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2022年6月1日 角文株式会社による富士松南小学校への環境活動「川の環境学習」に学生が活動支援を行いました。

2022年06月06日

川の調査方法についての説明 川の調査方法についての説明

6月1日(水)に、角文株式会社による小学校への環境活動「川の環境学習」が刈谷市立富士松南小学校4年生の児童を対象に実施され、本学で理科を専攻する学部生、大学院生が活動支援を行いました。角文による小学校の環境活動への本学の学生による連携支援も長く継続されておりましたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延状況により、本事業も3年ぶりに実施され、本学の学生支援も3年ぶりとなりました。

当日、天候にも恵まれ、富士松南小学校4年生児童100人以上に対して、角文のスタッフ約20人、本学理科専修の3年生5人、教科指導重点コース(理科)の大学院生5人の10人が川の活動に参加しました。

活動場所は、刈谷市泉田町(刈谷市総合運動公園)横の逢妻川で、川の流速、にごり、透明度、pH、CODなどの調査を行った後、実際に川に入って川の生き物調査や川のごみ拾いを行いました。ハゼ、ベンケイガニなどの生き物が採集できた一方、空き缶や空き瓶、靴、タイヤなど大量のゴミが収集され、表面上きれいな川にこれほどまでのゴミが見つかったことに多くの児童が驚いていました。「このような川のゴミを減らすために、どうしたらよいか考えてみよう」と呼び掛け、活動は終わりました。

本事業に協力した本学の学生も、コロナ禍の影響で屋外の環境活動に参加できなかった中での久しぶりの活動で、児童と共に川の環境についての学びを深めると同時に、野外での教育活動の支援の仕方など多くのことを学んだ機会となりました。

川の生き物調査の様子川の生き物調査の様子

川から集められたゴミ川から集められたゴミ

なお、この活動の様子は、6月1日(水)にケーブルテレビキャッチネットワークの「KATCH TIME 30」で紹介されました。

(理科教育講座 教授 大鹿聖公)

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