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2020年10月18日 なごやっ子読書イベントに「よみっこ」が参加しました。

2020年10月22日

10月18日(日),名古屋市公会堂でなごやっ子読書イベント「親子で集まろう!素敵な音楽や人気キャラクターとともに楽しむ本の世界」が開催され,本学の子どもの読書応援団体「よみっこ」が参加しました。「よみっこ」はさまざまな学科の学生20人が所属しており,昨年度,本学のAUEパートナーシップ団体に認定されています。なごやっ子読書イベントへの参加は昨年に続いて2回目となります。

てあそび「はじまるよ」 てあそび「はじまるよ」

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で,イベントの開催自体がどうなるか分からない状況でしたが,多くの関係者の努力で開催にこぎつけることができました。当日は,「よみっこ」から6人の学生が参加し,ステージで読み聞かせを披露しました。

「よみっこ」のステージは「はじまるよ」の手遊びから始まり,「うさぎのダンス」 (彩木かれん,ひさかたチャイルド,1998年),「わたしのわごむはわたさない」 (ヨシタケシンスケ, PHP研究所,2019年),「だるまさんと」 (かがくいひろし,ブロンズ新社,2009年),「はじめてのおつかい」 (筒井頼子作・林明子絵,福音館書店,1977年)の4冊の読み聞かせが行われました。学生たちは,はっきりとしたよく通る声で子どもたちに語りかけるように絵本を読み,子どもたちもその世界にひきこまれていました。特に「だるまさんと」では,体を動かしながらの読み聞かせで,「ぺこっ」や「ぎゅっ」などの動きを学生たちが体で表現すると,子どもたちも学生たちと同じように体を動かして楽しんでいました。

「うさぎのダンス」「うさぎのダンス」

「わたしのわごむはわたさない」「わたしのわごむはわたさない」

「だるまさんと」「だるまさんと」

「はじめてのおつかい」「はじめてのおつかい」

今年は大学への入構が禁止となり,学生たちは実際に集まることができず,打ち合わせや練習をオンラインで行いました。音声が途中で途切れたり,タイムラグが生じたりするため,掛け合いの間がとりにくく,大変だったとのことです。そのような中でも,自分たちで絵本を選び,コメントをしあいました。また,東海テレビの庄野俊哉アナウンサーや「よみっこ」の先輩学生からもアドバイスをもらって練習を行ったそうです。

今回のイベントに,顧問の麓洋介准教授(幼児教育講座)は「読み聞かせに子どもたちがじっと耳を傾け,一緒に体を動かして楽しんでくれる様子に学生たちの表情も充実した様子でした。世の中の生活様式が大きく変わった中での今回のイベントでしたが,その中でも人と人とのつながりやかかわりの大切さを改めて強く感じました。絵本の読み聞かせを通して子どもたちとかかわり,学生たちにとってもさまざまな気づきや成長の機会になってくれればと思います」と感想を話してくれました。

(広報課 副課長 古田紀子)

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