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2022年2月28日 美術選修・専攻の学生が「郵便による『お手紙』文化の復興」をテーマにプレゼンテーション

2022年03月09日

2月28日(月)、美術選修・専攻2年生の学生が「郵便による『お手紙』文化の復興」をテーマに、日本郵便株式会社にプレゼンテーションをしました。

美術教育講座 富山祥瑞教授が担当する「デザイン実技II」の授業で、「問題提起のクリエイティブ提案力」の育成を目的に実施されました。「デザイン実技II」では毎年、クライアントから実在する製品・サービスの販促企画を依頼されたという想定でテーマを設定し、チームに分かれて競合コンペ形式のプレゼンテーションをしています。これまでは「岡崎の『八丁味噌』」や「刈谷特産の切り干し大根」、「中日こどもウイークリー」などを取り上げており、今年は「手紙」を取り上げました。

想定クライアントとして日本郵便株式会社からは、販売促進業務の担当者など5人に参加いただきました。学生は4~5人で1チームとなり、7チームが持ち時間14分で発表しました。それぞれのチームは、手紙を出すことの利点と、手紙が出す機会が少ない理由をまとめたうえで、「オタクの"好き"や"推し"の気持ちを手紙にするキャンペーン」や「終活に興味がある層をターゲットにした"エンディングレター"の活動を立ち上げる」、「記念日や旅行などのタイミングで手紙を書く機会づくりをPR」などさまざまな提案をしました。

プレゼンテーションの様子プレゼンテーションの様子

プレゼンテーションの様子

プレゼンテーションを受けた刈谷郵便局 総務部長の西田貴裕さんは「若い世代の提案に刺激をもらった。プレゼンテーションの中で、サンプルの手紙を渡してくれたり、プロモーションのCM動画を披露してくれたりしたが、それだけで胸が温まった。手紙に込められた想いや温もりを届ける会社として、お客様の背中を押す提案をしていきたい」と総括されました。

この日に向けて、半年かけて企画を練ってきた学生たちは、クライアントを前にしたプレゼンテーションを終えて安堵の表情を浮かべており、貴重な経験となりました。

(広報課 広報・渉外係 社本真里)

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