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2022年10月22日「第3回親子プログラミング教室」を開催!

2022年11月04日

10月22日(土)、愛知教育大学と豊田まちづくり(株)・丸善雄松堂(株)及びテクノホライゾン(株)エルモカンパニーは、T-FACE(豊田市駅西口)において「第3回親子プログラミング教室」を開催しました。本年3回目となるこのイベントは、60分という限られた時間内で、プログラミングで試行錯誤することを体験することを第一の目的として行われ、午前、午後の部に合計19組の親子が参加しました。

サポートする学生ICT支援員①サポートする学生ICT支援員①

最初に、新津勝二理事・副学長から、愛知教育大学の紹介と未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環としてプログラミング教室を開催していることの説明がありました。次に、教職キャリアセンター中池竜一准教授による「プログラミング教育」に関する講演が行われ、「たくさん失敗して何回もやり直してください」と優しく語りかけました。

サポートする学生ICT支援員②サポートする学生ICT支援員②

その後、参加者はロボットを使った作図方法の説明を受け、まず最初に、描きたい図を設計することから始め、アプリ上で直線の距離や曲がる角度、動作時間などを工夫してオリジナルの図柄作りに挑戦しました。お父さんお母さん自らが角度を計算する姿も随所に見られ、会場内では成功して歓声が上がる場面もありました。いくつかの完成した作品は、ロボットの動作がその場で大きなスクリーンに映し出され、子どもたちからは、工夫した点や作図のタイトルなどが発表されました。

このプログラミング教室は、累計6回の開催となりましたが、どの回においても子どもならでは発想に基づく作品が発表され、主催者としても毎回学ぶことの多い機会となりました。

【参加者の感想】

〇子ども ●保護者

〇プログラミングをプログラムするところが面白かった。
〇まだ学校でやったことがなかったのでとても楽しかった。
〇ロボットを使ったプログラミングで好きな絵柄ができてうれしかった。
●角度などの設定が難しかったので、紙上で計算しました。
●子どもにプログラミングを体験させることができてよかった。
●最近YouTubeしか見ないので、これを機会にプログラミングも学んでほしい。

【学生ICT支援員の感想】

(教育学部2年 高須 慈さん)

小学生の時からデバイスを使うことになれている子どもたちは、デバイスをどのように使いこなすのか問われていると感じましたが、今回の体験は新しい視点を磨くきっかけになると思いました。サポートを通じて、自分が子どもだった時にこのような教室があったら良かったなと思うと同時に、子どもたちに伝えていく立場として遅れをとらないよう日々学んでいきたいと感じる体験でした。

(教育学部2年 河野 健さん)

今回の勉強会で学んだことは、親がプログラムの正解を知っている時、それを子どもにそのまま教えてしまうことが多いので、正解を知りつつそれとなく誘導して子ども自身が正解を探すようにすることが大事だなと思いました。

(教育学部3年 河合晃輝さん)

子どもたちが失敗を恐れず一生懸命取り組んでいたところが印象的でした。三角形や四角形の描き方を基に、少し数値を変えてみたり、角度を変えてみたりと試行錯誤しながら思い思いの図形を描いていました。丸を描くためにコンマ何秒で角度を調整したり、算数で習ったことを生かして立方体を描いていて、私自身驚くことばかりでした。失敗するのは嫌だし恥ずかしいと考えがちですが、今回の活動のようにいろいろと挑戦してたくさん失敗もして、図形が完成した時にはみんなに自慢してほしいなと感じました。

(教育学部3年 金乙敦也さん)

子どもたちの飲み込みの早さと発想の豊かさに驚かされました。特に、ロボットに幾何学的でない絵を描かせようと何度も試行錯誤している姿にとても感心しました。

完成した見事な作図完成した見事な作図

学生ICT支援員(前列)と運営スタッフ学生ICT支援員(前列)と運営スタッフ

(理事・副学長 新津勝二)

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