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2022年8月22日 文部科学省の調査研究協力者会議で本学教員が発表しました。

2022年09月16日

8月22日(月)に開催された、文部科学省「『令和の日本型学校教育』を推進する地方教育行政の充実に向けた調査研究協力者会議」(第6回)において、教育委員会の機能強化・活性化のための方策等について、大学・教育委員会へのヒアリングが行われました。
教育行政職員が求められる資質・能力を着実に身に付けるための方策について、先駆的な取り組みを行う大学として、本学大学院 教育支援高度化専攻 教育ガバナンスキャリアコースが取り上げられ、コース代表の風岡 治教授がオンライン方式で発表しました。

風岡教授は、コースの概要・設立経緯・今後の展望等について発表の中で、「学校や教育、子どもの課題に関する見識や法的な知識をもって、戦略マネジメントや新たな価値創造ができることがこれからの行政職員に必要な資質だと考えており、本コースではそのような人材の育成を目指して、教育・研究活動を展開している」と説明しました。

風岡 治教授による発表の様子 風岡 治教授による発表の様子

発表の後、質疑応答が行われ、委員からは多くの肯定的な意見や質問が寄せられました。

一例として、本コースにおいて、教育行政職員や学校事務職員として現職で勤務している方が多く学んでいることについて、「学生の派遣元の自治体との関係性や、理解を深める取り組み」に関して質問がありました。
風岡教授は、「第一に、本学に対しての県内の教育委員会からの信頼があって実現している」と前置きしたうえで、「学部の授業(※)の中で、自治体の市長や教育長といったリーダーの方々をゲストティーチャーとして招いて施策についてお話いただき、学生たちと一緒に協議をするという授業を行っている。その中で、市長や教育長から、教育行政職員の必要性についての理解を深めてもらったり、あるいは逆に、こうした職員の必要性について示唆をいただいている」と説明しました。

教育ガバナンスキャリアコースでは、社会に求められる高度な専門性を有する教育行政職員、学校事務職員の育成にこれからも努めてまいります。

※本学では、教育学部 教育支援専門職養成課程に教育ガバナンスコースを設置しており、学部段階でも、教育機関などで活躍できる教育事務職員、教育にかかわる自治体職員などの育成を行っています。

(教務企画課 大学院係長 河尻 直)

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