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北村ゼミの学生が第17回World Materials Day Award 第2部門賞を受賞

2019年12月10日

受賞した北村ゼミのメンバー 左から松村さん,神谷さん,高橋さん
受賞した北村ゼミのメンバー
左から松村さん,神谷さん,高橋さん

11月6日(水),本学技術教育講座の北村一浩ゼミの学生が第17回World Materials Day Award(日本金属学会) 第2部門賞を受賞し,賞状が授与されました。

World Materials Dayは材料系分野のプレゼンス向上のため,材料会国際学協会連携組織であるIOMMMS(International Organization of Materials, Metals and Minerals Societies)が毎年11月の最初の水曜日に定めているもので,この日に世界同時に,「材料に関する知識とその重要性を社会や若者に啓発する活動」に貢献があった学生が顕彰されます。

第2部門は「学園祭やキャンパスオープンデー等での該当する展示物,作品等」を対象としており,北村ゼミの神谷幸佑さん(中等・技術専攻 4年),高橋彩夏さん(中等・技術専攻 4年),直井綾香さん(中等・技術専攻 4年),松村貴広さん(大学院 技術教育専攻 2年)の4人が,今年の5月の大学祭に実施したものづくり活動「動け!私のものづくり」を応募して受賞しました。

World Materials Day Award 第2部門賞の北村ゼミの受賞は第14回からなんと4年連続ですが,今回のメンバーは皆初めての挑戦でした。審査と発表は9月に岡山大学で実施された日本金属学会秋期講演大会で行われました。ポスターセッションでは,他大学の先生方から鋭い指摘をいただき,言葉で説明することの難しさを実感。結果発表では,今年も受賞できたことに安心したそうです。

今年受賞した大学祭で実施したものづくり活動は,子どもたちが3Dペンで制作した人形を形状記憶合金のワイヤで土台につけ,温めると起き上がるおもちゃの制作でした。自分で作ったものが動くことは,子どもたちにとって面白く,起き上がるとワーっと反応がありました。大学祭でのブースへの来場者は必ずしもものづくりに興味のある方々ばかりではありません。その中で来場者の興味をひくものづくりを行うことは大きなチャレンジです。「大学祭でのものづくりの活動は,ゼミの後輩にも続けていってほしいです」と受賞メンバーは話しています。

(広報・地域連携課 副課長 古田紀子)

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