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トヨタ車体ハンドボール部「BRAVE KINGS」と保健体育専修の学生が合同授業を実施

2022年06月06日

「BRAVE KINGS(ブレイヴキングス)」の選手たち 「BRAVE KINGS(ブレイヴキングス)」の選手たち

5月9日(月)、23日(月)、30日(月)の3回に渡り、本学保健体育専修の1年生とトヨタ車体株式会社のハンドボール部「BRAVE KINGS(ブレイヴキングス)」が「越境的な学び」での合同授業を行いました。

トヨタ車体は刈谷市の本学近隣に本社があり、ハンドボール部は日本ハンドボールリーグ2021-2022シーズンにおいて2位、東京オリンピック出場選手をはじめとする日本代表選手が数多く所属する日本を代表するトップチームです。以前より、刈谷ハンドボールクラブやリーグの運営の補助などで本学ハンドボール部とのかかわりがありました。

従来のこのような授業や講習会では、トップリーグの選手が学生や子どもたちに教えることで進められますが、「越境的な学び」は従来型の一方通行の学びではなく、トップリーグの選手も学生から学ぶ双方向の学びを得られることが特徴です。1回目、2回目の授業では、トップリーグの選手と学生が協働してチームを作り、ハンドボールを簡易化したシュートゲームを大会形式で行い、3回目の授業では「越境的な学び」についての講義を行い共に学びました。

チームづくりについて話し合う選手と学生チームづくりについて話し合う選手と学生

「越境的な学び」についての講義を受講する様子「越境的な学び」についての講義を受講する様子

学生からはトップリーグの選手とかかわることに驚きを感じながらも「コミュニケーションの大切さが学べた」「スポーツは年齢や性別関係なくかかわることができ、いろいろな壁を無くすことができると思う」「教師になったときには子どもたちが楽しめるような工夫のある授業をしていきたい」などさまざまな感想がありました。トヨタ車体の選手からは「ハンドボールそのものが持つシュートを決める楽しさを提供できる授業だったので、スクールを開催する際に使いたい」「自分の固定観念が学生にプレーしにくい状況を作らせていたことに気づいた」「単発で終わらずに継続的に活動したい」などの感想があり、「越境的な学び」による双方向の学びが得られた授業となりました。

今回の合同授業は「地域・大学・企業との連携」の重要性や「越境的な学び」の学習効果を実感できるもので、これから体育科教育を学んでいく1年生にとって貴重な経験になりました。

学生と選手がプレーする様子

学生と選手がプレーする様子

学生と選手がプレーする様子

学生と選手がプレーする様子

授業後の記念撮影 授業後の記念撮影

(保健体育講座 准教授 山下純平)

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