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2021年8月7日 ひらめき☆ときめきサイエンス2021「天気予報のツボ」を開催しました。

2021年08月24日

8月7日(土)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2021「"天気予報のツボ":気象実験や、実データによる予報作成・検証体験と合わせて学ぶ」を、自然科学棟サイエンスアクティビティルームにて開催しました。ホームページなどで参加者を募り、高校生14人、中学生12人が参加しました。

ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。「天気予報のツボ」では、気象学を研究する理科教育講座 田口正和准教授が、身近なようで実はあまりよく知られていない天気予報について学べる内容を企画・実施しました。

まず、田口准教授が、日本付近の天気についておさらいした後、過去の天気予報から素朴な疑問を問い掛け、一日のプログラムの導入としました。次に、ゲスト講師に気象予報士でもある槇野泰夫先生(日本気象予報士会東海支部)が、気圧・凝結・雨粒などに関する実験を紹介しました。さらに、もうひとりのゲスト講師の多々良秀世先生(同)から、現場でも使用される資料を用いて天気変化の読み取り・予報文作りを教えていただき、参加者自身で天気予報の作成に挑戦しました。最後にまとめとして、天気予報の仕組み・歴史・課題などを勉強しました。

田口正和准教授による講義の様子田口正和准教授による講義の様子

気象予報士槇野泰夫先生が気圧に関する実験を行う様子気象予報士槇野泰夫先生が気圧に関する実験を
行う様子

参加者からは「雨粒の形を実験で実際に見ることができて楽しかった」「毎日見ている天気予報がどのように作成されているか知ることができた」という声が多く寄せられ、天気予報や科学により興味を持ってもらえた機会となりました。

(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)

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