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2018年12月10日 FD講演会「大学授業におけるアクティブ・ラーニングの試み」を開催

2019年01月07日

12月10日(月)に,本部棟第一会議室において,教職キャリアセンター主催によるFD講演会を開催し,教職員・一般から37人が参加しました。

講師に椙山女学園大学の森和久教授を招き,「大学授業のおけるアクティブ・ラーニングの試み」というタイトルで講演を行っていただきました。森先生は,小学校の教員,校長,また教育委員会でも学校教育部長を歴任してきた方であり,元小学校教員の現場感覚による「現実的やりくり」を,「国語の指導法」の授業を中心にご講演されました。

講師の椙山女学園大学 森和久教授 講師の椙山女学園大学 森和久教授

講演では,模擬授業を通じて学生たちに基礎的な国語の指導力を身に付けさせる授業について,その内容が詳細に説明されました。60人弱の受講生がある授業において,一人一人が必ず模擬授業を経験することを大切にし,その経験が実りあるものとなるよう毎年漸進的に授業改善を行っていることが紹介されました。

なかでも,ジグソー法を取り入れ,模擬授業で取り扱う教材についてすべての学生に一定の見解を得させようとする工夫は,少なからぬ人数の前で授業をすることに対する示唆に富むものでありました。

それだけではなく,新しい学習指導要領への対応を授業に落とし込むために行っていること,またそのために教材をいかに用意していくかということなど,非常に緻密(ちみつ)で念入りな授業構成の方法を紹介していただきました。

FD講演会の様子 FD講演会の様子

具体的な授業の方法についてさらに詳細に聞きたいということを中心に,教材研究の深さや評価の方法に至るまで,活発な質疑が行われました。講演のはじめにいただいた,大学の授業が「型」にとらわれるべきではないというメッセージは,参加者に強く届けられたようでした。

さらなる質の高い授業を実施するためにも,「大学授業のおけるアクティブ・ラーニングの試み」は多様に展開していく必要があり,そのことを多くの参加者が改めて考える機会となりました。

(教職キャリアセンター・FD部門・「主体的・協働的な学び」を実践できる教員の養成プロジェクト 国語教育講座 講師 砂川誠司)

(企画課 教育企画室 教育企画係)