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2020年10月29日 教職キャリアセンター主催全学FD集会「教職実践演習における授業の実践例」を開催しました。

2020年11月09日

対面参加の会場(次世代教育イノベーション棟)の様子 対面参加の会場
(次世代教育イノベーション棟)の様子

10月29日(木),教職キャリアセンター主催の全学FD集会「教職実践演習における授業の実践例」を開催しました。対面とオンラインの両形式で開催され,教職員55人が参加しました。

「教職実践演習」は4年生の後期に実施される教員免許法上の必修科目で,教職課程の総仕上げとして位置づけられています。本学では,第1回,2回,4回,6回を学校教育講座が共通部分として受け持ち,第3回,5回,7~15回を各教育単位が受け持っています。この各教育単位が受け持つ回の授業内容・授業計画はそれぞれが企画しており,特徴のある授業が実践されています。このFD集会は,他所属の教員がどのような授業を行っているかを知り,授業改善に役立てるために計画されました。

授業実践例では保健体育講座 鈴木一成准教授,理科教育講座 上野裕則准教授,外国語教育講座 建内高昭教授の3人より報告されました。鈴木准教授からは,附属学校とインターネットで接続しての授業観察や,聾学校の陸上競技大会の大会運営を実施した事例が報告されました。また,上野准教授と建内教授からは授業観察と模擬授業の実践事例について報告され,授業観察後に授業を行った先生方と協議会を行ったり,学生が授業構想を練ってから参観することで実際の授業構成・ねらいの違いに気づくようにしたりするなど,学生への教育効果を高めるように工夫されていました。授業実践の方法はそれぞれ異なっていましたが,総仕上げの位置づけのこの授業について,報告者3人とも「これが終わりではなく,これからがはじまり」と述べたことが印象的でした。

授業実践例の報告を行った鈴木准教授(左),上野准教授(中),建内教授(右) 授業実践例の報告を行った鈴木准教授(左),上野准教授(中),建内教授(右)

授業改善につながることが期待される,有意義なFD集会となりました。

(広報課 副課長 古田紀子)

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