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2022年9月8日 「実用数学技能検定『数検』グランプリ 文部科学大臣賞」の贈呈式が執り行われました。

2022年09月16日

2021年度に実用数学検定団体受検を実施、優秀な成績を収めたとして、本学が公益財団法人日本数学検定協会(甘利俊一会長、清水静海理事長)の「実用数学技能検定『数検』グランプリ 文部科学大臣賞」を受賞し、9月8日(木)に贈呈式が本学にて執り行われました。

文部科学大臣賞は、当該年度に「実用数学技能検定『数検』グランプリ 奨励賞」(3カ月おきに積極的に実用数学技能検定を活用され多大な成果を挙げられた団体と認められた団体に贈られるもの)を受賞した、小学校、中学校、高等学校、高等教育(大学・短期大学・高等専門学校)、一般団体、公教育団体の6部門のなかから、協会の顕彰評価会議(有識者による会議)によって認められた、金賞受賞候補団体の中からさらに卓越して優秀な団体に贈られるものです。本学は、2022年3月24日に奨励賞を受賞しています。

本学の実用数学技能検定団体受検は、2007年2月検定から、数学と情報の学生の就職支援活動の一環として始まりました。準1級以上の合格であれば、教員採用試験の願書の特技などの欄に記載できます。教員採用試験の中学校・高等学校の教科専門の数学の出題範囲は準1級・1級のそれと重なっていると考えられるからです(団体受検で受検可能なのは準1級まで)。以後年3回(おおよそ6月、11月、2月の土曜日)、希望者を対象に団体受検を実施してきました。団体受検が成立して実施できるためには一定以上の申し込み者数が必要であるため、大学から附属高等学校へ声を掛け、2008年11月からは大学生と高校生が一緒に受検する運営とし、同じキャンパスに通学する大学生と高校生が支えあって団体受検の成立要件を満たすようになり、現在に至っています。

2021年度に受検した大学生、高校生の成績が良かったことに加えて、本学は2009年度、2016年度にも金賞を受賞しているなど、長期的な取り組みが評価され今回の文部科学大臣賞の受賞理由となりました。文部科学大臣賞の受賞と併せ、永く数学の指導に携わり指導の成果を挙げたとして、団体受検に関わった附属高等学校 神谷良明教諭が生涯学習功労賞を受賞しました。

9月8日(木)に執り行われた贈呈式には、公益財団法人日本数学検定協会の代表者として中村洋一常務理事が本学に来学され、学長室にて大学を代表して野田敦教学長に文部科学大臣賞状と記念楯が、生涯学習功労賞を受賞した神谷良明教諭に賞状がそれぞれ渡されました。

(情報教育講座 教授 安本太一)

贈呈式の様子

生涯学習功労賞を受賞した神谷良明教諭生涯学習功労賞を受賞した神谷良明教諭

受賞者代表あいさつをする野田敦敬学長受賞者代表あいさつをする野田敦敬学長

受賞者の記念撮影 受賞者、関係者らの記念撮影
(後列左から、情報教育講座 安本太一教授、数学教育講座 小谷健司教授・副学長、
前例左から、附属高等学校 神谷良明教諭、野田敦敬学長、公益財団法人日本数学検定協会 中村洋一常務理事)

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