国にルーツをもつ園児たちの語彙(ごい)力を比較する際に用いるPVT-R絵画語彙発達検査の紹介と調査結果についての発表があり,「外国にルーツをもつ園児たちの語彙力をつけるには,できるだけ早いうちからの支援が必要である」と報告がありました。また,その調査結果を受け,今回の講師である愛知学泉短期大学非常勤講師 高木都奈子先生のご協力のもと,保育園内の物品に名前を貼ることで,生活の中で自然に日本語の文字に触れる環境作りを行った活動実績の紹介がありました。

調査報告をする川口先生調査報告をする川口先生

高木先生の講話の様子高木先生の講話の様子

続いて,高木先生から「かくれている言葉」と題して,用途が分かっていても名称が分からない言葉,日本人にとっては一般的で分かっていて当然と思われていても,外国人園児にとってはそうではないことについて,知立市内の保育園の園長として勤務していたときの経験を基に,実際に起きた事例から紹介があり,外国にルーツをもつ園児にどう言葉を教えていくのか,どうかかわっていくのかについて講話がありました。

グループワークの様子グループワークの様子

グループ発表の様子グループ発表の様子

総括をする高木先生 総括をする高木先生

後半には,「ことばを楽しく覚えるための工夫」をグループごとに考えるワークショップが行われ,画用紙でペープサートや小道具を作り楽しい雰囲気の中で言葉の使い方を問い掛ける方法や,場面場面で個別に言葉を説明していく方法など,実演を交えながらグループ発表が行われました。

最後に,高木先生から,「子どもたちが楽しみながらゲーム感覚で言葉を身につけていけるとよい。保育者自身も楽しみながらかかわっていくことが大切である」と講評があり,勉強会を終えました。

(広報・地域連携課 地域連携係 石川有子)