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2022年3月30日「ICT機器&プログラミング教材研修会(体験型)」を開催

2022年04月15日

プログラミング教育の有用性について説明する新津勝二理事プログラミング教育の有用性について説明する
新津勝二理事

3月30日(水)、「ICT機器&プログラミング教材研修会(体験型)」を開催しました。学校現場では、急激に導入が進んだICT環境整備とデジタル教材などのソフト面の導入に対して、教員のICT活用指導力向上が喫緊の課題になっています。このため、最新のICT機器やデジタル教材などの活用方法について理解を深めるための機会として、体験型の研修会をテクノホライゾン株式会社エルモカンパニーと共催で開催しました。当日は学内外の教職員13人が参加しました。(学内者10人、学外者3人)

書画カメラ(実物投影機)を体験する参加者書画カメラ(実物投影機)を体験する参加者

参加者は、2・3人のグループごとに用意された書画カメラ(実物投影機)とロボットに触れ、講師の話に耳を傾けながら実際に自分が操作を行う、まさに体験型の研修会を楽しみました。

特に、前半の書画カメラ(実物投影機)の紹介では、遠くの壁にある取扱説明書や、地図帳の索引の細かい文字を、教室の後ろに掲示されている児童生徒の作品などに見立て、あっという間にピントを合わせることができるその性能の高さに、参加者からは歓声が上がりました。また、このコロナ禍で機会が増えたオンライン授業でも書画カメラ(実物投影機)がWebカメラとして活用できることも知ることができました。

後半のロボットプログラミングでは、参加者一人につき一台のロボットが割り当てられ、おのおのが自由なプログラミングを行い、最後には自身の描画プログラミングを披露する場が設けられました。

プログラミングを体験する参加者プログラミングを体験する参加者

描画プログラムを実行するロボット描画プログラムを実行するロボット

講評を行う松永豊教授講評を行う松永豊教授

研修会の最後では、情報教育講座の松永豊教授より講評が行われました。「ICTが教育に入っていく中で、その教育の方法が変わるということは、面白い授業がどんどん生まれていくことではあるが、同時に実現に苦労する先生がいるということでもあり、今日の研修会は、プログラミング教育やICT教育の必要性というものを改めて感じる研修会となった。一緒に参加して、一緒に楽しむことができた有意義な研修会だった」と述べました。

研修会終了後のアンケートでは、参加者から「書画カメラ(実物投影機)は、講義でいつも使っており、さらなる活用のヒントをいただきました。また、ロボットの操作も興味深く、今後の講義でのヒントになりました」「最新の教具について分かりやすく理解でき、現場での利用の姿もよく伝わる、有用な研修会でした」「プログラミング体験がとても楽しかったです。書画カメラ体験も新しい機能を知ることができ勉強になりました」「実際にやってみて、とても難しかったけれどとても楽しかったです。現場のICT教育はここまできているんだと実感できてとてもよかったです」という感想が寄せられ、体験型研修会の有効性が現れた結果となりました。

(教務企画課 教育高度化支援係)

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