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2019年7月31日 FD集会「授業支援アプリ『ロイロノート・スクール』を使ったワークショップ」を開催

2019年09月27日

7月31日(水),本部棟第一会議室において,ICT教育基盤センターと教職キャリアセンターの共同主催によるFD集会を開催しました。教職員・本学学生・公立学校教員・一般から59人が参加しました。

FD集会の様子 FD集会の様子

講師に株式会社LoiLo ICTコンサルタント澁谷洋平氏をお招きし,ロイロノート・スクールを使ったワークショップを行いました。ロイロノート・スクールはすべての授業で使える「思考力」「プレゼン力」「英語4技能」育成ツールです。自分の考えや写真・動画などをカードとして簡単に作成することができ,それらを先生に提出したり生徒同士で共有したりすることも簡単にできます。昨年度もロイロノート・スクールのワークショップを開催しましたが,今年度は教師の立場から授業で利用するためのワークが新たに加って,より発展的な内容での開催となりました。昨年度に引き続いての参加者も複数いました。

ワークショップでは,初めに操作方法の練習も兼ねて,自己紹介用の発表資料を作成しました。カメラで自分の顔を撮ったり,文字を入力したり,Web検索をしてキャプチャしたりすることで新しいカードを作成しました。それらのカードを指でつなげていくことで簡単に発表資料の作成ができました。また,講師への提出や,提出された参加者のカードの講師による一斉配布などの体験も行いました。動画の提出もできることから,英語の自己紹介を提出する課題も体験し,さまざまな教科での活用の可能性が示されました。

グループワークをする参加者 グループワークをする参加者

次に,シンキングツールを使う活動を行いました。座標軸を使って名古屋のラーメン店の分類を行い,グループで話し合って新しいラーメン店を提案するワークを実施し,最後にグループで考えた意見を参加者全員で共有しました。

その後,今回のメインである,教師役の体験を行いました。グループを1つの教室に見立て,教師役と生徒役に分かれて課題の作成や提出を自由に行いました。教師役は自由なテーマで課題を出題し,グループでの楽しいワークとなりました。

来年度より小学校において新学習指導要領が全面実施となります。学部・大学院でのアクティブ・ラーニングの実践に加え,主体的で対話的な深い学びを実現できる教員の養成に向け,「主体的・協同的な学び」を実践できる教員の養成プロジェクトでは,引き続きFDの企画や取り組みを進めていきます。

(「主体的・協働的な学び」を実践できる教員の養成プロジェクト 齋藤ひとみ)

(企画課 教育企画室 教育企画係)

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