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2021年6月19日 東三河地区教育委員会との共同開催事業(スクールリーダー研修)を開催

2021年06月24日

会場の様子 会場の様子

6月19日(土)、豊橋市教育会館があるライフポートとよはしの研修室において、東三河地区の教務主任スクールリーダーを目指す教員、指導主事を対象とした連携公開講座「スクールリーダー研修~次世代の学校づくりと学校マネジメント~」を開講しました。

この連携公開講座は本学と東三河地区教育委員会との共同開催事業として、2016年の連携協定締結後、継続して開催しています。昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止しており、今回が5回目の開催です。当日は37人が参加しました。

1時間目は、教育ガバナンス講座大村惠教授から、「次世代の学校づくり」について講義を行いました。地域と学校との連携・協働の必要性について講義し、「社会に開かれた教育課程」の実現に向けた国の取り組みや制度などについて解説を行いました。また、子ども・学校が地域づくりに挑む岡崎市小豆坂小の取り組み、コロナ禍の中で学校支援を進める瀬戸市の取り組みを紹介しました。

2時間目は、学校教育講座清水克博特別教授から、「次世代の教育推進と多忙化解消に向けた学校マネジメント」について講義を行いました。急速な社会変化や、新型コロナウイルス感染症の拡大といった予測不可能な出来事がおこる現代にあって、子どもたちにどのような教育が必要か、また、実現に向けた業務多忙化の緩和はコロナ禍の今こそ実現が可能ではないかと講義し、ECRS論*を使った手法で業務改善策について演習を行いました。

受講者からは、「具体的な事例を知ることがとても参考になった」「新しい視点を持つことができた」などの感想があり、有意義な講座となりました。

講義をする大村惠教授講義をする大村惠教授

講義をする清水克博特別教授講義をする清水克博特別教授

*ECRS論とは、「Eliminate(排除)」「Combine(結合)」「Rearrange/Replace(交換)」「Simplify(簡素化)」の4つの観点から、業務プロセスの改善を図る手法です。

(地域連携課 副課長 島村瑞穂)

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