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2021年6月29日 SDGsの普及・啓発を推進する学生団体SAGAが教育ガバナンス概論とコラボレーション授業を実施

2021年07月19日

SAGA名称の由来

6月29日(火)、教育ガバナンスコース3年生対象の授業「教育ガバナンス概論」(担当 教育ガバナンス講座 風岡 治教授)の第8回「教育行政とSDGs」が実施されました。この授業は教育、学校の現場において、ガバナンス概念がどのように導入され、運用されているのかをさまざまな事例を通して学ぶ授業で、風岡教授の呼び掛けにより、SDGsの普及・啓発を推進する学生団体SAGA(サーガ)とのコラボレーション授業が実現しました。

SAGA開発教材「生態系ピラミッド8並べ」 SAGA開発教材「生態系ピラミッド8並べ」

最初に、風岡教授よりSAGAメンバーが紹介され、SAGAメンバーから、「『SAGA』とは子ども(小中学生)に向けた授業や教材などを通して、SDGsの普及・啓発を推進する本学の学部生・大学院生のよる活動団体である」との説明がありました。次いで、SAGAが開発した3つSDGs教材「生態系ピラミッド8並べ」「バイオミミクリー(生物模倣)トランプ」「SDGsすごろく」について紹介がありました。

SAGA開発教材「バイオミミクリー(生物模倣)トランプ」 SAGA開発教材
「バイオミミクリー(生物模倣)トランプ」

次に、風岡教授より本授業の趣旨説明があり、教育ガバナンスコース3年生がICT端末を使って、SDGs教材「SDGsバーチャルまちづくり」で「17の目標」をクリアしようと、創意工夫を凝らしながら、まちづくりに取り組みました。その後、自分の作ったまちをセルフチェック表で確認し、その気づきを周りの人と共有し、建物とSDGsの目標がどのように関連しているかについて話し合いました。

SAGAスタッフからのアドバイス SAGAスタッフからのアドバイス

授業中に、風岡教授から「みんな、それぞれ違うまちが作られていて面白い。どれも正解ですね!」という言葉があり、このまちづくりがSDGsを学ぶための過程であり目標ではないことが示されました。自由にまちづくりに取り組める雰囲気づくりや、柔軟な発想を大切にする風岡教授の学生に寄り添う姿勢がうかがえました。

授業後のアンケートでは、「難しいと思っていたSDGsを身近に感じることができた」「17の目標の意味について詳しく理解できた」「ICT端末を使った授業は目で見て分かりやすく、何度でもトライできるから楽しい」などの感想が寄せられました。

今回の授業で、まちにあるさまざまな建物とSDGsの目標との関連性を学ぶことができたとともに、学校事務や教育にかかわる自治体職員を志望する学生にとって、今後どのように教育行政に生かすことができるかを考えるきっかけの一つになったと思います。

授業全体の様子授業全体の様子

風岡治教授(右から2番目)とSAGAスタッフ風岡治教授(右から2番目)とSAGAスタッフ

(広報課 副課長 長谷川由香)

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