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2019年11月13日 東日本大震災 教育復興支援ボランティア報告会を開催しました。

2019年11月28日

報告会の様子 報告会の様子

11月13日(水),教育交流館 ラーニングコモンズIIIにて「東日本大震 教育復興支援ボランティア報告会」を開催しました。これは,8月25日(日)~8月29日(木)の期間,宮城県女川町立女川小学校などにおいて教育復興支援ボランティアに参加した本学学生3人によるものです。

このボランティアは宮城教育大学が主催し,本学をはじめ複数の大学が参加しました。かかとを踏んだまま靴を履いている児童に対し,他の児童から「きちんと靴を履かないと地震が来たときに逃げ遅れるよ」という会話が自然に出る場面を目撃し,女川町に住む児童の防災意識の高さを感じたそうです。ボランティアに参加した学生は,震災から8年経過した今でも震災の影響を受ける子どもたちとの接し方を考え,多くのことを学んだ様子でした。

代表の近藤さんは今回のボランティアについて,「震災ボランティアで見聞きして感じたことを,教師になった時に子どもたちに伝えたい。また,今後,東海地区で大規模な災害が起きることを想定し,自分ができることを考え,今から災害に備えることが防災の第一歩と感じた」と振り返っていました。

報告終了後,昨年度まで女川町教育委員会に勤務していた本学の春日川真寛財務課長から,「女川町も毎年,街の景色が変化している。復興とともに変化する女川の姿を見るため,ぜひ,またボランティアに参加してほしい」と学生に対し,ボランティア継続への期待を込めたコメントがありました。

最後に後藤ひとみ学長から,「今回のボランティアで学んだことを震災の教訓のみに限定せず,視野を広げ,参加した学生自身の思考がより深まることを期待している。経験したことを教師として子どもを指導する際に生かしてほしい」と講評がありました。

ボランティア参加学生

報告会終了後の記念撮影 報告会終了後の記念撮影

(学生・国際課 課外教育係 河合亜弥子)

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